終わり〜そして始まり
初めての投稿です。
読んでいただけると幸いです。
何というか面白みもない普通の人生だ。
今は高校2年なのだが、それ程に楽しいことがなく、この先の人生も楽しいことはもうないと感じ始めているのである。
なので最近は家に帰ったらすぐにゲームをやるくらいしかやることはないのである。
他にあることと言えば、
俺の親は俺が小さい頃に重い病気にかかってしまったことがあり、それから俺に対して過保護になっていたのだ。
いや、別に俺に対して、たくさん愛情を注いでくれるのは構わないよ?
でもさ、限度ってものがあんじゃん
そのせいで俺にばっかり愛情を注いでいるから、俺の兄貴は俺に対してツンツンしてるんだ。
これがとても悲しいので、何とかしたい、そんな事をなぜ話しているかと現在兄と話しているからだ。
俺の目の前にいる男の名前は霧野健斗と言うんだ。
「久しぶりだな。晴人」
そうそう俺の名は霧野晴人と言うんだ。
「久しぶりだね、兄貴」
俺も自然に挨拶を返した。
そこで俺は気になっていたことを兄貴に聞いた。
「どうして急に帰ってきたんだ?
これまでは帰ってこなかったのにさ」
俺はそう素っ気なく兄貴に言った。
そこで兄貴から思いがけない言葉が出てきた。
「ああ、お前と会うのも久しぶりだしお前の好きな唐揚げを食わせてやろうと思ってな」
兄貴はそう言った、だが俺は兄貴のことだから何か考えてないかが不安なのである。
「その代わりといやぁ何だが、俺にピッタリな結婚相手を探してくんねーか?」
ッ!?
まさかそうくるとは思わなかった正直これだけは言いたい
俺に言うな!
他のやつに頼め!
俺だって暇じゃないし出会いはないんだよ!
だが、俺はこう答えてしまった。
「わかったよ、わかったから今日はいっぱい食べるからな」
そう言うと兄貴は嬉しそうに
「まじか!ありがとう晴人、今日はいっぱい食べてくれ!」
やれやれ俺も変わらないな俺は昔から頼まれたら断れない性分だからなそれに唐揚げを食べさせてくれると言ってたし、これは仕方がないな。
プップー!
トラックが5歳くらいの女の子に迫っている。やばいと思う前に俺の体は動いていた
そして俺はトラックに飛ばされていた。
そこに兄貴が近づいてきた。悲しそうに俺を見ながら泣いている。
「晴人っ!晴人っ!大丈夫か!?」
はは、大丈夫な訳ないだろあんなスピードで飛ばされたんだし
「あ、兄貴もうお前にピッタリな人紹介できそうにない悪いな」
「悪くなんかない!だから生きろ!」
「・・・またな」
「おい!?晴人!?晴人!」
なぜだか知らないが立てないなどうすれば立てるのだろう
まぁ立つことは後にしようか
ここは?俺はどうなったんだ?とりあえず状況を確認しよう。
あたりは真っ暗だ俺は四足歩行した
ん?四足歩行?
目の前に池があるからそれで確認しよう
へ?
一本の尻尾にもふもふの体
まさか、狐!?
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