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回線弱者でもVRMMOを攻略したいです!   作者: 斬突衝打
2章 回線弱者、本格始動
29/40

29話  回線弱者が兎尽くし2


 運ゲーに勝ちさえすれば一点特化、例えば物理だけ超強い兎をつくりだし、特攻させれるんじゃね?

 いや、やめておこう。

 こんなに可愛い……今はオーラ纏ってるけど愛くるしい兎を特攻なんてさせれるわけないよ!

 決して俺の強化のためではないよ。可愛いからだよ。


 強化と能力値閲覧は同時に手に入って良かったわ。

 一緒じゃなかったらわけわからず不特定強化とかしまくってたかも。


 

 さあ最後! 共有!


 共有というからには兎と俺の何かを共有する? 俺の黒歴史でも共有すればいい?

 まあそんなことではないだろうけど。


 とりあえず共有!

 あ、またかよ。

 

 共有設定

 視覚共有 聴覚共有 嗅覚共有 触覚共有 味覚共有 感覚共有 意思共有


 いやーまた細かい。

 運営の趣味がわかりそうだわ。

 想像するに運営は意地悪で、悪趣味なのだろう。俺が見てきた中ではそうとしか考えれない。

 


 ええと話を戻して。

 とりあえず全部発動させていくしかなさそうかなあ。


 じゃあまず、視覚共有。

 あれ……なんも起きた。

 

 ええ、こりゃまためんどくさい。

 何が起こったかというと俺の視界が二つにぱっくりと割れてしまった。テレビゲームで2P操作をしているかのような感じ。真ん中を境に縦にはっきりと別れている。


 その中に左に映るのは俺の視界。

 そして右には俺とは違う別の視線が映っている。

 多分兎の視界。というか絶対に兎の視覚だね。

 

 だってその右に俺が映ってるんだよ!

 明らかに低い位置からの視線だと分かる。地面そのものが映りながらも俺を見上げるような視界だ。

 そして俺の視界で兎を見てみると俺を上目遣いでみているではないか!


 なるほど。けどこれ見ずらい。どっちか一つ兎の視覚だけに集中すること出来ないのか?

 兎の視界だけ見せんかい! ……出来たわ。

 俺の視界は無くなって兎の視界だけに映り変わる。

 おお、いいねえ。

 

 けどこれはこれで心配だな。

 俺に何が起こってるか分からん。いや、視覚以外が普通に機能するからなんとなく周りの様子も理解は出来るのだがそれでも不安だ。

 目をつぶってようとも分かるからってずっと目を閉じていたいかっていったら微妙なのと同じ感じよ、多分。

 

 クエスチョン端っことかに俺の視界も映すことって出来ますか?

 アンサー可。出来ました。

 兎の視界が大部分なんだけど、右下の端っこにぽつんと俺の視界もある。

 これで解決!


 


 

 他の共有もどんどんやっていこう!

 嗅覚、聴覚は視覚とは違い、俺の嗅覚、聴覚に、兎の嗅覚、聴覚が重なる感じ。

 どっちか一つに絞ることも出来る。けど視覚のように俺の感覚とうまく一緒に出来ない。

 必然的にどっちも聞こえたり匂ってくるから。


 

 触覚と味覚は、うん、後回しだな。


  

 

 次はくせ者、感覚共有。

 共有すると感知などを兎の感覚で感じることが可能になる。

 つまり俺が例えば空気感知を共有するとだな、兎の体で空気感知したときと多分同じの感知が出来る。

 なんというか俺が感じている空気ではない空気が感知出来る。そしてそれが多分、兎が感知した空気というのが俺が出した考察なのだ。

 多分っていうのは兎の感覚が分からないから。

 視覚だとか、聴覚、嗅覚は兎の視線やら何やらで分かったのだが、今回ばかりは正確にこうだ! と言えないのだ。

 

 けど、思わぬ副産物として、兎守が成功したのだ。

 兎守のスキルは兎が受ける攻撃を俺の防御値で計算して、俺にダメージが与えられる。

 いやー良かった。兎が減らすはずの体力を俺が引き受けるスキルじゃなくて。

 そうだったら使う意味がなかってけどね。

 なぜ成功したかというと、兎の立場として空気や魔力を感じ、先読みが出来るようになったからだ。

 結構有用だった。


 

 

 意思共有だが俺の意思を遠隔で喋らずに兎に伝えることが出来る。

 俺が3回その場で回れ! と念じてみたら兎が実行したのだ。

 地味にいい能力だ。


 

 

 そして! 共有は一気に全部発動出来るんだよ。

 そうすると俺が兎になったような感覚を味わえる。

 まあ俺自身が兎を動かせるわけではないので意思共有で命令して動いてもらうって感じか。


 


 さあ本日の〆はモンスターVS強化兎!

 けど、魔力が! 魔力がない!

 俺の全魔力300ちょっとを消費しても合計60ちょっとだからね、まだ弱い。そんなに使う予定はないし、慎重に対戦相手は選ばないといけない。

 

 というかこの強化に時間制限ってある?

 そうだとしたら相当使い勝手悪いな。

 1時間以上は持つようだね。なんせ強化がまだ続いてるから。

 まあこのままとりあえず、魔力100で全能力強化してと。


 そして!不特定強化100!

 え? 無理? 不特定強化は1度に魔力50消費まで?

 だそうです。

 じゃあ2回に別けて使うしかないか。

 そして強化し終わったのが!

 

 兎

 

 体力16/16 (上昇中)

 

 物理10+17

 防御10+7

 速度10+18


 いけ! 

 そこだ! やれ! ああ、避けろ!

 そこそこ! それそれ頑張れ!


 結果は、モンスター勝利!

 弱い! とりあえず即効でぶちのめしてと。

 いやーこれでも弱い。

 弱いモンスター相手でもまだ弱い!


 

 まあこうなるだろうと予測して、もう一回時間おいて魔力回復したらいけるように魔力100取っておいた。

「眷属召喚!」

 さあいでよ兎!

 

 現れる兎……達?

 あれ、見間違いかな俺の目には兎が1、2、3、4、5。

 そしてその中の1匹は普通の兎より少し大きくて少し強い中兎じゃないですかね?


 

 えええ。おうまじーか。

 5匹を呼び出せるようになったのか。

 そうだ、中兎の能力値ってどんぐらいだ?

 

 タイリーラビット

 

 体力20/20 

 

 物理30

 防御25 

 速度30


 あ、強い。

 魔力225を使って強化した兎よりも強い。

 俺の魔力はなんだったんだ!

 けど他のモンスターに比べると弱いと思う。

 これでもまだ弱いのだ。プレイヤーからしたらもっと弱い。プレイヤー換算で7Lvぐらい、足りない項目もあるので下手したらもっと弱い。

 


 けど大事なのはまだ未強化、つまりここから強化も出来る、ふむふむ。

 

 そういや種族というかなんというか名前? というかがタイリーラビットに変わっている。

 まあどうでもいい強くなってるならな!

 

 けど5匹に増えてくれてとてもありがたい。

 これまではやられたら再召喚に頼るしかなかった。

 けどこれからは少し気が楽になる。



 これからは魔力だなあ。兎が戦闘可能になったらとても楽になる。

 そのためには魔力! 魔力! 魔力ー! を寄越せ!


 魔力の時代がやってきたのだ!

 


 

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