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この世の中で  作者: ib
5/71

第5話(箱の中身)

少し遅くなってしまいました。

今後は夜投稿が多くなるかもしれません。


サイト内ランキングにも載ってて嬉しくなってた作者です(笑)


コツコツ頑張っていきますよー!

家庭科室へ行く途中。


黒峰「浅蜊なにか声がしなかったか?」


浅蜊「女の子二人の可愛い声なら近くから聞こえるけど……?」


黒峰「お前に聞いた俺が馬鹿だった……。」



なにか聞こえた気もしたが気のせいだったのだろう。



勉学「あれ?ランキングに動きがありますね、、。」


紅「8位と9位が入れ替わってるわね。」


黒峰「8位になったやつがやばい能力の持ち主かもな。」


浅蜊「美佳ちゃんよりチートの能力ってなにがあるんだろ笑」


勉学「それにしてもこのランキング表、名前くらい教えてくださいよ……。」


浅蜊「確かに???ばかりでランキング移動してることしかわからないもんね〜。」



そんな話をしているうちに家庭科室に着いた。


ドアは開いている……。



黒峰「行くぞ。」


浅蜊「少しは警戒しよーぜ?!」


紅「行くわよ。」


白雪「美佳ちゃん?!」


勉学「息がぴったりですね…あはは、、。」



中へ入るとそこには箱が置いてあった。


黒峰「浅蜊これはなんだ?」


浅蜊「宝箱かトラップじゃないかなぁ…」


紅「開けてみましょう。私が開ければ最悪何が出てきてもなんとかなるわ。」


黒峰「そうだな。」


浅蜊「そりゃそうだけど?!女の子にそんなことさせるわけには……」



止めに入るより先に紅は箱を開ける。

中には……ラッキーアイテムと書かれた紙となにやら物が入っている。



紅「なによこれ?」


浅蜊「当たりだったみたいだね!どれどれ…?このアイテムをつかうと、ベスト10のランキング者の中からランダムで能力と名前がわかると、、。やばくない?!」


黒峰「対策を立てれるわけか。」


紅「じゃあ使ってみるわよ。」



万が一にも1位の能力が分かれば凄いアイテムだ。


これの他にもアイテムはあるのかもしれないな。


黒峰が考え事をしている間に結果は出た。



紅「出たのは8位ね。元爆弾処理班リーダーの岸島海斗(きしじまかいと)


黒峰「能力は?」


紅「解体。と書いてあるわ。」


浅蜊「なんでも解体できるならそりゃ強いわ……。」


白雪「あ、あの…。」


勉学「なにか聞こえませんか……?」



二人が気づいた束の間声が近づいてくる。



???「やっぱり待つのは嫌いだ!俺はもう行くからな!」


???「やれやれ…」


???「まあ見た感じ二人は戦えなさそうだし行くかぁ。」



二……いや三人いる。



黒峰「浅蜊警戒しろ。来るぞ。」


浅蜊「あいよー!」


紅「美鈴。私の後ろに。」


白雪「う、うん。」



ビュッ!と音と共にナイフが飛んでくる。


それを燃やし尽くす紅。

灰となったナイフだったものが地面に落ちる。


ナイフ男「はあ?!なんだそりゃ!?」


???「落ち着け。」


紅「悪いけど敵意があるなら容赦しない。」


ナイフ男「じゃあこっち狙ってみよっと!」



今度は浅蜊に向かってナイフが飛んでくる。


しかし、ナイフは浅蜊に当たらず跳ね返る。



ナイフ男「え?」



呟いた時にはナイフがナイフ男に刺さっていた。

腹からは血が流れ落ちそのままうずくまって動かなくなった。


勉学「な、何が起きたんです?!」


浅蜊「俺の能力〜♪」


黒峰「あと二人いるぞ。」


紅「あと一人よ。」



ナイフ男を倒している間に紅も一人倒していた。



浅蜊「さすが美佳ちゃん!」


???「使えねぇゴミ共め。」


紅「まだやるの?」


???「当たり前だ。俺一人でもお前らに勝てるからな。」


黒峰「すごい自信だな。」


???「行くぞ……!」



敵が動いた…いや実際には目で追えない速度で紅に拳を突き立てる。



うっ……!苦悶の表情を浮かべたのは紅。ではなかった。



浅蜊「美佳ちゃん!!」


紅「何も受けてないわよ。」


浅蜊「じゃあ今のは誰の声?」


???「あちちちちちちちち熱いいいいいいい」


紅「あそこの馬鹿ね。」


???「糞がああああああ!!!」



また姿が消える。それくらい速い。


次は浅蜊に拳が突き刺さ……らない。


ドゴオオオオオン!!! すごい音と共に敵は壁に打ち付けられた。



黒峰「……馬鹿だな。」


紅「馬鹿ね。」


浅蜊「馬鹿だよな。」


白雪「……ば、ばか。」


勉学「白雪さんまで?!」



敵はピクリとも動かなかった。



勉学「し、死んでます?」


黒峰「しばらく動けない程度だろう。」


浅蜊「電子手帳だけ拝借して~~」



中を見ると名前と能力、順位が書いてある。



黒峰「名前は覚える気がない。能力とランキングだけでいい。」


浅蜊「あいよー!この人は特技らしいねー。かけっこが特技って笑」


勉学「それで物凄いスピードで動けたんですね。」


浅蜊「ランキングは600万位。まあ高くはないよね〜」


黒峰「どうでもよかったな。それより浅蜊?」


浅蜊「なに?蓮太……?」


黒峰「さっきのは見たところ反発か?」


浅蜊「ピンポーン!俺は昔から磁石で遊ぶのが好きだったんだよね~!そしたら能力反発になっちゃったーー!」


勉学「そ、それってチートでは…。」


浅蜊「美佳ちゃんほどじゃないけど気に入ってるよ〜!」


黒峰「次は体育館だな。」


浅蜊「少しは興味持ってよ!?」



内心興味はあったが、これ以上触れると調子に乗る。


浅蜊の性格を知る黒峰はあえて触れないようにした。


反発の浅蜊と炎を操れる紅。


ほかの連中が見たらチートグループだと言われても反論できんな……。


そう思った黒峰だった。



紅「体育館にもアイテムがあるといいわね。」


浅蜊「だねぇ!あわよくば新しい仲間がきてもOKだよーん!」


黒峰「9割型敵だろうな。」


浅蜊「はぁ……」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



かけっこ男「あいつら…許さねぇ!!!ん?お前誰だ?」


???「黒峰君に手を出したの?」


かけっこ男「誰だそいつ?ああさっきの五人の中にいたかもなぁ?」


???「決まりね。」


ザシュッ!!!!!!



家庭科室から音が1つ消えた。







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 ???(→)

4位 ???(→)

5位 ???(→)

6位 ???(→)

7位 ???(→)

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位???(→)


9000位 紅美佳(↑)炎を操る

9001位 浅蜊健(↑)反発


893万位 勉学勤(↑)頭が良い


参加人数895万人

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