表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生特典チート隠してたけどバレました!?  作者: 虹夢 なうみ
始まりの学院編
24/44

24.迷宮攻略①

約束通りの日曜日投稿!

迷宮(ダンジョン)攻略編第一段!


迷宮(ダンジョン)!?」


レクスの声が響く。

迷宮(ダンジョン)といえば、辺境の地にあるもので王都、それも魔法学院の施設の中にあるのは信じられないのだろう。

その気持ちはフーヤも分かる。

しかし、それは事実。

『索敵魔法』がそう指し示しているのだ。

「とはいえ、かなり変則的だけどね」

フーヤは『索敵魔法』で得た迷宮(ダンジョン)の情報を話し出す。

「階層数は五。迷宮要素はなくて、一から四階層まで全部、階層の主(フロアボス)の部屋がいきなり現れるみたい」

「いきなり階層の主(フロアボス)かよ!?それで、五階層は?」

レクスがそう言うと、フーヤはにこっと笑う。

迷宮の主(ダンジョンボス)の部屋。どうやら、その先にやつらが狙うものがあるらしいね。今、四階層攻略中みたいだし」

「そうなのか......ってなんで分かるんだよ」

さっと視線をレクスからそらすフーヤ。

「......まあ、『英雄』の力とでも、思っておいてくれ」

「......まあ、そういうことにしとくよ。それで、どうするつもりだ?」

レクスが首をかしげる。

「もちろん、迷宮(ダンジョン)攻略に決まってる。ただ、階層の主(フロアボス)は、黒いローブのやつらの見張りが各階層に一人ずついるだけみたいだけど」

「...なるほど。じゃあさっそく行こうぜ!」

レクスが目を輝かせて言う。

フーヤも笑みを浮かべてうなずく。

迷宮(ダンジョン)攻略はこの世界の男の夢。

それが、どのようなものであっても、他のやつらに攻略されかけていたとしても、例外なく男どもは目の前にあれば、迷宮(ダンジョン)攻略をしたがる。

それは、フーヤとレクスの二人も例外ではない。

◆ ◆ ◆

王都天文搭迷宮(ダンジョン)·第一階層。


「なっ!?侵入者だと!しかも、学院の生徒が二人......まさか、あやつ裏切ったか!しかし、先生でなく生徒とは、舐められたものだな」


ぶつぶつつぶやく、黒いローブの男。


「まあよい。(やつがれ)の力をあなどりし時が、貴様らの死ぬ時だ。(やつがれ)には、切り札があるのだからな!」


勝ち誇っている、黒いローブの男に、フーヤは無表情で声をかける。


「お前の言う切り札って、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のことか?」


「へっ!?」


黒いローブの男が後ろを見る。

そこには、フーヤの『ウインドカッター』によって、首が切り落とされたブラッドベアーがいた。

一応、説明しておくが、ブラッドベアーは村一つであれば、単体で滅ぼせるほどの魔物で普通は『ウインドカッター』では首を切り落とすことなど出来ない。

しかし、フーヤは迷宮(ダンジョン)に入った瞬間に『空間支配』による転移の力を使って距離がほぼゼロの状態で、『ウインドカッター』をブラッドベアーの首に叩きこんだのである。

それも、黒いローブの男が気付かないうちに。

『ウインドカッター』は遠距離攻撃魔法。

例え、威力が少し低かろうと至近距離から放たれれば、致命傷になり得る。

しかも、フーヤの『ウインドカッター』は遠距離からでも男の腕を切り落とせる特別制。

いくら、ブラッドベアーの首の皮が厚かろうと簡単に切り落とせてしまったのだ。


「なん......だと............」


ぺたりと座り込む黒いローブの男。


「テイマーはいらないとパーティーから追い出され、奴等に復讐するために邪神様に忠誠を誓い、必死に育ててきたブラッドベアーがぁ.........」


「それなら、他のパーティーに入って『ざまぁ』すればよかったのに...」


フーヤの口から、言葉がもれる。


「...『ざまぁ』?」


黒いローブの男が首をかしげる。

(......ついつい、『ざまぁ』って言っちゃったけど通じないよな...)

フーヤは、そう思って言葉を変える。


「他のパーティーに入って、これでもかと活躍すれば前のパーティーのやつらもお前のこと追い出さなければよかったって思うかなと......それに、テイマーのありがたさが分からないようなやつらなら今頃、ものすごく苦労してそうだし...だいたい、テイマーとかやり方によっては最強の能力だしさ......」


「...そうか......そうすればよかったのか............そうか.........(やつがれ)は......」


壊れたようにつぶやく黒いローブの男。

フーヤは異空間収納から、例の魔道具の剣を取り出す。

そして、転移で黒いローブの男の目の前に移動すると、魔道具を構えて...


「さよなら」


それだけ言うと、フーヤは黒いローブの男の心臓めがけて魔道具の剣を突き刺した。


「フーヤ。これ、殺してないか?」


倒れる黒いローブの男を見て、レクスがつぶやく。


「いや、気絶しただけだよ。この魔道具、肉体に刺さらないんだよ。魔力に直接刺しているから。さらに言えば、刺した本人しか抜けないしね」


「...それ、どんな超技術だよ。魔法が使えなくなって、動くこともままならないだけじゃなかったのか.........」


「そんだけな訳ないだろ」


フーヤは、黒いローブの男の下に異空間収納を開き、落とし入れると、ほっと一息つく。

死体(グズデス先生)と扱いが同じである。


「それじゃ、次の階層に行こう」


フーヤは、不敵な笑みでレクスに言った。

誤解のないように言っておきます。


作者はテイマーが嫌いなわけではない!


むしろ、好きだあぁぁぁぁぁぁ!


ちなみに、(やつがれ)テイマー君は再登場の予定はございません。


ブクマ、☆タップでの評価、感想などよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ