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転生特典チート隠してたけどバレました!?  作者: 虹夢 なうみ
王都出立準備編
42/44

42.冒険者登録

いよいよ、冒険者登録だぜ!

  ◆ ◆ ◆


 「レクス。目立ってくれてありがとう」


 フーヤは闘技場から出てきたレクスに声をかける。


 (なんか、転生者(チート持ち)の主人公みたいな事やってたけど………ユウレイルさんの入れ知恵かな?それとも、あの女神(ルーン)?)


 フーヤはそんな事を考えつつも、笑顔でレクスを見る。

 そんなフーヤを見て、レクスはつぶやいた。


 「フーヤ。笑顔過ぎてお前じゃないみたいだぞ。魔道具を作っている時よりも笑顔って……」


 若干、引き気味である。


 「それでは参りましょう。フーヤ()、レクス()


 ゼロイがやって来てそう告げる。


 「「()!?」」


 訝しげなフーヤとレクスの声を無視し、ゼロイは振り返る事なく歩いていく。

 フーヤとレクスは顔を見合せつつも、ついていった。

  ◆ ◆ ◆


 (これ、どこまで行くんだ?)


 ゼロイに先導され、歩き続けているフーヤとレクス。

 歩き始めてから3分はたっている。

 しかも、ゼロイは複雑な道筋を辿り、何回か同じ道を通っているのだ。

 とはいえ、あまりにも複雑なのでフーヤも『索敵魔法』の表示を見なければ気付かなかっただろう。


 (……これ、もしも不法侵入されないように撹乱しているとかなら無駄だからさっさと部屋に案内してほしい)


 「ゼロイ。終わった?」


 「「えっ!?」師匠!?」


 フーヤとレクスの声が絶妙にハモる。

 ユウレイルがいつの間にかゼロイの隣にきていた。


 「ユウレイル()。つつがなく、冒険者たちを黙らせる事には成功しました。今は冒険者登録のため、()()()()に向かう途中です」


 「ゼロイ。立場的にその口調は仕方ないとしても、様呼びは止めろ。気持ち悪いから」


 「しかし、それでは示しがつきませんから」


 「ゼロイ。じゃあ、命令という事で」


 「なら、仕方ありません。ユウレイルと呼びますよ」


 「あの、師匠?どういう事です?」


 二人の会話に割って入るレクス。


 「……簡単に言うと、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()の地位にいるって事かな」


 「「はいっ!?」」


 フーヤとレクスの声がハモる。


 「まあ、詳しい話は()()()()でするよ。僕が来たから、近道使えるしね」


 そう言ってユウレイルは歩き出す。


 (いや、どういう事だよ!)


 フーヤは心の中で叫んだ。

  ◆ ◆ ◆


 「それで、ユウレイル。ルーン様とのデートはどうしたんです?」


 歩きつつも、ゼロイがユウレイルに話しかける。


 「………約束を忘れてたって、()()()のところに出かけてったよ。まったく、ルーンに振られてるのにいつまで一緒にいようとするんだか。今度、会ったら殴る」


 ユウレイルの言葉に苦笑するゼロイ。


 「相変わらずですね。まあ、殴るだけで済むなら進歩したものですかね」


 「………あの、何の話ですか?」


 「いや、レクス。聞くのはそこじゃない。まあ、確かに気になるけど、それよりもさ…」


 フーヤは周りを見回すとたずねる。


 「()()なんなんですか?」


 そう。

 フーヤ、レクス、ユウレイル、ゼロイが歩いているのは『冒険者ギルド』の廊下ではなかった。


 「何って、地下にある()()()()かな」


 「…なら、何故ユウレイルさんが取り出した魔道具で来れるんです?そもそも、何でこの場所を知ってるんです?で、何処に続いているんです?というか、なんで隠し通路の入り口が落とし穴みたいな隠し扉なんですか?」


 「……ここなら、聞かれる心配はないか。まあ、順番に説明していくよ」


 ユウレイルは面倒そうに説明を始める。


 「まず、この隠し通路は僕とルーンと()()()が近道する為に作った通路で床がパカッと開くのは完全にルーンの趣味だから。僕は関係ない」


 「師匠。()()()って誰なんです?」


 レクスが首をかしげる。


 「ルーンの英雄パーティーは三人だけってのは、知ってるよね?その三人目だよ」


 「それで、この通路は何処に近道する為にあるんです?」


 フーヤの質問に、ユウレイルは口を開く。


 「さっき、ゼロイがぐるぐると『冒険者ギルド』の中を歩いていたと思うけど、本来はそんな感じの面倒くさ過ぎる方法をとらないとたどり着けない部屋があるんだよ。その部屋への近道ってわけ」


 「どんな部屋なんですか?」


 「まあ、見た方が早い」


 ユウレイルは立ち止まると、フーヤとレクスを先に促す。

 そこには、地下にあるとは思えないほど立派な木製の両開きの扉があり、白い石のプレートにこう刻まれていた。


 『秘密組織アルカナ』


 「これって………」


 恐る恐るつぶやくレクスと目を丸くするフーヤにユウレイルは言った。


 「その部屋ってのは、『秘密組織アルカナ』の本部のうちひとつってわけ」


 ユウレイルは手を打ち合わせる。

 パンッと乾いた音が響きわたり、扉が開く。

 フーヤとレクスはユウレイルに促されるままに、『秘密組織アルカナ』の本部のひとつへと足を踏み入れた。

  ◆ ◆ ◆

あ、タイトル詐欺だった。

ぜんぜん、登録のとこまでいってない。

次回投稿は次の日曜日!・・・のはず。

いや、ストックが心許ないのでね。

頑張りますので、見捨てないで下さい。

ブクマ等もよろしくお願いいたします!

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