妹達が転校して来た日②
今はホームルームが終わって、僕は本を読んでいた。
右斜め前を見るとそこには華仙がクラスの男子に質問攻めされていた。
「趣味はなんですか!?」
「本を読むことですよ〜」
「どこから来たんですか!?」
「東北地方です〜」
…とさっきから色々な質問をされていた。
クラスの女子は華仙を見て、
「なんかお嬢様みたいね…」
「だよね〜…見とれちゃう…」
と女子も華仙の事を褒めていた。本を読むのを再開しようとした時
とある男子が
「瀬波とはどういう関係なんですか!?」
と質問した。華仙のことだから「ただの兄妹です」と答えると思って
いたが、
「瀬波とは相思相愛の関係です〜」
と答えた。
「ちょっ!華仙!何を言ってるんだ!?僕らは兄妹だろ!」
「あら、私は瀬波に私の初めてをあげたでしょ?それを相思相愛と言わないで
なんと言うの?」
「僕はお前の初めてをもらってなんかいないだろ!なんて嘘をつくんだ!」
予想外の返答をしたから驚いた。今日一日疲れるのは確定したな…
一方三人の妹が通う中学校では…
「はじめまして!天道樹奈です!」
「天道真衣です!」
「これからよろしくお願いしま〜す!」
「これからよろしくお願いしま〜す!」
3-2教室
「て…天道香奈です…よろしくお願いします…」
学校中に男子の歓喜の声が響いた。
やっと投稿することができました…ロベアです!
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