表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

もしもあの日…

作者: 月島ノン
掲載日:2023/12/04

もしもあの日、君が死ななかったら。いま、どれだけ幸せだろうか。


あの日、君は交通事故で死んだ。僕の腕の中で、静かに息を引き取った。




そのあと僕がどれだけ泣いたかも、君はなにも知らない。どれだけ愛しているかも、君はわかってくれない。もう…なにも…知ってくれない。




もしもやり直せたら…




………………………




「ここは、どこ?」




僕は不思議な空間で宙に浮いていた。温かくて、とても気持ちのいい場所。




「なにかが見える…あれは…君が死んだ日のこと…?」




君を抱きしめて、泣き叫ぶ僕が見えた。


僕は祈った。どうか神様、僕がかわりに死にます。あのこを…僕の大切な人を助けてください…




次の瞬間、意識が飛んだ。




目が覚めると、そこには君がいて、泣いていた。何かを叫んでいる。


君「お願い…おいてかないで…あなたが好きなの…」




ああ、そうだったのか。死が迫るなか、僕はとても幸せだった。


なにより大切な君に、抱きしめてもらえたから。




そして、ありがとう。さようなら。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ