詐欺師
掲載日:2026/09/09
飛行機の横の座席に座っている見知らぬ人が眠りに落ちていて妙な言葉を口から発している。
私には関係のないものではある事は確信しつつも
何故か無性に気になり出し私は横を向いて知らない人の顔を殴った。
殴られた当人はそれまで眠っていたから突然の事に対応出来ず何が起きたのか分からないようだった。
「飛行機が揺れますね。お互いに気をつけましょう」
私はここで嘘をついた。
嘘をつくのは得意であり生まれた時からの嘘つきである。
嘘をついた時の快感が忘れられず大人になっての仕事は詐欺師である。




