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新しい世界

第2話を見にきてくださりありがとうございます。

 前回のあらすじ、

 56歳にして無職になった、元傭兵の男前田智也は、神様からの依頼で異世界転生することになった。



 俺が生まれたのは、小さな村の木こりの家らしい。

 父親はアラン、母親は、ミラ

 そして俺の第二の名前は、ランスロットとなった。あれでもない、これでもないと悶える父親を見ているのは楽しかった。

 そして俺、前田智也改め、ランスロット・デラベルトの人生が始まった。


 それから5年ほどが経った。


 他の村人の話を聞いて、色々とわかった。

 まずここは、レバタラ村というらしい。美味しそうな名前だが、この村の収入源は周りの木材や畑らしい。

 この村はある大陸の右半分の真ん中あたりに位置するらしい。ついでに、俺の父親は木こりらしい。


 この世界は、いわゆるファンタジーの世界だ。たまに、聞いたことのあるモンスターの名前や魔法騎士なんかと言う単語が聞こえてくる。


 例の神様は、もう会えない、、、かと思いきや、全然夢の中に出てきた。あの時と同じように、ホテルのエントランスのような場所で会っている。


 アイツ、、、仮称イケメンから引き出した情報によると、この世界には、スキルと呼ばれるものがあるらしく、

 それらは、E,D,C,B,A,Sに分けられる。


 ちなみに、今俺が持っているスキルはその全てが、Sランククラスのものだった。

 一つ一つ解説していこうと思う。


 スキル:創造神の祝福

 生物などではなければなんでも作れる。スマホでもパソコンでも本なども作れる。

 食べ物はゼリーなどならできた。

 作ったものを消滅させることもできる。


 スキル:戦神の祝福

 基本どんな武器でも使いこなせる。


 スキル:武神の祝福

 格闘技ができるようになる。かなりめちゃくちゃな動きも可能。


 スキル:疾神の祝福

 空中を滑るように移動できる。ほぼ空飛べる。


 スキル:空神の祝福

 基本どんな大きさのものも入るインベントリや、自分だけの部屋などを作れる。めちゃくちゃ便利。


 スキル:幻神の祝福

 見た目を変えれる前田智也の姿になれる、物の姿を変えれる、幻をその場に置けるなど。けっこう便利。


 スキル:雷神の祝福

 雷を纏い身体能力を強化できる。電気を作れる。スマホの充電なんかもできる。


 スキル:知神の祝福

 わからない言語を、翻訳したり、わからないものに解説が付く。さらに一度見たスキルなども覚えることが可能。けっこう便利。


 スキル:書の神の祝福

 俺の記憶や、見たものを全て本として、記録できる。前田智也の頃の物も残っている。


 スキル:命神の祝福

 どんな傷でも癒すことができる。


 スキル:理神の祝福

 頭の中でシュミレーションができる


 こんなもんだった。どれもこれもとんでもないスキルらしい。

 これらは、本で学んだ。この村の図書館はとても良い。

 スキルからモンスターまで、様々なことがわかる。

 そして、これは、イケメン情報だが、5歳になると、子供は教会で、職業診断を受け、そこで診断された職業で人生が決まるらしい。


 ちなみに俺は勇者らしい。イケメンがそう調整したと言っていた。すごいなアイツ

 そして今日は、その診断の日だった。

 俺は今、教会の前でその時を待っていた。

 すると向こうから、6人の子供達と、その親がやってきた。


「 おーい、ランスおはよう」

 そう言ってきたのは、アレン・ディガット

 俺の1番の親友で、頭が切れる。鍛冶屋の息子。美形


「おはようランス」

 この子は、リナ・ガルガン

 仲のいい女の子、この村の権力者、ベレット・ガルガンの娘。美形の1人。彼女の父親はとても優しい人格者で俺も信頼している人だ。


「おはよう」

 この子はモカ・シュルベリット

 仲のいい女の子、美形の1人で、僕含め、7人の中では、1番背が高い。親が剣術道場を営んでおり、その関係で、アレンとは、もっと前から親しい。


「おはようランス。」

 コイツはエルデロイ・グラトン

 仲のいい男の子、通称エルデ、父親がガルガン家と同じぐらいの権力を持っている。ただ、あまりいい人では、ない。


「おはようランス」

 コイツはテミナール・ジャッカル

 エルデの腰巾着。


「おはようランス、元気かい?」

 6人目、ボルボ・グラトン

 エルデのいとこだが、父親はエルデのとことは真逆のいい人。


 彼らは、この村で生まれたいわゆる幼馴染だ。同じ年に生まれ、家も近かったので、必然的に仲良くなった。

 今日、みんなも、職業診断を受けるらしい。


「おはよう、みんな。」

 そしてそのまま、それぞれの職業を予想していると、『ギィィィ』と音を立てて、教会の扉が開いた。


「皆さん今日はお越しいただきありがとうございました。」


 中から出てきた神父さまに手招かれ、全員が中へ入る。

 そして、神父さまの長々とした言葉の後、1人1人、診断が始まった。


「アレン・ディガット、前へ。」アレンが前へ出る。

 そして神父さまが、本から出した光がアレンの上で、止まり、両刃の斧に形を変えると、神父さまが口を開く。

「アレン・ディガット、、、戦士」

「やったな、アレン!」と、アレン父

 戦士か、まぁアレンに会っていると言えばあっている


「リナ・ガルガン、、、魔術師」

「よかったわね、リナ。」と、リナ母

 魔術師か、たしかに彼女は頭がいい。納得だ


「モカ・シュルベリット、、、剣士」

「よくやった。モカ」と、モカ父

 まぁ予想通りだった。


「エルデロイ・グラトン、、、、、、勇者」

「「「「「「「「「「「「「「え!?」」」」」」」」」」」」」」

「素晴らしい!よくやったぞ、我が息子よ!」

 まじか、すごいなアイツ正直一切予想してなかった。


「お静かにお願いします」

 少しざわついたが、神父さまの一声で、静まり返った。


「テミナール・ジャッカル、、、暗殺者」

「あぁ、よかった。」と、テミナール父

 まぁ納得だ


「ボルボ・グラトン、、、戦士」

「頑張りなさい。」と、ボルボ父

 これも納得だった。


 だが、ここからだった。俺の想定が崩れたのは、


「ランスロット・デラベルト、、、、、、無職」

「「「「「「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」」」」」」

 は?



 どうやら俺はこっちでも無職らしい。

第2話を読んでださり、ありがとうございました。

前回2週間に1回投稿と言いましたが、下書きのストックも足りているので、週2投稿できそうです。

次回は、3月18日に投稿します。



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