21.御輿
なぜ、二週間ほど投稿出来ないと言いつつ投稿したか......
それは、やらないとならないお仕事さんが多過ぎて現実逃避した結果です(←おいおい)
御輿だ、御輿だ、わっしょい、わっしょい...(←おかしくなってきてる)
「フーヤ。どういうことだ!?」
レクスは慌てたように言う。
「どういうとこか、説明すると...」
フーヤは、正座して話出した。
◆ ◆ ◆
「御輿作戦!?」
「そう。目立たない方法」
ルーンは、みたらし団子を食べながら言う。
「簡単に言えば、自分より目立つ人を用意しといて、その人を思う存分目立たせる。みんながその人ばっかり見てくれれば、ちょっとくらい派手に暴れてもあまり目立たない」
緑茶をすする、ルーン。
「もちろん、自分が目立つ人の側にいることが前提条件。なおかつ、同じパーティー組んでるとかいう条件まで込みなら、なお目立たない」
「理屈は分かるけど。でも、うまくいくのかというと...」
フーヤは否定的な言葉を口にしようとしたが。
「僕の場合はうまく言ったよ」
ユウレイルが、みたらし団子を食べながら言った。
「ルーンが派手に暴れてくれれば、ちょっとドラゴンをどさくさにまぎれて二、三頭討伐しても、みんなの前だったのに全然話題にならなかったし」
「そうなんですか!?」
フーヤは驚いた様子を見せる。
ユウレイルは、みたらし団子を食べながら、うなずく。
「僕ら、一応、ルーンを中心として、三人でパーティー組んでるけど、ルーンの名前以外は全然有名じゃないから」
「......確かに、ユウレイルさんも、もう一人の方も名前を聞いたことありません」
納得したのか、うなずくフーヤ。
「フーヤ君。私には、最近だんだん敬語止めてきてたのに、ユウレイルには、なんで敬語なのかな?」
「いや、自然とそうなっちゃうだけ」
「......そっか」
フーヤの言葉に、少し不満そうなルーン。
ユウレイルは、我関せずとばかりに、みたらし団子を食べている。
「まあ、盛大に話がそれたけど、ようするに、誰か別の人を自分より目立たせて、自分はその影で隠れてればいいわけ。その人を御輿として、奉りあげれば...」
「なるほど、それで御輿作戦か......」
フーヤはぼそっ、とつぶやく。
「でも、国の上層部には、情報は筒抜けになるけどね」
「ダメじゃん!」
ユウレイルの付け加えた情報に、思わず叫ぶフーヤ。
「いやいや、そこはこの私。ルーン=ルナティックが権力の力でちょこちょこっと握り潰せば...」
「方法!」
「まあ、私に任せなさい!」
フーヤの突っ込みを華麗にかわして、ビシッと中二病っぽいポーズを決める、ルーン。
「こんな、バカなやつの言葉。鵜呑みにするのは、どうかと思うけど、方法自体は有効だから、試してもいいと思うよ」
「ちょっと、ユウレイル!バカバカ言うほうがバカなんだからね!」
「ルーン。自分で、バカって言ってるよ?」
「私は、もともとバカだから、いいんですぅ~バーカバーカ!」
「子供か!」
「15歳だから、まだまだ子供だよ☆」
「でも、本当はもう十万年以上生きて...」
ズゴッ!
ユウレイルの言葉をかき消すように、ユウレイルにすれすれのところを剣が、通っていった。
剣は、壁に刺さる。
「それ以上、言ったら...」
ルーンは、短剣を取り出し、短剣を投擲するための構えをする。
「はいはい。悪かったよ」
ユウレイルは、緑茶を飲んだ。
◆ ◆ ◆
「と、いうようなことが、レクスの魔力制御練習中にありまして...」
「ちょっと、待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
レクスが叫ぶ。
「俺が、魔力制御練習を頑張ってる時に、ティータイムしてたのかよ!?」
「言っておくけど、拒否権なしで、参加料とられたからね。食べ放題、飲み放題で一回、銅貨5枚」
「...高いな」
緑茶とみたらし団子の食べ放題、飲み放題で、五千円とられると言えば分かるだろうか。
値段が詐欺レベルに高いのである。
「それに、毎回二人のいちゃラブや、漫才や、ひやひやする喧嘩を見せられてたら、ただの拷問だよ」
生気のない目で、言うフーヤ。
「......疑って悪かった。そっちもそっちで大変だったんだな」
「疑いが晴れてなにより」
「それよりさ、フーヤ...」
レクスが恐る恐る口にする。
「フーヤって、チートしてるのか?」
爆弾発言をした、レクス。
フーヤがフリーズする。
「その反応って...」
「いや、あの、えっと...」
「分かった。隠さなくてもいいよ。『英雄』なんだよね」
「なんで、レクスが知ってんだよ!」
フーヤは、自分が『英雄』だということを、恥ずかしいので隠していた。
「師匠が、『チートしてるの?』って聞けば、『英雄』かどうか分かるって言ってたから」
「......あいつか」
フーヤが崩れ落ちる。
「えっと、フーヤが『英雄』だってバレないように俺が、『勇者』として活躍すればいいんだよな」
レクスが慌てて言う。
「...そうだよ......さて」
フーヤは立ち上がる。
その目は既に、バレたショックから抜け出していた。
「レクスが御輿になってくれるなら、チートを抑えておく必要もなくなったわけだ」
フーヤは、投擲用のナイフを取り出す。
「フーヤ?」
フーヤは、ナイフを投げる。
「隠れてないで、出てきてよ」
カキッ!
ナイフが空中で弾かれる。
「なぜだ!この仮面に付与された『隠密魔法』が見破れるはずが...」
黒いローブに仮面の男が現れる。
「バレバレだよ」
(...『索敵魔法』の表示上ではね......)
「それにしても、何をやってるんですか...」
フーヤは、呆れを込めて、その名前を呼んだ。
「グズデス先生」
レクスよ、つっこむところはそこじゃない...
次回投稿は、約一週間後(←約をつけるあたり信用出来ない)
次回、黒幕との勝負!?
楽しみだなぁ~(←その前にやること終わらせよ)
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◇お知らせ◇
近々、キャラのプロフィールを作ることを考えています。
こんなこと知りたい!とか、こんな設定がいい!などの意見を感想欄で募集するのでじゃんじゃん書きこんでください!




