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転生特典チート隠してたけどバレました!?  作者: 虹夢 なうみ
始まりの学院編
29/44

29.アルカナ

あれ?いつのまにか、週一投稿になってる?

.........マイペースな作者ですみません(ペコ)


「そういえば、レクスは知らなかったか......」


フーヤが、ぼそりとつぶやきながら饅頭に手を伸ばす。

「逆にフーヤは知ってるのかよ!?」

レクスが、フーヤを見る。

フーヤは、饅頭をはむはむしながら答えた。

ふぉれは(それが)ひぇいひゅう(英雄)ほひゅうほのはからへ(と言うものだからね)

「.........せめて、饅頭食い終わってから言え」

フーヤは、饅頭を食べ終わるとルーンに言う。


「それで、聞きたいことがあるんだけど」


「どこまでもマイペースだな......」

レクスの突っ込みを気にすることなく、フーヤはポケットから()()()()()を取り出す。

取り出せれたとたん、カードはフーヤを囲うようにして円になって旋回し出した。


「それって...................」


レクスが、驚きの声を上げる。

フーヤは、レクスに不思議なカードを手に入れたことは伝えていた。

しかし、実際に見るのと話を聞くのとでは、やはり違う。


「フーヤ君」


ルーンが、カードを見つめる。


()()が認めたんだ。それは、もう君の物。君が死ぬまでね」


饅頭に手を伸ばすルーン。


「その()()ってのがなんなのか知りたいんだけど.........」


フーヤが、そう言うとルーンは饅頭をのみこんで応える。


「国家機密だけど、もう所有者だし話すね」


「俺、聞いてもいいのか?」


レクスが、少し慌てたように聞く。

ルーンは、緑茶を飲んで微笑む。


「こいつと一緒にいる地点で、知っておいたほうがいいから。どっちみち、知ることになる可能性高いし、聞いておけばいいよ」


そして、ルーンは緑茶を飲み干すと告げた。


「君が手に入れた物の正体は『()()()()()()()』の一つ.........『風の剣(ウインド·ソード)』」


「それで?どういう物なの?」


フーヤが、少し前のめりになる。

目の色が明らかに違う。

レクスは、そんなフーヤを見てぼそりとつぶやいた。


「フーヤってやっぱり、魔道具のことになると目の色が変わるな」


レクスのこの言葉を当然のごとく無視するフーヤ。

フーヤの周りを旋回しているカードをちらりと見てから、ルーンは緑茶を湯呑みに注ぎながら質問をする。


()()()()が何か知ってる?」


首を振るフーヤとレクス。

ルーンは、少し考えこむ素振りを見せつつも、緑茶を一口飲む。


「それじゃあ、()()()()()()()は知ってる?」


「占いに使うカードということなら、知っていますけど......それ以上のことは............」


フーヤの返事にうなずくとルーンは、説明しだす。


「タロットカードのカードのことをアルカナって呼ぶの。そして、アルカナには大アルカナと小アルカナの二種類がある。タロットカードは、大アルカナの22枚と小アルカナの56枚の計78枚で一つの世界を形成している」


「一つの......世界?」


ルーンは、フーヤにうなずいて見せると緑茶を飲みながら説明を続ける。


「そんなタロットカードを模した魔道具が()()ってわけ。起源はこの世界の誕生にまで遡る......のだけれども、今はそれより効果のほうが重要よね......」


そこで、ルーンは少し残念そうにため息をつく。

そして、饅頭を半分ほど口に入れる。

ごくっと饅頭をのみこむとルーンは仕切り直したかのように、話だす。


「アルカナにはそれぞれ意味があり、効果があるものなんだけれど、大アルカナに関しては今の技術では効果を発揮するのは、ぶっちゃけ無理。今は、膨大な魔力を利用するしか出来ないんだよ。もったいないことに」


ルーンは、やれやれとでも言いたげな様子である。

フーヤは、電池みたいな感じか?などと言いつつも首をかしげた。

レクスが珍しく難しい顔をしている。


「それじゃあ、俺があの迷宮(ダンジョン)で見たのは......」


「大アルカナの0(ゼロ)愚者のアルカナだね。この魔法学院に保管されていたのは」


レクスがぽつりとつぶやいた内容に即、返事を返すルーン。


「でも、これは大アルカナの説明に当てはまらないよな。じゃあ小アルカナってことか?それと......」


フーヤは、自分の周りを旋回しているアルカナを見つつ、矢継ぎ早に質問しようとする。


「ちょっと、フーヤ君!ストップ!ストーップ!順番に説明するから!」


身を乗り出しているフーヤを嗜めつつ、ルーンはふうっと息を吐く。


「こんなに、フーヤ君が魔道具ヲタクになるとは.........まあ、いいや小アルカナの説明をしますと...」


そのルーンの発言に、うなずくレクスとちょっと待った!と声を上げるフーヤを横目で見つつも、ルーンは説明をする。


「小アルカナには、属性(エレメント)によって14枚づつ4種類に分けられるの。まず、フーヤ君が手に入れた『風の剣(ウインド·ソード)』...」


まだ、フーヤの周りを旋回していたアルカナ―『風の剣(ウインド·ソード)』に視線を向けるルーン。

そして、ルーンは自分の懐に手を伸ばす。


「それと、私の『火の杖(ファイア·ワンド)』...」


ルーンの取り出したアルカナ―『火の杖(ファイア·ワンド)』が、ルーンの周りを旋回しはじめる。


「「って、持ってんのかよ!!!」」


フーヤとレクスの声が、見事にハモった。

あ、ルーンも持ってるのね......

「悪い?あと、そうそうあることじゃないからね!一応(byルーン)」

次回投稿は、次の土曜日になりそうです。

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