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(二)-9

 次にパンツだった。ブラジャーと揃いの色、揃いの柄だった。切る場所は、真ん中ではなく、太ももの上くらいの位置、布地の幅が最も狭くなるところだ。まず左側の、腹の方から刃を入れて肌を傷つけないように小刻みに刃を動かして布地を切っていった。ハサミの切れ味は良く、レース部分もざくざくと切ることができた。

 次に同じように右側をカットした。そして左右を切り取られたパンツの中央の部分を持ち上げた。両太ももの間当たりの生地を左から右へと刃を入れてカットした。残るのは尻を覆っている部分のみとなり、左側から引っ張ってパンツを取り去った。


(続く)

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