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僕の妹達は可愛過ぎる  作者: ひまじん!!
12/12

羨まし過ぎる瀬波の休日

今日は休日、学校の疲れを癒す最高の日…

どこかに買い物に行ったり、スポーツをするのもいい。

しかし…今は


「うぅ〜ん…」

「うぅ〜ん…」


唸り声をあげて寝相を変え、僕の顔に二人同時に腕を

のせる。


「いった…!」


いくら寝相とはいえ…二人同時だとキツイものがあるな。

この二人は家族の中でも特に寝相が悪い。しかし僕と寝ないと悲しそうな顔で見つめてくる。僕は甘やかしすぎなのだろうか、それとも僕が弱いのか…


「ふ、二人とも…起きてくれ…」

「うぅ〜?おはよ〜…」

「うぅ〜?おはよ〜…」


眠そうに身体を持ち上げる。

起き上がろうとすると、いきなりドアが開いて


「お兄ちゃ〜ん!おはよ〜!」

「おわっ!!」


藍那が勢いよく抱きついて来て、またベッドに倒れこんでしまう。藍那の行動には呆れることが多いな…

いきなり抱きついてきたり、甘えたり…どんどん華仙に似てきている気がする…


「お兄ちゃ〜ん♪」

「あ、藍那!離れてくれ!僕は疲れているんだ!」

「なら私とあんなことやこんなことを…」


僕は藍那に渾身の拳骨を食らわせた。




<1時間後>



「暇ねぇ〜何かないのかしら?」

「おいおい、あんまりリビングを荒らすんじゃないぜ」

「わかってるわ〜夏樹〜」


夏樹と華仙がリビングで休んでいる。あの二人は結構仲が良い。それと同時に…


「あと、瀬波に対するスキンシップは少し控えろよ?」

「あらあらそれは出来るかわかりませんわ〜♪」

「お前と間違いが起きたらどうする?」

「そんなこと夏樹に関係ありませんわ〜♪」


二人の間でバチバチと火花が散っている。

なんで僕のことで争ってるんだろう…

この二人が揃うと大抵僕のことで争いが起こる


「ふ、二人とも…それくらいに…」

「瀬波は黙ってろ!」

「瀬波は黙ってて!」


同時怒鳴られてしまった。争いを止めるには…

あれしかないな…


「二人とも、やめないと渾身の拳骨を二発くらわせるよ…」


二人の顔が青ざめる。僕の拳骨は痛いらしく、感想としてはゴリラに殴られた、と言われたことがある。


「わかった、わかったから拳骨はやめてくれ」

「やめるから〜、怒らないで〜」


二人が焦りながら、和解する。

これでよかった。喧嘩が続いていたら何が起こるか…

二人が落ち着いて休んでいると、

部屋のドアが開き、香奈が出てきた。


「っ…!」

香奈が僕に向かって手招きしている。僕を呼び出すことなんて滅多にない…まずそんなことがあったかわからない。

とりあえず呼ばれたので香奈の部屋に入る。


「どうしたの?香奈」


しばらく沈黙が続き、やがて香奈は衝撃の一言を放った。


「私達妹の中で…誰と…結婚するの…?」


「……は?」


そこで僕は固まってしまった。

そんなこと考えたことがなかったため、しばらく考え込んだ。


「兄妹なんだから…結婚はしないぞ?」


「そっか…」


そうして僕と香奈の謎の会話が終わった。


<午後>


僕は今、商店街に来ている。

明日の弁当の食材と…


「ここが商店街なんだ!」

「ここが商店街なんだ!」


真衣と樹奈二人が付いて来て、

服も買うことになった。

仕方ないことだ、二人はまだお金を稼ぐことは出来ない。

僕が買ってやるしかないのだ。


「まず、弁当の食材を買ってからね?」

「はーい!」

「はーい!」


いつもと同じように二人同時に返事をする。

未だに同時に返答できるからわからない…

何か事情があるのかな?


「二人は何でそんなに息ピッタリなの?」


二人の顔が暗くなった。

「そ、それは…」

「そ、それは…」

どうやら事情があるみたいだ。

なら今聞くことじゃないな。

家で聞くことにしよう。


「今じゃなくていいよ、家に帰って、聞かせてくれるなら聞かせてね」

「…!うん!」

「…!うん!」


食材を買い終わり、服屋にきたが…


「これいいね!」

「うん!」


二人が別々のことを話していた。こういう時は同時ではないということがわかった。


「決まったかい?」

「うん!私はこれ!」

「私はこれ〜!」


どっさりの服がカゴに入れられる。

値段を見ると。そこそこ高いもの、見た目の割に安いものもあった。

お金は足りるだろうか。心配になってしまった。

この二人のことだ、きっと大丈夫、のはず。


「ご会計は2万1500円です」

「…」


まさかここまで高いとは思わなかった。

買わないとこの二人は多分泣くので買うしかない。


「今日の夕食費…減らすか」


今日の夕食はちょっと質素な食事になった。

今回は長めに書いてみました。

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読んでくださりありがとうございました。

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