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私が○○なくなった理由

作者:迷子の羊
私が大人になるまでの話をしよう。幼い“わたし”は未だに私のなかで泣き、耳の奥で声をあげている。これはそんな“わたし”への慰めであり、弔いのために書いている。
名前を付けられずに漫然と積み上げ続けた感情の上に成り立つ自分は、なんて正体不明なんだろう。これはわたしの回顧と再出発の物語。

暗い話が苦手な方はお避け下さい。
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