表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この世の中で  作者: ib
9/71

第9話(手紙)

結局夜になってしまいました(笑)


明日も夜投稿予定です。



音楽室へやってきた黒峰達。


慎重に入ろうかとも思ったがその必要がないのは一目でわかった。


なぜなら音楽室は扉が爆破され、中も悲惨な状況だったからである。



黒峰「これはひどいな。」


浅蜊「派手にやったもんだねぇ」


紅「爆破する能力者がいるのかもしれないわね。」


黒峰「お前とどっちが強いんだろうな。」


紅「あなたそんなこと言うキャラだった?」


黒峰「それもそうだな。気にしないでくれ。」


白雪「美佳ちゃんが勝つに決まってます……。」



小さな声で呟いた彼女だったが、誰にも聞こえなかった。



浅蜊「あとは美術室と校長室だね〜どっち行く?」


勉学「美術室のほうが穏やかなイメージがありますね。」


影切「た、確かに能力も絵が上手いとかかも……。」


黒峰「そんなわけないだろ。まあ行くか。」



美術室へ向かう途中紅は黒峰に耳打ちする。


あなた放送室以外はやけにすんなり行くわよね。


それってなぜ?


さっき説明しただろう。放送室には敵がまだいるかもしれないからだ。他のところは敵がいる可能性がそれよりも低い。


本当にそれだけ……?



浅蜊「なーにコソコソ話してんの!俺にも教えて〜」


紅「なんでもないわ。」


黒峰「なんでもない。」



続きはまた後ほど聞くわ、、。



黒峰「着いたぞ。」


勉学「ここは扉が閉まってますね…。」


黒峰「問題ない。紅が燃やす。」


紅「勝手に決めないでよね。やるけど。」



メラメラと扉は燃え尽き中の様子が見えるようになった。



紅「これは?」


黒峰「また宝箱だな。」


浅蜊「今度は俺があけるよーん!」



ガチャッ……ん?


中には一通の手紙が入っていた。



浅蜊「アイテムは取られちゃったのかなー?」


黒峰「そのようだな。」


浅蜊「手紙だけでも読むね〜」



これを見たものへ。


俺達は生徒会の連中に騙された。


奴らは安心する言葉を投げかけておきながら仲間を皆殺しにした。


音楽室を見ればわかるだろう。


俺では奴らに勝てないが、奴らの能力はわかった。


会計は戦闘向きではない。必ず後ろに立っている。仲間が隠れても見つかったのはやつの仕業だろう。


副会長は爆破系だろう。触れたものを次々と爆破していた。


書記は水を自由自在に出していた。体の中にある水を使うらしい。そのためか戦う時は常に水を飲んでいた。


会長だけは手を出してはいけない。少なくとも化け物級以上の能力者であることは間違いない。

この俺の能力『分析』でも奴の能力はわからなかった。


これを見たものは頼む……!仇を取ってくれ!!


信用されないかもしれないが、直接話を聞きに来る場合は校長室へ来てくれ。

生きていればそこへ向かうつもりだ。



黒峰「やはりあの放送は罠か。」


浅蜊「少しは信じてたのに……。」


紅「全部でしょ。馬鹿。」


白雪「ば、ばか。」


影切「ば…ばか……!」


佐々木「ばか!!!!」


浅蜊「みんな酷くない?!泣いちゃうよ?!」


黒峰「校長室へ向かってみるか。」


浅蜊「相変わらず俺には興味無しなのね……。」


黒峰「そんなことないぞ。俺はお前を信用してる。」


浅蜊「ツンデレ?!あ、ありがと!」


紅「……。」



美術室を後にして今度は校長室へ向かう。


校長室で待っている男を探してみたが、あるのは転がっている首だけだった。



黒峰「これが手紙の主だろうな。」


勉学「は、吐き気が…。」


佐々木「大丈夫大丈夫よ…。」



勉学をなでる佐々木。白雪に見せないようにする紅。


死体を目撃したとき毎回こうなので他のメンバーは何も言わなくなった。



黒峰「さて残るは三階のみだな。」


影切「私は行くのに反対です。怖いです……。」


浅蜊「俺は仇取ってあげたいなぁ!」


佐々木「私も上に行きたいです…!勤を保健室へ連れていきたいので。」


勉学「知優さん?!僕は大丈夫ですよ……うぅ。」


佐々木「無理しちゃだーめ!」


紅「私達も上へ行きたいわ。調べたいことがあるの。」


影切「みなさんがそう言うなら……」


黒峰「決まりだな。しかし保健室にずっといる訳にも行かないから二手に分かれるぞ。」


浅蜊「こういう時は戦力をうまい具合に分けるのがゲームの鉄則!」


佐々木「皆さんにご迷惑はかけられないので、勤と私は二人で保健室へいきます。何かあれば大声で叫びますので!それに私の能力があればそう簡単にはやられません。」


黒峰「まあ俺はどういう分け方でも構わん。」


浅蜊「大丈夫かなぁ?何かあったらすぐ駆けつけるからね!」


佐々木「はい!ありがとうございます!」



これで勤と久々に二人っきり…ふふっ


この時は幸せだった佐々木の脳内だったが、後にここで誰かについてきて貰えば良かったと後悔することになる……。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



黒峰君…どこにいるの……?


何このメモ?校長室……?


校長室に行けば会えるのかな、、。


ふふっ待っててね。黒峰君。










┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 ???(→)

4位 ???(→)

5位 ???(→)

6位 ???(→)

7位 ???(→)

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位???(→)


300位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


9000位 紅美佳(→)炎を操る

9001位 浅蜊健(→)反発


9500位 副会長(→)爆破



12000位 研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…


115万位 書記(new)体内の水を出せる。圧力を多くすることで鉄さえも切断可能


250万位 葵(→)全身から針を出せる


720万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復


891万位 勉学勤(→)頭が良い


892万位 会計(→)一定範囲内の人数がわかる


参加人数893万人



1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ