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回線弱者でもVRMMOを攻略したいです!   作者: 斬突衝打
2章 回線弱者、本格始動
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31話  回線弱者と封印されし者


「本当にここであってるんですか?」

「ええ、合ってるはずよ」

 俺がそんなことを確認したのはしょうがないだろう、だって街のど真ん中の建物なんですよ?

「けど、ここって勇者軍本部じゃ」

「ええ、そうね勇者軍本部よ」

 そして目的の場所は勇者軍本部。普通ならここに立ち入ることは出来ないはずなのだがある条件を満たした人かそのパーティーなら入れるのだと。

「見つけたのもたまたまだったらしいわ。中に入ったらイベントが進行して戦闘になるから気をつけなさい」

「う、わかりました。じゃあここで先に準備しておいたほうが?」

「貴方はその準備、人にみられたくないんじゃないのかしら。少しぐらいなら時間はあるはずよ」

「なるほど」



 いやーここに本当に合ってるのかどうか心配なのだが。なんせここ街で一番大きい建物なんだから。

 名目上は勇者軍本部という名目に見合う建築物なのだ。


「し、失礼しまーす」

 建物に見合う大きな扉を押す。すると開かないはずの扉が開いたではないか。

 おう、まじーで入れるのね。

「駄目じゃないか。ここは本部だ。いかに勇者だろうと気軽に入ってはいけないんだよ?」

 あ、やっぱり駄目?

 ジリジリリイイー。

 突然サイレンみたいな音が甲高く鳴り響き出した。

「失礼します! 封印が! 封印が急に不安定になり始めました!」

 おう? 封印?


「な、なぜこんな急に! 今のままだと、どのぐらい持ちそうなんだ!?」

 なんか大変そうなことが起こってるってのは分かるのだが。 

「もう5分も持ちそうにありません!」

「聖獣がやられたのか? そんな、まさか! 魔族も封印が!」

 聖獣? それと最後魔族っていいました?

 封印って魔族を封印してたの?

「駄目です! 封印、持ちません! 崩壊します!」


「私達が行ってきますわ」

 その事態を静観していた俺と違いユアさんが口を開いた。

 あ、なるほどね。

 こういうストーリーなのか。

「君達! 絶対! 絶対に、地下へは行っては駄目だ」

 振りですか?

 そしてそれを無視して地下へと続いているであろう。下向きの階段へ向かっていくユアさん。

「何してるの? 早く来なさい」

「あ、少し待ってください」 

 うーむめんどくさいし戦闘しながら呼び出せなさそう。全部でいいか。

「再召喚」

 戦闘用に機会仕掛けの装甲も装備してと。

 同化が始まった。

 兎達も召喚出来た。

「準備オッケーです」



 ユアさんが先導して地下への階段を下っていく。

 うっ?

 何だ? 魔力が濃い! 膨大でとてつもなく濃い魔力を感じる。


 

 地下はだだっ広く石作り? のようだ。

 そして一際目立つのが、黒くまがまがしいドア。

 壁際にあるわけでもなく、ただドアがある。

 そして下る時に感じた魔力。魔力が部屋全体に広がっているようだ。

 とてつもない魔力の原因はそれだけじゃない。部屋の奥に宝石らしき物体がある。それが強烈な魔力を放っているというか俺が感知している。


 ドアには何本のチェーンがかけられている。

 あれで封印しているのだろう。

 けどそのチェーンが揺れている。揺れているのはチェーンだけじゃない、この部屋全体がさっきから揺れに襲われているのだ。


「ユアさん! 兎をお願いします! 兎いなくなったら俺相当弱体化するので!」

「え、この兎達、戦闘しないの? 生産職なめないでもらいたいわね。私にだって出来ることはあるわ護衛されるだけじゃないのよ」


 ユアさんがなにか動作をした

「貴方を強化しといたわ。頑張りなさい!」


 おおっとそろそろ話ができなくなりそうだ。集中しないと。

 チェーンが揺れによって少しずつひびが入ってきてる。

 


 パリン!

 チェーンらしくない音をたてながらチェーンが崩壊する。

「やっと出てこれた」

 どろどろした声が響いたと思ったら人影が出てきた。

 そしてドアが爆発した。

 おーう戦闘力高そう! けど魔族っていってたし人型だとは薄々感じてたけどやっぱり人型だよな。

 しかも魔力の気配がすごい! 魔力でできてるんかってぐらいの、魔力をお持ちなようだ。

 

「お? あんたがオレっちの封印破ってくれたんすか」

 む? この人影、チャラいぞ?

 その声にはんしてチャラい。

 というか俺が封印を破る? そんなことした記憶はないのだが。

「いやー助かったっすよ。大変だったでしょ? 4体もの聖獣を殺すのは。わざわざご苦労っすオレっちの封印をとくために、キーも持ってきてくれた」

 うん、オレがなんかしてまったってのは理解した。

 

「恩はあるんすけど、邪魔なんで殺すっす」


 やはりこうなるか! 知ってたけどさ!

 というかいつまで人影なんだ? おかしい、ずっと人影なのだ。これが普通なのか?

 まあいいや倒しますかね。

 俺がこの対話のなか何もしてなかったわけなかろう。

 しっかりと魔力を練っておいたのだ。

 いけ! 魔力弾!

 殺すとかいいながら動かなかったのが悪いのだ! 喰らうがいい!

 といってもそこまで魔力を込めてない。

 

 煙幕として使うのだ!


 

 走れ、走り込め!

 速度強化に50! 物理強化に100!

 短期決戦じゃああ。

 走り込んだところを斬りこむ!


 

 魔力を放つと同時に思考を始め、俺の体も動き出す。

 速く人影に接近!

 そしてそこを斬れ!


 うーむ完璧だ。思考通りですね。

 魔力で人影は1割ほどHPを減らしている。

 そこに斬りこまれる俺の剣!

 

 相手はやられる!? 人影のHPが0になり膨大な魔力の気配が消え去る。魔力感知で捉て少しして、俺の視界の人影も消滅する。

『Lvが23になりましたステータスポイントを獲得しました』

 えっ? 

 おう、一撃でHP削り切っちゃったよ。

 魔力弾で削っているとは言えまだ9割ほどのこってたはずなんだけどな。

 まじかーそりゃ魔力を惜し気もなく注ぎ込んだとは言え凄まじい。


 まあスキルLvが3になって強化率3/5になってるのがおおいに関係してるだろうね。


「お疲れ様。すごいわね。さて、お目当ての宝石いただいちゃおうかしら」

「お疲れ様です。兎を守ってもらってありがとうございました」

「何にもしてないけどね。じゃあ作業してくるわ」

  

 そういってユアさんは宝石を採掘しにいった。

 


 物理強化スキルLvが3になって強化率3/5になってるからあそこまでの威力がだせたのか? 

 今のステータスどうなってんだろ。


 物理480  

 魔術180 

 防御120    

 速度240 

 技能210


 ははは、アホみたいな物理値が見える。これはもちろん上昇中だ。

 

 というか他も相当やばい数値なんだろうな。

 速度も相当高いし次いで技能も210これなら宝石も……宝石も?

 うん行けるんじゃない?

 駄目もとでやってみるか、けど掘る道具がないわ。

 

「ユアさんピッケル他にあります?」

「貴方技能値が足りないんじゃなかったのかしら」

「今なら技能210あるんで!」

「戦闘でも感じたけどやりたい放題ね、貴方」



 そのあと予備のピッケルを貸してもらい宝石を掘り、一旦店へと帰った。

 言った通りお代はいらないそうだ。

 この宝石ならいいものがつくれるといきこんでいた。

 しっかりと期待させてもらうとしよう。




 来たるイベントに備えてまだまだ頑張らないと。目指せ上位!


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