快斗の企みと瀬波の意外なこと
昼休みが終わり部活動になった。この学校は少し
特殊で授業が四時間しかない。昼休みが終わると
みんなはそれぞれの部室に行く。
「はぁ…疲れたなぁ…」
でも私は部活動には入らないので帰る準備をする。
準備をしていると携帯電話にメールがきた。
「お兄ちゃんからだ…えーっと…『正門で待ってるから
早く来て』…か…お兄ちゃん迎えに来てくれたんだ!」
私は急いでに準備をして昇降口に出る。
「待ってよ、藍那さん。」
誰かに声をかけられたから後ろを振り返る
快斗さんだった。しかも私は男子に囲まれていた。
「なんですか?快斗さん?」
「藍那さんは…今日から僕の女になってください。」
「えっ?」
そして私を囲んでいた男子が私を拘束した。
「ちょっと!どういうことですか!?」
「聞こえませんでした?藍那さんは今日から僕の女なんですから
僕の家に来るんです。当たり前でしょ?」
どうやら私は快斗さんの家に連れてかれるようだ。
「いや…助けてお兄ちゃん!」
「アハハハハハハハハハ!!無駄ですよ!…グハッ!」
いきなり快斗さんが倒れた。
「お兄…ちゃん?」
「大丈夫?藍那?」
お兄ちゃんが助けに来てくれた。
藍那は男子に捕まっていた。それを見ていると
快斗という男が起き上がった。
「君は誰だ?この学校の人じゃないな?」
「藍那を拘束しろとこの男子に命令したのは君かい?」
僕は少し怒っていたがそれをおさえて話しかける。
「そうだけど?だからなんだというんですか?」
その言葉で僕の怒りが爆発した。
「言っときますが、僕はボクシング部に入っているので
喧嘩ならまけませんよ?」
「そう…僕は高校の時、空手習っていたよ。」
「柔道?そんな古いものではボクシング部のエースのこの僕には
かてませんが…段位は?」
「8段だよ…」
僕は高校の時空手の全国大会で優勝したことがある。
「8段ですか…なかなかですね…それでも僕には…グハッ!」
僕は快斗に平手を喰らわせる。
「そろそろ自分を甘やかすのはやめたほうがいい…
それが敗北につながるんだよ?」
「貴様…いい加減に失せろおおおお!」
快斗は僕にラッシュを繰り出すが僕はどんどんかわしていく。
そして今度は僕は快斗に回し蹴りを喰らわせる。
「これから藍那にはあまり近づくな…わかった?」
僕は殺気は出しながら快斗言う。
「は…はい!わかりました!」
快斗は震えながら言う。
そして藍那を助けた後家に帰った。
ロベアです。この作も少し長くなってしまいました。
でも自分ではなかなか面白いと思います
今回も読んでくださってありがとうございました。