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第二章第9話 ファラスの爆炎

 ハウスで登録している人は世界中様々。 様々いるからこそ、やはり目立つ功績を上げたり、知名度が高いものはその容姿や使う獲物に応じて通り名がつけられる。

 親愛を込めて付けられる通り名もあれば、畏怖、羨望によって付けられる事もある。

 最近では自称するものもいるが、ファラスの爆炎の通り名はどちらかといえば畏怖や羨望から生まれた通り名だろう。

 そもそも通り名というものは高ランカーにつく。

 それを若干Bランク程度で通り名がついてしまったのは彼だけだろう。

 私自身、会った事がないので巷で彼に流れている情報を仕入れている位だ。

 私は冒険者をとうの昔に引退しているが、やはりそういった話は未だに敏感になるもの。

 興味本位で彼の情報を仕入れたものだった。

 曰わく、国際犯罪結社と名高いカメレオンという組織を一夜で壊滅させたとか……。

 曰わく、暴走した某国の魔導機関の闇を暴き出し、一夜で壊滅させたとか。

 曰わく、魔物の巣を一夜で壊滅させたとか。

 トリプルSでも達成困難な事案を次々とクリアしていった猛者もさとして新星の如く突如頭角を表したのだ。

 彼の操る獲物は爆弾。

 彼の通った後は跡形もなく爆破されるという。

 その彼が巣にしているのがファラスなので、ファラスの爆炎という通り名がいつの間にか定着したのだった。

 そんな彼は、ファラスでぶっ飛ばすべきものはなくなった、と言わんばかりに、隣国のポシューマスに渡ったというのが彼に関する噂話だった。


 そんな折り、妻のミエルさんが弟と一緒に暮らしたいと言ってきた。

 ミエルさんはファラス出身の人だ。

 その弟さんは当然ファラスの人。

 それが、このタイミングでやってきたという。

 ミエルさんの弟さんがファラスの爆炎?

 聞けばアカデミーに受験するためにポシューマスにきたとのこと。

 只の疑念で片付けていた矢先、彼がファラスの爆炎を決定付ける光景を目の当たりにした。

 巨大な鋼鉄の蜘蛛を、爆弾でぶっ飛ばす光景。

 疑念が確信に変わる瞬間だった。

 噂では冷酷な男と聞いた。

 だが、ミエルさんに接する姿はただのシスコン。

 私の家の兄弟は残念ながら仲は悪く、あんな感じに姉弟が仲良く語らうなんて、まずない。

 羨ましい、と同時に、なぜ僕ら兄弟はああなれなかったのかと自問自答した。

 やはりミエルさんのあの温かみによるものだと結論付けられるのにさほど時間は要さなかった。


「ファラスの爆炎……ね」


 クラブくんは少し陰りのある顔をしたが、すぐにいつもの冷静な顔に戻る。


「参ったなぁ……」


 とたん、彼は観念したようににこりと笑って


「義兄さん、時間ありますか?」


 彼は義兄と僕を呼んだのは始めての事で、なにやら重要な話があるので時間をつくってほしいと、言っている。


「可能だよ」


「では、外でませんか?」


「いいよ」


「あの、ピィ留守番してたほうがいいですか?」


 クラブくんは少し考え込む。


「まあ、いいか。 ピィも知っておいてほしいことだしね」


 意外な返答だった。


 それから僕とピィくんは、ただ黙ってクラブくんに付いていく。

 やがて彼は静かな喫茶店に腰を下ろして言った。


「恥ずかしながら、ファラスの爆炎という忌み名を持つのは俺です」


 彼はそう告げた。


「恥じる事はないと思うけど?」


「義兄さん、ファラスの爆炎に関する噂、どこまで知っていますか?」


「……ふむ」


 確かにあまりいい噂はない。

 それは妬みからくるものが大半だと、彼をみていてわかったことだが、彼に会わなければ、その無責任な噂を鵜呑みにしていただろう。


「確かに良くない噂は聞くね」


「はい。 全く困ったことに……。 俺がファラスから出たのは親父への反発もありますが、これ以上、兄に迷惑をかけたくないというのもあったからです」


「兄………? ああ……、水軍の?」


「リーズ兄は、いつも俺の味方でした。 まあ、噂で聞いていると思いますが、国際犯罪結社のカメレオンはご存知でしょうか?」


「……ああ」


「そもそも俺が請け負った仕事はカメレオンの壊滅ではなく、家出息子の捜索だったんだ。 まあ、その家出息子、ってやつなんだが、縁のある男だったんだが……」


「え? ちょっと待ってくれないかな。 知人に関する依頼は基本的にタブーのはずですが……」


 顧客のプライバシーを守秘するために決められているいくつかのルール。

 冒険者としての知り合いではなく、冒険者でないときの知り合いの依頼は基本的に受けることは出来ない。


「うん、ダメだというのは知っていたさ。 だけど申告制である以上、クライアントからクレームがこない限り発覚することはない」


「まあ……そうだけど」


「話しを戻すと、その家出息子の事を調べていくうちに、妙な男が浮上してきたわけ。 本来なら当時Gランクだった俺の仕事はここで終わり。 ハウスに報告したら、後はBだのAの仕事になるんだけど、やはり知り合いがどうしても気になってね。 独断専行で調査を続けたわけです」


「呆れた……」


「今思えば、無謀でした。 最終的にカメレオンに繋がるとは思いもしませんでした。 …………いや、訂正。 その捜査で浮上したある男の存在で薄々気付いていましたね」


「ある男とは?」


「死を運ぶ者、黒商人、ドクロの布団など、そんな呼び名のある男ですよ……」


「黒商人!?」


 黒商人。

 賞金首を狙う冒険者なら誰でも知っている大物の賞金首。

 東大陸を一時期恐慌に陥れたドラッグ、ペドヌファイヤーの仕掛け人。

 彼にかけられた賞金はデットアライブで金貨三百枚。

 彼の売り出すペドヌファイヤーで何十万人もの人が例外なく廃人となり、何万人もの死者を出した。

 国際社会はこの事態を重く見て、大人災として認定。

 黒商人は国際指名手配されたが、ある時期を境に彼の消息は途絶えていた。


「黒商人に導かれるように家出息子は、ファラスのスラム街にいることを突き止めました。 さすがにこれでやめてりゃ良かったんですが、その家出息子の目が遠目でヤバいと思うくらい、虚ろだったのが気になって……」


「追調査をしたんだね?」


 こくんと頷くクラブくん。


「色々ありましたが、そこら辺はあまり意味ないので端折ります。 まあ、お察しとは思いますが、家出息子の奴は末期の薬漬けというのがわかったんです。 俺は憤慨してしまい、黒商人のアジトとドラッグの倉庫を吹っ飛ばしました」


「……その吹っ飛ばしたアジトがカメレオンのアジトでもあった、ってことだね」


「そうみたいです。 私怨によってやった行動が偶然にもカメレオンという組織の幹部連中を一緒に吹っ飛ばす結果になってお咎め無しどころか、そのままランク昇格。 その時はなんて人生ボロいんだと、自分の強運に恐れたものです。 それで調子に乗ったんでしょうね。 次は行方不明になった人の足取りを探る仕事を請け負い、また、当時のランクでは撤収しなければならない深刻な事件に遭遇しました」


「それが某国の魔術機関施設爆破かな?」


「某国……。 そうですね。 当時、とある村人が神隠しにあうように次々と消えるという事象の原因解明の任務を行っていました。 で、調査をしていくうちに某国……。 いえ、某国では話上、繋がりがわからなくなるので正式名称を上げます。 走査線上に浮上したのは、ファラス魔導軍の施設でした」


「!!」


 ファラス魔導軍とは、クラブくんの国の軍隊。

 自分の国の軍ということは……。


「ご存知かと思いますが、俺や姉の兄であるリーズはファラス水軍です。 さすがにこれは兄に迷惑がかかると思い捜査を中断しようと思いました。 けど、神隠しがあってる村に行ったら、また何人か神隠しにあったって騒いでいるわけです。 さすがにいたたまれなくなってリーズ兄に相談しました。 きっとリーズ兄ならば俺に考えもつかないような秘策をいくつも思いついてくれることを信じて……」


 クラブくんはふっと寂しそうな顔をする。

 リーズさんの答えは聞くまでもなく、


「わかった、お前の思った通りやってみろ、ってリーズ兄はいうんです」


 訂正。

 リーズさんは僕の斜め上の回答をした模様。

 普通自分の立場を考慮し、クラブくんの事を止めるのが普通だと思った僕は、やはりミエルさんから聞いてた通り、大きな男だった。


「リーズ兄からやりたいようにやれ、ってお墨付きもらったもんで、躊躇なくファラス魔導軍の施設を吹っ飛ばしたんです」


 カメレオンの方は、いくら組織とはいえ警備レベルはたがが知れているものとたかを括って聞いていたが、仮にも軍の施設をクラブくん一人でぶっ飛ばすことが可能なのか、っと思案する。

 しかも相手は機密の塊ともいえる魔導機関。

 贔屓目で見ても容易く爆弾を仕掛けるのは極めて困難だと思う。

 彼は何もなかったように語るものだから一瞬違和感に気づけなかったが、あきらかに尋常じゃないことを彼は言った。

 だから確かめるために聞いてみた。


「クラブくん、ちょっと聞きたいんだけど、ファラスの魔導施設の警備をかいくぐって爆弾仕掛けたの?」


 クラブくんはキョトンとしていたが、僕が何を知りたいのか察してこう言った。


「かいくぐってって、隠密じゃないんですから。 気付かれればその都度騒がれる前に無力化していただけですよ」


 ………………。

 なる程。

 Bランクに彼がいる理由も容易く頷ける。

 騒がれる前に無力化と、口で言うのは容易いが、それを実行するのにどれだけの技量を持ち合わせていなければならないのか、僕は元冒険者として簡単に想像できた。


「で、ぶっ飛ばした後なんですが、問題が勃発したわけです」


「問題?」


「仮にも国の息がかかった施設です。 当然ぶっ飛ばした犯人を国挙げて捜索しだしたわけです。 リーズ兄は立場的に俺を密告するべき立場の人ですので、リーズ兄の口から俺の事がバレるのは時間の問題かと思っていました」


「思っていた?」


「兄は俺の事を何も言わずにいてくれたようです」


「でも、ファラスの爆炎という通り名がついている以上、いずれ君の登録から素性がバレるんじゃ?」


「それに関しては運が良かったというしかありません。 もともと、オヤジにバレたくないという理由で登録時、名前を偽って登録していたんです。 だから俺の登録名から素性が割れることはないです」


「…………………」


 それで単身逃げるようにファラスを捨てポシューマスにやってきた、というわけか。

 しかし疑問点がある。


「君はなぜ、アカデミーに受験したのかね?」


 アカデミーの門戸を叩くものは、それなりに目的がある。

 それは例外に漏れることなく輝かしい将来を夢見てそれを実現するために学ぶのだ。

 輝かしいということは即ち目立つということと同意義。

 故国から追われる立場の彼に目立つことが何のメリットがあるのか、ということ。

 そして、彼ほどの腕を持つのならアカデミーに頼らずとも一人前になれる技量を既に所持している。

 つまりわざわざアカデミーに入学する必要がないのだ。


「欲しいものがあるんです」


 意外な答えだった。

 冒険者はある意味で手に入らないものは何もないと言われるほど何でも手に入る職だ。

 勿論すべて己が技量によるのだが。

 金、名声、希少な宝、人脈、地位と、上位の冒険者はある意味何でもを手にすることができる。

 だからこそ志願者は後を絶えない仕事なのた。




「欲しいもの?」


「それを答えるのは黙秘しますね」


 これまですらすらと淀みなく答えてくれたクラブくんがこの質問に関しては黙秘した。

 これは生涯秘匿すべき内容なのだろうと思い、これ以上の追求はしなかった。

 クラブくんはピィくんの頭を優しく撫でながら言った。


「俺の話は以上です。 そこで二人にお願いがあります」


 ピィくんと僕を静かに見つめてクラブくんは言った。


「この話は一切口外しないで欲しいこと。 先に話した通り、俺はカメレオンの残党やファラス王国から追われる身。 二人が秘匿して頂ければ俺がアカデミーにいることはバレませんし、何よりアカデミーにいるあいだは騒ぎを起こしたくない」


「……………しかし一点、問題がありますよ?」


「俺がポシューマスに流れたって噂ですね。 それに関してですが、義兄さんはどこで仕入れた情報ですか?」


「ポシューマスの情報屋ですよ」


「木を隠すなら森の中といいます。 きっと義兄さんが仕入れてきた情報屋も今頃混乱しているでしょうね」


「は?」


「簡単な話なんですが、もし義兄さんがその情報をナストリーニで仕入れたんなら俺はナストリーニに流れたことになっています。 ウェンデスで仕入れたのならウェンデスに流れたこととなります」


「そういうことか……」


 クラブくんは情報というものの利点と欠点を上手く把握している。

 まず、Aにいるという情報を得たものはAを探す。

 しかし、そのうちB、C、D、Eにいるという情報がどんどん入ってくるわけで、その時点でこれはクラブくんの仕掛けた罠と認識する。

 そう認識してしまえばA、B、C、D、E何れも怪しく、逆にこれはクラブくんによる情報操作と気付く。

 となるとA、B、C、D、E、何れもハズレで本人は全然違うところにいると思い至り、候補に上がった五カ所以外も捜索する。

 結果、どこにいるのか分からなくなるというカラクリ。

 どこもかしこも怪しく、どこもかしこもハズレ。

 人員が無限にいるならばいずれこのトリックは破られるだろうが、ファラスにしろ、カメレオンの残党にしろそこまで人を使えるかというとNoだ。

 探す人の心理を巧妙についたトリック。

 考えれば考えるほど絡みつくあたり、粘着と言わざる得ない。


 と、感心していたが、よく考えると穴に気付く。

 彼はポシューマスで事もあろうに爆弾を使った。

 ファラスの爆炎を秘匿するなら絶対に使ってはならないタイミングだった。

 迂闊ではすまされない失態。


「鋼鉄の蜘蛛に爆弾を使った矛盾にやはり行き着きますよね」


「うん」


 クラブくんはにこやかに笑って言った。


「あれは流石に使わなければ千冬さんもエルニエル先輩も俺も死んでいたでしょう。 その場しのぎで使い慣れていない武器を使って切り抜けれる鉄火場ではない。 あれはやむ得なかった」


 予測できるわけのない事態。

 念のため携帯していた切り抜ける策があるならば、その策を使う。

 その後不利になろうとも、その場で死ぬより遥かにマシと判断しての取捨選択。


「だからこの話を僕に話した訳だね」


「中途半端に疑われるよりは事情を話して知っているほうがいいから……」


「なる程。 で、もう一つ聞いていいかな?」


「はい」


「この席に僕を呼ぶのはわかる。 でもなんでピィくんまでいる必要があるんだい?」


「わかってる癖に意地悪な質問しますね」


 わかってる癖に、か……。

 なんとなく予想はつく。


「ピィにはわかりませんよ?」


 これまで静かにクラブくんの話に耳を傾けていたピィくんはそう言った。


「うん……」


 クラブくんはピィくんの頭を撫でながらどう切り出そうか悩んでいるのが手にとれた。


「俺はポシューマスを明日にでも出ようと思います。 この調子では俺がポシューマスにいることを遠からず気づかれてしまいますから」


 やはり、と思った。


「それでピィについてなんですが、とてもじゃないですが、連れていくわけにもいかないので、ピィの事を頼みたいのですが」


「そんなのダメです! パパ、ピィを捨てる気ですか!」



「全く、ピィくんの言う通りだ。 そんなの認めるわけにはいかない」


 僕の反応に、クラブくんは唖然とした。


「ピィを連れて行くとピィが危険に巻き込まれるんです。 そんなのダメだということくらいわかるでしょ!」


「君はそもそも誤解している。 君がポシューマスを出て行く事も義兄として認めない」


「はぁ?」


「ファラスの爆炎という通り名こそ有名だけど、クラブくんの名前事態は浸透しているわけではないからね。 Bランクでの爆弾使いとか何だかんだで他にもいるし、君が前もって張っているトリックのおかげで君本人に結び付くものは弱くなっている。 そんな中君がポシューマスを離れるというのは君を追っている人間からしたら君がファラスの爆炎であることを吹聴しているのと同義ではないかな?」


「だけど、姉やアカデミー、それにピィを危険な所に置くことに変わらない……」


「ミエルさんに関しては僕が何にかえても守るし、ピィくんはクラブくんが守ればいいだろう。 それにアカデミーは学術機関と同時に機密の塊である学問すらある場所。 簡単に探れるようには出来てはないと一講師として自負しているんだがね」


「……………」


「焦ることはない。 クラブくんはクラブくんとしてアカデミーで思うように勉強すればいい。 その間はアカデミーはどんな事情であれ学生を全力で守る義務がある。 それにあまえてもいいと僕はそう思う」


「それにクラブくんを親と慕うピィくんを置いていこうなんて考えはピィくんのためにもしてはいけないよ」


 ピィくんは真剣な顔でクラブくんを見る。

 クラブくんの頭の中ではああだこうだと考えてはやめて考えてはやめてを繰り返し、そして……。


「わかりました」


 と、言った。


「君もピィくんも僕の大事な家族なんだ。 僕は守ると決めたものは最後まで守る。 それはクラブくん、君も例外ではないんだよ」


「なんかいちいちむかつきますが、それはおいておきます」


 と、いつものクラブくん節。

 やはりクラブくんはこうでないとクラブくんじゃない。


「さて、帰ろうか……。 と、その前にクラブくん」


「?」


「ピィくんにきちんと謝るんだよ」


「は?」


 僕の言葉を聞き、クラブくんは膨れっ面になっているピィくんに気づいたようだった。


「ピィのこと、捨てるなんて許さないです!」


「いや、ピィ……。 捨てるなんて一言も……」


「ぷい」


「ぷいじゃなくて、ああ、もう!」


 その後、クラブくんはピィくんの期限を直すためかなりの散財をしたそうな。

 やれやれ……。

さて学園編。

さて9話。

まだ入学すらしてないとかどんだけでしょうね……。

流石に次から入学です。

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