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20 初ミッション4

50匹のゴブリンを全滅させた後、俺達は村人たちと共にゴブリンの死体を焼き、柵の修理を行った。その夜も念のため、トエルは偵察に出て、村人たちも村長宅で交代で睡眠をとって過ごした。

そして夜が明けて5日目の昼頃…ミッション開始から20時間が経過した時、俺達は気づけば天界の神殿に戻っていた。

「お疲れ様です、英霊様」

そう言って俺達を出迎えたミッション受付の天使が俺達を出迎え、ミッション評価を述べる。

「あなた方は、農村の防衛に大成功しました。加えて、ゴブリンの襲撃部隊の全滅ボーナス、村人の被害ゼロボーナスが追加されます…総合評価はSランク、功績ポイントが付与されます」

そう言って、功績ポイントが表示される。

「了解した、高く評価いただいて嬉しい」

「がんばった甲斐があったね」

ステップとトエルが言う。

「ところで…功績ポイントとはどのような方法で使用する事になるのだろうか」

「はい、戦争イベントによって異なりますが、大まかには味方NPC部隊の強化や物資の追加などと言った戦争イベントを有利にする為にご使用いただきます。そして投入された功績ポイントは戦績と合算されて戦争イベントでの総合評価が下されます」

「フム…なんとなくはわかった、ありがとう。詳しくは戦争イベントの際に確認する」

「さて…これでお終いだな…ログアウトとして寝ようぜ」

俺はあくびをしながらそう言った。

「そうだな…待っているぞ、リョウ」

「うん、今日も来てね?」

そう言ってステップとトエルはヴァルサーからはログアウトしていった。




「…こんばんは、舞、真琴」

「いらっしゃい、涼」

「待っていたよ、涼」

2人にそう言われては訪れないわけにもいかず…元々訪れるつもりだったが…俺は今晩も小鳥遊家のVR空間の二人の部屋を訪れていた。

「ふふ…今日もしてくれるのだろう?おやすみのキス」

「えへへ―涼とキス―」

そんな事を言い出す二人を、俺は二人纏めて抱きしめる。

「あーもう、俺の彼女たち可愛すぎるだろ…愛してる」

そんな俺に応えるように舞と真琴も体を寄せて囁き返してくれる。

「ああ…私もだ…愛している」

「うん、私も…大好きだよ、涼」

互いの体温が心地よく、三つの心音を感じながら暫く俺達は抱きしめ合っていた。


「ああ、欲張りだな、私は…もっと欲しい…君の体温を、心音を、感じたい…VR越しではなく、直接感じたいのだ」

「えへへ…お姉も?じゃあ、いっそ今から涼の家に行っちゃおうか」

俺の胸の中で恋人たちはそんなことを言い出した。

「やめてくれ…ご近所とはいえ、もう10時回っているんだから」

「冗談だってば」

そう、真琴が小悪魔な笑顔で言う。

「むう…魅力的だとは思うが…仕方あるまい」

そう、舞が不満そうな顔で言う。

「じゃあ…舞」

舞の名を呼んでキスをした。

「真琴」

続いて、真琴の名を呼んでキスをした。

「おやすみ」

そう言って2人を抱く力を強めて…放した…が、二人は俺を放してくれない。

「舞?真琴?」

「もっと…欲しい」

「うん、もっとだよ」

「まったく…欲張りなお姫様達だ」

俺はそう言って笑うと、再び長めのキスを二人にした…だけでは満足してもらえず…


「んっ…んっっっ」

「んー」

「うわぁ…涼、お姉…すごいエッチ」

結局、舌を絡めてのキスをする事になった…当然、その後、真琴とも同じ事をした。

「んー」

「んッ…んぁっ…」

「ふぁ…私もこんな顔をしていたのか…」


「フフ…満足だ…だが明日は直接会いたいな」

「そうだね、明日の午後はデートしようよ」

「その後は…できれば君の部屋にお邪魔したいな…ウチは二段ベットだしな」

「そうだね、涼のベットは三人で横になれるもんね」

「あーうん…それは据え膳…って事でいいのかな?」

「「もちろん」」

恥ずかし気に問うた俺に、二人は満面の笑顔でそう答えた。



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