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転生特典チート隠してたけどバレました!?  作者: 虹夢 なうみ
始まりの学院編
27/44

27.秘宝

皆さん、御存じだろうか。

あらすじ部分に『秘宝』という文字があることを.........

◆ ◆ ◆

フーヤが擬似転移した後、残されたレクスは......


「なんなんだよ...全く.........」


ペタッと座り込んでいた。

レクスが座り込んでしまった理由。

それは、単純にあの黒いローブの男の(オーラ)におされたからである。

圧倒的な強者の(オーラ)

これまでにも、レクスが(オーラ)を感じる相手もいるにはいたが、ここまで明確に殺意を持って(オーラ)を放たれたのは初めてであった。

はっきり言って、隣にフーヤがいなければ(オーラ)だけで倒れていたかもしれない。

それほどの力強い(オーラ)


「...逆に......なんでフーヤは平然としてるんだよ...しかも、追いかけてったし......」


その理由は、フーヤもその気になればあれくらいの(オーラ)は出せるからである。

むしろ、もっと強い(オーラ)もだせる。

もちろん、レクスはそれを知ることもなく、さらに言えばフーヤですらそのことを知らない。

そもそも、黒いローブの男の(オーラ)に気付かないのに、自分が(オーラ)を完璧に制御してるだけで本当は(オーラ)を放てるなんて思いもしないだろうが。


「...だいたい......普通、あんな一瞬見ただけの術式、模倣なんて不可能だぞ.........第一、あれどう考えても年単位で作られたやつだし......」


年単位で作られたというのは、文字通り何年かかけて作られたということである。

だいたい、術式は意味など特にない記号の寄せ集めが、特定の順番に並んでいることにより、特定の効果を発揮するものである。

フーヤは、そんなものを一瞬で覚えたことになる。

レクスは、その事に僅かばかり戦慄しつつも、封印魔法陣の中心に目を向ける。


「あれが、()()()......なのか?」


レクスは、それを見て首をかしげる。

凄まじい魔力を感じるが、その物がレクスの予想とかなり違うものだったからだろう。

()()()と呼ばれる魔道具。

その型は...............

◆ ◆ ◆


「ちょっと、座標がずれたか......」


フーヤは『索敵魔法』の表示で現在地を確認する。

王都の外のそう離れていない古びた屋敷のようなものの、部屋の一室のようだ。

(......大方、やつらのアジトの一つってところかな......まあ、大きくずれてはいないし、この距離ならすぐ捕まえられるかな.........)


「――――――――――――――――――――――――――――――――――!

  ―――――――――――――――――――――――――――――――――!」


(?.........これは?)

声でも音でもない何か。

しかし、それは確実にフーヤの心まで届いた。

それは、今から、逃げた黒いローブの男-首領頭を捕まえようとするために転移しようとしたフーヤをその場に留めさせた。

(............奥からか?)

フーヤは、『索敵魔法』の表示をちらりと見る。

(少しならいいか......................)

フーヤは、導かれるままに建物の奥へと足を向けた。

◆ ◆ ◆


「なんだ...これ.........?」


フーヤのたどり着いた部屋は、中央に台座がある以外になにもない部屋だった。

窓も家具も壁紙もなく、扉はまさかの忍者屋敷風に回転扉だった。

ただ、そんなことはどうでもいい。

フーヤは、中央の台座から目を離せなかった。

台座に置かれていたのは、()()()()()

不思議な気配と凄まじい魔力を放っている。

フーヤは、ゆっくりと台座に近づいた。

(なんだろう......この感じ.........体が......熱い)

フーヤは、立ち止まるとカードに手を伸ばす。

(本当にいいのかな?......触っても.........)

そんなこと考えつつも、フーヤは触ることを止めることは出来なかった。

フーヤがカードに触れたとたん。


ポアッ


カードが光を放つと、ふわりと浮かび上がった。

「えっ!?なに!?」

フーヤは、狼狽えつつもカードをよく見る。

先ほどまで不思議な模様が描かれていた裏しか見えなかったカードの表には、神秘的な絵と共にローマ数字が刻まれていた。

(エース)から(テン)までの数字がある。

それだけではない。

数字の代わりに、(キング)女王(クイーン)騎士(ナイト)王子(ペイジ)と刻まれているカードもある。

それらのカードが、フーヤを中心とした円を描くように宙を旋回していた。

そして、フーヤは.........

(なんなんだ......これ.........力が湧いてくる......)

フーヤの感じたことのない力が、体の奥底に満たされていく。

それは心地よく、それでいて圧倒的。

フーヤは、これまでの地点で転生特典チートによりこの世界基準でも、十分に強かった。

しかし、そんな強さとは比べ物にならない力が流れ込んできたのだ。

(これって、もしかしなくても、このカードの力だよね......)

フーヤは、驚きと戸惑いでなんでここに来たのかも忘れて、ただ、立ちすくんでいた。


ピンロン♪


フーヤは、思わずビクッとなった。

(なんだよ...このスマホの通知音みたいな音.........)

フーヤが、なにげなく『索敵魔法』の表示を見ると情報(ログ)が出ていた。

(.........これまで、一回も情報(ログ)なんて出たことなかったけど...)

そう思いつつ、フーヤは情報(ログ)を確認する。

その内容は.........


『♫♡♪からの■▲▽▣を抵抗(レジスト)しました』


「初情報(ログ)............バグっているのだが......」

なんか、いろいろ新要素が出てきた気が......

次回投稿は、土日くらいになりそうです。

まだ、原稿のストックがなくて......

すみません!!!!!!

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