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いつかの幼い記憶

作者: カモノ橋咲

コロナが流行りはじめてもうどれくらい経ったかも分からない。


収まったと思うとまた増えたり。色々と制限されていた。


今実際私もコロナに感染している。恐ろしいものだ。



小学校の頃、地区の皆で行われる運動会があった。


年に1回だが、子供からお年寄りまで集まって運動場の周りで競技を応援する。そんな懐かしい記憶。私は同年代では足の速い方だったから、お菓子やおもちゃを早めに選べた。


もっと昔の話をしよう。


幼稚園生位の年齢のとき、初めて参加した運動会だっただろう。


大会が終わったあと名前の分からないお兄さんに1位の表彰台に、乗せてもらった。なぜか鮮明に覚えている。


それくらい記憶に残っているのだ。


1000人程しかいない小さな地域だったけど今思えばほっこりする。


よく私の飼っている犬を見に来る小学生は、そんなイベントは分からないだろう。


あの特別感も。優勝したときの嬉しさも。


時代というものは怖くて、ましてやコロナはここ数年で色々なものを変えてしまった。


これからも変化している状況でお年寄りとも、散歩中すれ違う挨拶程度の人ともそれ以上の関係はないのだろうか。


あの運動会は、何にも変えることの出来ない大切なものだと変わってしまって気づいた。



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