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第一話 入学試験

 俺『ん?え?ここどこ?』


 俺は、情けない声を上げた。


 ロウド『久しぶりだな』

 俺『ロウド?』

 ロウド『あぁ、貴様は、エルノのこと覚えているか?』

 俺『え、エルノ…あ、エルノは、死んだ……あ、あ、アァァァァァ!』


 嘘だ嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘

嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘だ。


 そんな俺の反応を見て、ロウドは…

 

 ロウド『ダメだな』


 そう呟いて俺の首を刎ねた。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 俺は、突如目を開ける。


 俺『え?あれ?今誰かに殺されたような…まぁいいか…』


 そう言って立ち上がろうとしたが、誰かの腕が邪魔をして立ち上げることが出来なかった。

 俺『?』


 変だと思い周りを見渡すとレリスとそのレリスに抱きしめられている俺とレリエル、ライラ。そして1人イスに座って寝ているネルエがいて、ジノルも別のベッドで寝ていた。


 俺『ぐがぁ!』


 小声でそう言うと共に俺は、その邪魔をした腕から抜け出す。


 俺『ハァハァ、疲れた〜』


 俺は、ほっと溜息をついて、寝室から出る。


 俺は階段を降りて、ファンタジーによくある木造の食堂みたいなところに行った。


 そして、椅子に腰を下ろし、机に置いてある木を

彫って作られたメニュー表に目を通す。


 そうして、何を食べるかと悩んでいると、


 『お〜い、てめぇ、誰だよ?』


 突如、いかにも暴力振るってそうな恐ろしくて

ごっつい顔してるツーブロックの白髪が偉そうに俺に声をかけてきた。


 俺『え、えーとマラです〜』


 引きつった顔でそう答えた。


 『あ〜ん?誰だ?』


 俺『え?』


 『まぁそんなことは、どうでもいい!どうせ、お前雑魚だろう!金を貸せ!』


 俺『へ?』


 僕、生まれて初めてカツアゲされます。


 その時、『ん?私の彼氏になんかよう?』という声が聞こえた。


 俺『ん?』


 ふとして、声がした方に向くと…


 そこには、赤髪に緑のメッシュが入ったポニーテールの半ば16ぐらいの少女がいた。


 『あ"?誰だ、お前』

 『あれ?もしかしてわからない?』


 そう言って、笑顔で言葉を続ける。


 『僕はノルマレス…聞いたことない?』

 『!?』


 暴力男は、驚いた顔をする。が、決して弱気になったのではなく、むしろ、憎しみの表情を向けた。


 『てめぇがノルマレスか…まだ17歳にも関わらず、魔法の国家資格を得た天才少女!俺は、てめぇのせいで!!』


 ノルマレスは、一瞬困り顔をしたが何かを思い出したのか、はっ、とする。

 ノルマレス『もしかして君、最近、国家資格を免除されたナレスさんだね?でも、僕…君に何かした?』


 ナレス『ウルセェ!お前のせいで会社を退職させらて、大変な目にあったんだぞ!そのせいで…社長を殺しちまったじゃねぇか……』


 さぞ自分が正しいかのように思っている顔で

主張する。ただ単に馬鹿なのか…それともただ合理化

して、自分の心を保っているのか…それは、分からないが、ノルマレスが呆れた顔で反論する。

 ていうか会社とかあるんだ。


 ノルマレス『へぇ〜それで国家資格を剥奪されたんだね〜でもそれって僕より実力が下だから退職させられたんでしょ?それで、僕に罪を問うのは変な話だよ…』


 その発言が癪に障ったのか…

 急に怒りを殺気に変える。


 ナレス『ウルセェ!ウルセェ!死ねぇ!』



 ナレスが両手を合わせると、その周りに炎が漂い始める。


 ナレス『フレイムバースト!!』


 そう言うと周りに集った炎を一斉にノルマレスに向けて、収束させる。そして爆発せようとする、が


 ノルマレス『う〜ん、単純だね!』


 ノルマレスは、手を前に出す。


 そうすると…その炎は消え、爆発は不発していた。


 ナレス『ちっ!』


 本来、この光景を見たら他の人は、逃げたり加勢したりするものだろうが…


 まったく誰も動くことはなくただ、またか。という目で見守っている。


 ナレス『獄炎覇者(ごくえんはしゃ)!』


 ナレスがそう叫ぶと、たちまちナレスの体を黒色の炎が包み込んでいく。


 ノルマレス『お〜固有魔法か、中々いいの持ってるね!』


 ノルマレス『だけど…』


 ノルマレスがそう呟くとナレスを包み込んだ炎を消し去る。


 ナレス『な!?』


 ノルマレス『悪いけど僕には、通じないね!』


 俺は、その光景を見て思う。

 (おいおい、どういうことだよってか、周りの奴反応しなさすぎだろ!?呑気にご飯まで食べてるよ…)


 ナレス『なら…殴って殺す!』


 ナレスがそう言って、ノルマレスの背後に回る。


 ノルマレス『あ!そこ術式置いてあるから気をつけた方がいいよ!』


 ナレス『!?』


 ナレスが慌てて下を見ると、そこには変な魔法陣が書いてあった。


 ナレス『この、術式は!』


 ナレスは、すぐさま後退しようとするが…


 ノルマレス『バイバーイ!』


 魔法陣が光り出し、ナレスを包み込んでいく。


 ナレス『くっ、ノルマレス!!』


 荒げた声でノルマレスの名を叫ぶ。

そして、不思議なことにナレスは姿を消した。


 ノルマレス『君、大丈夫だった?』


 ノルマレスは、俺に近づいて心配の言葉を口にした。


 俺『あ、えぇ大丈夫です』


 ノルマレス『そう!じゃ、僕もう帰るね!』


 俺『あ、ありがとうございました!』


 ノルマレスは、こっちを向いて笑顔で手を振って扉を開けようとするが、頭の方向を前に向けた時柱の突起物に頭をぶつけてしまう。


 ノルマレスは、『はひ!』と声を上げ、顔を赤らめ

何も言わず立ち去った。


 それから数分後にレリスとライラそしてジノルが来た。そんでその後にネルエが来た。


 レリス『ん〜レリエルの奴遅いな…ちょっと抱きしめてくるか!』

 ジノル『まぁ、待ってれば来るでしょ』


 ジノルは冷静に止めに入った。


 レリス『そうだね…じゃあ今日は、入学試験の日だけど…』

 俺『え?今日?手続きとかしてないぞ?』


 レリス『ま、それは、置いといて』

 俺『え?置いとくの?』

 レリス『学園に行きたい人〜!挙手!ちなみにマラは、絶対行くので手挙げなくていいよ』

 

 レリスがそう言うと、ジノルが真っ先に手を挙げ、ライラが恥ずかしそうに手を挙げる。

 さらにもう1人が手を挙げた。 だが、その人物はネルエではなく…レリエルだった。


 レリエル『私も!』


 レリス『ネルエは、行かないのね?』

 ネルエ『あぁ…』

 レリス『よし、じゃあまずは、学園に行きましょう!』



  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 そして、俺たちは無事…学園に着いた。


 入学手続きは気にしなくてもいいとレリスは言っていたが…。


 まず学園に行く組は何かの紙に手をかざした。

そんで、学園に入って持ち物検査…異常は特になかった。そこから教室に入り座学のテストをした、全然わからなかったが、レリス曰くこれは、あくまで今の実力を知りたいだけなので気にする必要はないらしい。



 んで、次は実技これで合格か不合格か決まる。

ちなみにここでレリス、ネルエとは、お別れになった

どうやら用事があるらしい。そして、僕たちは実技の試験を行うことになった。やるからには最高判定は、取らなきゃな!




 『まずは、魔法の実技です』

 『最初は、自分の知っている最強の普通魔法をぶち込んでください。そして次は、固有魔法をぶち込んでください』

 『もし、自分の固有魔法がわからないようであればあそこにある水晶に触れてください』


女性の教師は水晶のある場所を示し、言葉を続ける。


 『そして最後は、あの変な装置に入って影響魔法の有無を測定します』


 いや変な装置て。教師失格だろ。


 俺『ふ〜ん、魂装魔法(魂の具現化)は測定しないのか』

 ジノル『いや、当たり前じゃない?子供なのにあの魔法を使えるのは、化け物ぐらいだよ』

 俺『それもそうか』


 俺たちは、会話を交わしてそれぞれの測定に入る。


 俺は、先ず水晶に触れた。そうすると…


 機械音のような声で


 《測定中です。手を離さずお待ちください……》


 俺は、おとなしくちょっと待った。


 《……測定完了、測定結果を表示します。》


 そうすると、光が収束し文字を映しだす。そこにはこう書いてあった。


 固有魔法***血液操作(分)、自動回復(分)、

????、????、????、……………


 そしてその下にも「????」が並んでおりその数、全部でおよそ100個。


 俺『いや!ハテナ多すぎでしょ!』


 俺がそう言うと。


 ロウド『あぁ、それらはすべて俺様の物だ。気にしなくていいぞ』


 ロウドが心の中から話しかけてきた。


 俺『え?でも、こんなに「?」ってつくものなのか?』


 ロウド『ま、そもそもの話、俺様がここにいるのは、おかしいからな…それでエラーでも起こしたんだろ…詳しい原因は、俺様も知らん』


 俺『…ふ〜んじゃあこの(分)って何?』

 ロウド『それは、いわゆる眷属になってできた魔法だからだということだ』

 俺『なるほど』


 俺『よーし、じゃ試験やるか!』


 そして、長〜い列に並んでいる間の出来事


 『ふん!見てろ!下等庶民!はぁぁ!』


 いかにもなイケメン貴族は、手に力を溜める。


 『オーシャンウェーブ!』


 オーシャンウェーブ?確か水魔法の強い魔法だったような…


 そして貴族キッズが放った。オーシャンウェーブは、見事最高得点のA判定をもらうことが

出来たらしい。


 つまりあのレベルならA判定をもらえるということらしい。


 そして、その他の人も着実に魔法を打ち終えて、いよいよ俺の番、俺はA判定を取るべく、1番練習していた風の魔法を使うことにした。幸い風魔法はナンジェルさんに教えて貰っていたしな。


 俺『サイクロンリターン!』


 俺は、風で出来たブーメランみたいなものをぶち込んだ。判定は、B判定。


 んで次は、固有魔法…あの貴族は、またもやA判定らしい。普通にすごい…と思ったが周りの奴らがどうも騒がしい。


 『あの固有魔法…本当にA判定貰えるようなもんだったか?』

 『それな!あの貴族、悪い噂あるみたいだし

間違いなく金でA判定にして貰ったに決まってる!』

 『うわ〜きったねぇな貴族の奴らは…』


 俺は、その言葉を深く聞き入れずに固有魔法の実技試験に入っていった。血液操作を使おうとしたがなぜかロウドに止められた。


ロウドが言うにはそれじゃA判定は貰えないらしい。


 じゃあどうすんだって聞いたが一回俺様と変われと言われた。


 そこからは、特に覚えてないが気づくと周りの奴らが驚いた顔で俺のことを見ていたのは、記憶に新しい。


 そして、無事?なのかわからないがA判定を貰うことができた。


 あと影響魔法の話なんだけど吸血鬼の呪いってのがあった。まぁミネルネが言ってたやつだね…あれ?ミネルネは、死んだのか?なんでここにいないんだ?


 俺は、嫌な予感がしたので考えるのをやめた。


 ちなみにライラたちの判定は、こうだったらしい。AからDの順に下がっていく。


 ジノル 普通魔法B 固有魔法B

 ライラ 普通魔法A 固有魔法B 影響魔法C

レリエル 普通魔法B 固有魔法A 影響魔法C

   

 

  という結果で終わり、俺たちは無事……に試験を終えれた。


  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 レリス『お〜い、いるかぁ?ニレスぅ!』



次回 任務


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