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ま や

真っ赤な実を摘んで

待ち遠しかった と君は言う

纏わる雫を

満足そうに頬張って


見渡せば

緑は深い

水は澄んで

皆に息吹を感じ


無理も

無駄も

夢中に囚われた空間には無く

咽返るのは 日常の狭間で


面倒だとか

目障りだとか

目敏い奴らに囲まれた日常が

目隠しに覆われて


もう

戻りたくないと

黙々と食べていた君が言う だから

もう いいか と僕も言う


やつれて

やがては倒れてしまいそうで

闇を好んだ君

やっと食べてくれたから


ゆったりと過ごそう

ゆくゆくは 忘れていける

揺らめく光の下で

ゆっくりと癒されていけばいい


夜は星が輝くだろう

呼ぶ声も透き通るだろう

喜べる 共に

世から離れて 時を刻めば



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