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第十五話 ループループループ

 俺『………あ』


 俺は心の中で叫んだ。

 俺『ロウド!』


 ロウド『なんだ貴様…そんなに怒鳴って…俺様の機嫌が良くなかったら貴様、死んでいたぞ』


 冗談でそれを言ってるのか?本当に殺されかねないので正直怖い…が、そんなことよりも今は…


 俺『昨日何してた!?』


 ロウド『昨日?あぁ…貴様に力を貸してやったな…あの黒い物を倒すために』


 ロウドの記憶はちゃんと消えてる。

ロウドがいたからこそ、俺の記憶は残った。


 俺『なるほど…だから俺の記憶は…』


 ロウド『記憶?貴様何の話を』


 俺『っていうか!そうだよ!そもそも誰かにこのことを伝えれば良かったんだ!』


 俺は何故か1人で解決しようとしていた。そうなのだ、そもそも人の協力があるのとないのとじゃあ断然あった方がいいに決まってる。そう俺は解決法を見つけた。見つけてしまったのだ。


 ロウド『何?』


 俺『俺は記憶が残ってるんだが…いつも何回も同じ日々を繰り返してるんだよ!』


 ロウド『…それはつまり…』


 俺『そうだよ!俺たち毎回「ループ」してるんだよ!』


 ロウド『◆◇¿』


 俺『え?な、何?』


 ⬛︎◆⬜︎はその◼︎⬛︎◆◇⬛︎⬜︎ーーー----


 不具合発生…原因が不明オクトラユエ、再起動アデ開始シウアエユウ


  ----ーーーパチパチと、瞬きをする。そして目を開き、体を起こす。今日も…張り切って参りましょう〜!


 そして、俺は身支度を行う。顔を洗い、ライラとジノルにご挨拶、ネルエとレリスは疲れているのか…ぐっすりと深く眠っている。起こさないでおこう。で、普通に寝てるレリエルを叩き起こす。それから、階段を降りて、朝飯を食う。そこから支度をして…


 俺『よし!準備万端!…って何これ?』


 俺は何故か膨らむポケットの中を探ってみた。


 俺『これは…あれ?あ、そうだ!俺…』


 途端に今まで忘れていた出来事を鮮明に…光となり、俺の中を記憶で満たした。


 あれ、でもなんで忘れたんだ?…もしかしてループしているという事実を伝えたからか?


 俺『てことは、それを伝えれるのはタブーってことなのか…』


 はっきり言って面倒くさい。てかなんでこんなこと俺がしなきゃならないんだよ…考えれば考えるほど愚痴が溢れていく。だが、まぁ正直楽しいと思っている自分がいるのでひとまずは良しとしよう。


 俺『とりあえず今日はこの手帳を見てみるか…どうやって取り出すんだ?』


 俺はそう言ってカードを手に持ち、入れた時と逆の方法でカードに手を突っ込んでみた。


 俺『うぉっ!どうなってんだよ、これ本当に』


 妙な倒置法を使いつつも、カードをどこぞの4次元ポケットのように手探りで中を探る。実に奇妙な感触だった。


 俺『お、これか』


 俺はそう言って手帳を取り出した。


 俺『どれどれ』


 そうして手帳の中を覗き込んだ。その手帳の中には3人の情報が書いてあった……


   ーーーーーーーーーーーーーーーーー


 私の調べた情報をここに記す。


 怪盗Mの正体と思われるのは、この3人の内の誰か。


 1人目…ナイース・ガンバ・・・見た目は、黒い肌に

蛮族のような服を来た元気がいい礼義正しい青年だ。

 2人目…ノノ・・・奇抜な恰好をした…あれは俗に言う猿と言うものだろうか?


 俺『そういやこの世界には動物って希少なんだっけか』


 まぁそんな恰好をした男性だ。年は30代後半と言ったところか。

 3人目…名前不明・・・名前は教えてもらえなかったので、名前不明とした。喋り方は特徴的で、一人称は、おで。らしい…肥満体型だ。


 これらの容疑者を疑う理由は1つ、単純に他に容疑者がいないからだ。この教会堂は信者や、信者といっしょに来たりしなければ、入ることは不可能だ。


 許可を得てないのに中に入って来たものは存在そのものを消されてしまうらしい。そうなると、必然的にこの中に入っている者しか犯人である可能性しかなくなる。


 そうして何回も調査を行ない、ありとあらゆる可能性を潰していきこの3人の容疑者に絞りこめた。言わば消去法だ。


 俺『なるほ…てことはこの3人の中から怪盗Mを見つければいいのか…個人的に1番怪しいのは…名前不明だな…こいつの本名の頭文字がMに通じるものだとか!』


 ロウド『それだったら偽名を名乗ればいい話だろ…それに、そんなあからさまな奴いるのか?』


 俺の適当な意見をすかさずロウドは正論でねじ伏せて来た。


 俺『いいんだよ!とりあえず予想は立てておかないとだろ!?』


 ロウド『ふん、そんなことしなくともその3人の容疑者を殺せばいい話だろう』


 俺『おいおい、穏やかじゃないな!』


 ロウド『何?穏やかじゃない…だと?俺様は割と優しい提案だと思うが』


 俺『殺すのが!?』


 ロウド『だってそうだろう?意味もない牢屋とやらに放り込まれたり、拷問されたり、罰金だったり、面倒くさいことだらけだろう。なら殺した方がいいに決まってる』


 

 俺『お、おう』


 初めて見たそのロウドの饒舌さに上手く言葉が出なかった。


 ロウド『…まぁ貴様には理解できぬだろうな……強者の気持ちなど』


 俺『え』


 ロウド『そんなことよりだ…貴様、何かしようとしてたんじゃないのか?』


 ロウドの発言に思わず声が出た俺のかすかな声を

かき消すようにロウドは言葉を続けた。


 ロウド『もし、この手帳に書いてあることが本当なら…奴がやっている可能性が…』


 俺『悪魔みたいな奴の話か?』


 ロウド『悪魔みたいな奴ではなくて悪魔そのものだ。だが、貴様…知っているのか?いや、俺様が忘れているだけか』


 俺『ん?悪魔そのもの?』


 ロウド『リベルター…自由を司る悪魔だ』


 俺『え?』


 俺はその非現実的な…いや、そもそもこの世界が既に非現実的だったわ。


 そういえば俺がロウドに体を貸したあの時何しようとしてたんだ?よし、折角だし聞いてみよう。例え、その日と同じ状況じゃなくとも考えることはあの時のロウドと同じのはず。


 俺『…なぁロウド…お前…俺の体を借りたいか?』


 ロウド『…!そうか以前にも…』


 俺『一体それで何しようとしてたんだ』


 ロウド『何、もしあの悪魔の仕業なら消し炭にしてやると言うだけだ…だが、まぁ以前にもそれをやっていたのなら今の俺様がやっても意味はないな』


 まぁこうして会話しているわけだが…やはり『ループ』と口に出すのがNGらしい。あのバグ?のようなモノがあった時はつい勢い余って口に出してたからいけなかっただけだったのか。


 俺『まぁ一通り手帳を見てみた事だし、今日も教会堂に行くか』


 ーーーザイルと全く同じ会話をし、俺は教会堂の中へと入り込んだ。そして…ソルサさんはいなかった。


 俺『よし、まずはこの3人だな…』


 手帳で一通り情報は見たわけだが…実際に話してみようと思う。話を間接的に聞くのと直接的に聞くのとじゃあ断然直接的の方がいいに決まってる。


 俺『ってことで!レッツルツルゴー!』


 と、思ったんだが…どこにいるのかが分からない。

以前ソルサさんが事情聴取してた所には行ったんだが、いたのは別の人だった。


 そうして、彷徨って何も出来ないまま時間が過ぎ…あの時が来てしまった。


 俺『…?なんか騒々しいな…もしかして!』


 俺は赤黒い扉にきちんとカードを見せ、中の様子を伺うと…いたのだ。怪盗Mが…青い宝玉を持った。


 M『え?これ!偽物じゃん!まさか!誰か入れ替えた!?』


 『何?まさか!あの探偵が!あの者…それだけはやめろと言ったのに…』


 全くおんなじ会話…でも、ソルサさんはいる扱いになってんのか?


 で、だ。本来ならここでソルサさんが来てどっかに飛んでったんだが…


 俺『ここで一体何が起きてたんだ…』


 そしてその瞬間は突然だった。突如、爆発音が聞こえたかと思えばたちまち周りは目一杯の光に溢れて…そして…俺たちは光に包まれた。


 ---ーーーー成功、異常オクシウーーーー---


 

 パチパチと、瞬きをする。そして目を開き、体を起こす。今日も…張り切って参りましょう〜!


 俺『ってことで、だな…うん』


 何が起こったのかまるで分からなかった。爆発したのか?でも、何も感じなかった。いや、感じていたのか?俺の体がそれを忘れただけで…まぁそれなら何より…か。


 俺『とはいえ、まずいな…何も思い浮かばん』


 ロウド『何の話だ』


 ロウドのそんな問いかけに俺は『いや、何でもないよ』と呟き、会話を無理矢理断ち切った。


 ま、とりあえず今日も教会堂に行くとして…誰か連れてってみるか…ノルマレスとか…


 そういうことで学園内にてノルマレスに誘ったんだが、悪いけど仕事があるからと断られてしまった。

まぁ当たり前か、国家に認められる実力の持ち主なんだもんな。てことでやっぱり、あの変態ザイルと一緒に行くことになった。


 俺『とにかく、まずあの3人に出会わないとな』


 はっきり言って時間は無駄にできない。そもそもこのループが何回続くのかすら分からない状況だ。惜しいとこまで行って結局無意味と化す展開が1番あってはならない。


 そして俺は教会堂の中を隅々まで探した。だが、結局この3人を見つけられることはなかった。


 俺『くそっ!全然見当たんねぇ!』


 隅々まで探したはずなのに‥行ってないのは精々、教会の偉い所しか入れない所…


 ロウド『なら、そこに行けばいい話だろう』


 俺『でも、このカードを見せても入れないんだよな』


 ロウド『ふん、なら俺様に体を貸せ』


 俺『え、まぁいいけど…どうすんの?』


 ロウド『強行突破だ』


 俺『え、ちょ!』


 そして俺の思考は途切れ…目が覚めると…


 俺『なんだこれ?』


 まず目に入ったのは倒れている黒服たち…そして慌てふためく神父のような人たち…そしてその光景は鏡越しで見ている。


 ロウド『とりあえず大きな声は出すなよ貴様の後ろに2人いるぞ』


 俺『2人?』


 そう言って後ろを振り返ってみれば…ロープに縛られた2人の男たち…そう、ナイース・ガンバとノノであった。


 ナイース・ガンバ『貴方は…一体何者何ですか?』


 俺『え、えーと、僕は探偵の助手で…事情聴取をしたくって…』


 ナイース・ガンバ『それならば、もう済んでいるはずですよ』


 ノノ『713(ナイス)そうだよ!お前!嘘つきだろ!今日からお前の名前は!93(クソ)だ!死ーねー!』


 ナイース・ガンバ『ノノさん、もうちょっと落ち着いてください。落ち着くのは大事な事ですよ』


 ノノ『うるセぇ〜ぇ!ぷちころだよ!このガキ!ぷちこぉろ!』


 対照的な2人の会話を何も考えずに聞いていると、ナイースが俺に問いかけてきた。


 ナイース・ガンバ『そんなことよりです…貴方の名前は?』


 俺『俺?マ…いや、そんなことよりだ。俺はお前たちに話を聞きに来ただけだ』


 ナイース・ガンバ『話ですか?』


 ノノ『はっぁ!お前にぃ!話すことねぇよぉ!!!はぁァァァま!』


 俺『お前たちこれから何するつもりだったんだ?』


 ノノ『はっぁ!だから!93に話…』


 ナイース・ガンバ『何故そんなこと聞くんですか?』


 俺とナイースは華麗にノノを無視しながら、会話を続けていく。


 俺『お前たちも知ってるだろうけど…今日怪盗Mが青い宝玉を盗みに来る事』


 ナイース・ガンバ『!?…何故貴方がそれを…』


 俺『言ったろ?俺は探偵の助手だって』


 とは言いつつも、それを知ったのはそれが理由じゃないんだけどな…まぁ信頼ぐらい得ないとな。


 ノノ『お前ぇぁ!まじかよ!今日から1031(テンサイ)って呼ぶぜぇぁ!』


 ナイース・ガンバ『分かりました…話ましょうこれから私たちが何をするのか…』


 ナイース・ガンバ『とは言ってもほとんど何も知らないんですけどね…』


 と、期待はさせない言い方でそう言ってきたが、それでも構わない。


 俺『それでもいいから話してくれ』


 ナイース・ガンバ『分かりました…詳しい内容は聞かされていないのですが…偉い人たちが言うにはある計画を実行するようです…しかも、これが成功すれば大儲け…とかって言ってましたね』


 俺『教会の人が大儲けとかって言っちゃって言いのか?』


 ナイース・ガンバ『まぁ彼らも人間ですし、まぁ十中八九、信者たちに聞かれたら半分ぐらい減りますね、多分』


 俺『全員ではないんだな』


 ナイース・ガンバ『中にはいるんですよ、頼る物がこの教会しかないって人たちが…それも結構な数ね…』


 ノノ『そうそうぉぁ!めっちゃ心酔してるぅ!あの443(シスター)ガールニィぁ!』


 俺『シスターガール?』


 ナイース・ガンバ『あなたはまだご覧になられてないんですか?まぁ原則、信者以外立ち入り禁止なんですが…まぁ大量の人々がその少女に跪いて…私はあまり見たくないですね…でも、あの子はすごい子ですよ…ずっと人々の期待に応えてくれているんですから』


 俺『ふーん、なるほど…で、その計画ってのは?』


 俺はその話を聞き流し、本題へと入り込む。


 ナイース・ガンバ『さぁ?私には聞かされてません…ただ立ち位置についておけと…』


 ノノ『俺もぉぁ!』


 立ち位置…怪盗Mを迎え討つためか?でも、もしそうだとしたなら…怪盗Mが現れた瞬間に何か出来たはずだろう…わざと何もしなかったのか?それとも…予想外の出来事が起きたのか?


 このように思考を巡らせ、複数の仮説を立てた。

そしてその仮説たちを簡単に調査するためには…


 俺『なぁその立ち位置の場所に俺も行っていいか?』


 ナイース・ガンバ『んー流石にそれは…』


 ノノ『いいねぇぁ!713の所に行けばいいさぁぁ!

責任は俺がとぉるぁ!』


 ナイース・ガンバ『本当に何ですか?まぁ別にそれならいいですが…じゃ、行きましょうか、えーと探偵さんの助手さん』


 俺『あ、ちょっと待って』


 ナイース・ガンバ『ん?何でしょうか』


 俺『この手帳を見てほしいんだけど…あ、2人ともです』


 俺はそう言って手帳を取り出し名前不明と書かれた肥満体型の男の写真を見せた。


 俺『これって誰か分かりますか?ていうか…どこにいるかとか知ってますか?』


 ノノ『アーぁ!外国から来た外交官だね!名前知らないけど俺は102(デブ)ってぁ呼んでるぁ!何処にいるかなんて知らねぇんだぁ!』


 ナイース・ガンバ『残念ながら、私も大した情報は…強いて言えば、偉い人たちの計画を手伝っているのだとか…』


 俺『うん、分かった協力感謝する』



 ーーーそして、肥満体型の名前不明に出会う事なく、ナイース・ガンバの立ち位置についた。


 俺『ここは?』


 ナイース・ガンバ『ここは…密談などを行う場所ですね』


 俺『なるほど…』


 俺が相槌を打ったその時…何やら外が騒ぎ出した。


 俺『なんだ、やけにうるさいな…もしかしてロウド…じゃなくて俺が暴れてたのバレた?』


 ナイース・ガンバ『いえ、それはないですよ、偉い人たちには誤解だと伝えておきましたから…まぁそれでも許さないって言ってた人はいましたが…………!?怪盗Mが来ただって!?』


 俺『え、あ、そういやこんな時間に来るんだっけか!』


 すぐにこの部屋から飛び出したナイース・ガンバを追おうとしたその時だった。


 何やらピーという自主規制音のようなものが聞こえる。そしてその音は段々と大きくなり…そしてやがて俺の周りは光に包まれた。


ーーーー----

成功、異常オクシウーーーー----


 パチパチと、瞬きをする。そして目を開き、体を起こす。今日も………張り切って参りましょう!


 俺『あ〜もう無理…どうすりゃいいんだよ…』


 そうやって頭を抱えながら、前と同じように学園へ向かおうとすると、俺はある違和感を覚えた。


 今日、今の今までたいして気にしていなかったが、

みんかの会話が何やらぎこちない…それに、俺が、今までにない会話をしてみようとしても『そんなことより…』と話を切られてしまう。


 俺『まるでNPCのようなものだ…』


 NPC…ゲームやってる人ならわかると思うが、決められた行動のみを実行する人形のようなものだ。


 そんなことを考えながら今日も教会堂に足を踏み入れた。


 俺『さーてと、どうすっかな〜分かんねぇ…』


 ロウド『今の問題が解決できそうにないのなら別の問題に目を通してみろ…』


 俺『別の問題?』


 ロウド『そうだ…何か1つの問題が解決すれば、それと繋がる問題も次第に解けてくる』


 別の問題か…なら一回考えを最初に戻してみよう…まず、一体どうやって俺がループしているのか…その答えはもう分かっている。


 あのどデカい音にあの熱い光が聞こえ、見えたりしたら、急に視界が暗くなり、同じ日をまた繰り返している。答えはあの爆発が原因なのだろう…なら、爆発さえさせなければループは終わるのではないのか。


 俺『よし、あの爆発の元になる物を探してみよう』


 普通に考えるなら爆弾とかありそうだが、ここは魔法がある世界…もしかしたら犯人が自爆とかしてる可能性もある。


 俺『方向的にはこっちで間違いない』


 それは何度も熱い光に包まれたからこそ体感的にどの方向から爆風が来ていたのか分かる。


 俺『だけど…詳しい場所は…ん?この場所…密談とか行ってる…』


 そんな時だった。1つの声が聞こえた。


 『君、ここで何してるど?』


 俺『え』


 俺は以外と冷静に後ろを振り返ってみれば…そこには肥満体型の…


 俺『名前不明!』


 『名前不明?それ、おでのことだか?』


 一人称はおで、間違いない、こいつだ!


 俺『ちょうど良かった!聞きたいことがあった!』


 『え?え、何だど?』


 俺『今から何処に行くんだ?』


 『何処に行くって…そこの密談室に…』


 そうして言葉を発したとした時、周りが何やら騒がしくなってきた。そう、タイムリミットが近づいて来たのだ。


 俺『やっば!あのーここに来る前は何処にいたんだ?』


 『何処って…それはこの教会堂の地下室だど』


 俺『地下室?なんで?』


 『それが…おでもよく分かんないど…でも、誰かがそこにいろって言ってる気がするんだど』


 俺『そうなのか…奇妙だね…あともう一つ質問…君の名前は?』


 『それは言えない』


 俺『じゃあ、なんでここに来たの?』


 『教会堂の人から協力をお願いされたんだど…何やらショーを行うから中継で繋いでくれと…』


 俺『中継?あぁ…あの魔法で作られた、空に浮かぶモニターみたいな奴に映すのか?』


 空に浮かぶモニターみたいなものと言うのは、上を見上げて見れば目に捉えることが出来るのだが、主に災害などが送るとあれが情報を伝えくれる。


 あのモニターを作ったのは自然の国と呼ばれるミドセルセス国のアノルウェーと呼ばれる特別頭のいい人が集まった組織だ。学園の授業で学んだ。


 俺『で、そのショーってのは?』


 『さぁ?お楽しみになんだど』


 俺『ふぇ〜でも、なんでその教会堂の偉い人たちは…』


 その答えを聞こうとしたのだが、ナイース・ガンバが……そして….光に包まれた。


 ----ーーーー成功ーーーー----


 パチパチ…もういいだろ!省略ー!あ、ちなみに今日は学園をサボってみます。

何回も同じ授業ばっかで頭おかしくなりそうだから。


 俺はカードを見せつけ、神話協会の教会堂に入る。


 そして今回もあの名前不明に話を聞きたいんだが…地下室って何処だよ。


 そうやって俺は何も考えず、ぶらぶらとふらついていると…


 『おい、貴様』


 俺『んぇ?あ、若い神父』

 

 『…見たところここの信者ではないようだな』


 俺『えぇ…まぁそうですけど…』


 『そうか…なら着いてこい』


 俺『え?あ、はい』


 俺は威圧感のある神父を恐れながら、渋々着いていった。そして、彼は扉を開き、中へと入っていった。

その先に1人の少女がいた。そう…


皆から崇められていた金髪のシスターガールだった。


ちょっと話の展開が遅いですかね…すんません

もっと急ぐので今後ともよろしく

次回 永遠のループ


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