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この世の中で  作者: ib
44/71

第44話(漢の闘い)

京谷の過去の話は24話をご覧下さい。

京谷「お前に勝つために俺は新たな能力をコピーしてきた!今度は負けん。」


武道「それは楽しみだ。」


京谷「知ってると思うがコピーできる能力は五つ。全て通じなかった時俺はリタイアしよう。だが今回の能力は以前よりも遥かに強い。死んでも文句言うなよ。」


武道「ああ。構わない。」


京谷「では行くぞ!一つ目…電気衝撃(ライトニング)!」


京谷の周りを目に見えるほどの電気が(ただよ)う。


雷電「あれは俺の能力と同じか?!」


黒峰「厳密には違うだろう。紅の能力と似ているな。」


紅「電気を操る能力ってところかしらね。」


電気衝撃は目にも止まらぬ速さで武道にクリーンヒットした。


京谷「さすがのお前でも電気の速さは避けれないだろう。」


武道「ああそうだな。全然見えなかった。」


京谷「な……っ?!ま、まあこうでなくてはな。」


人が普通に死ぬレベルの電圧でも武道はケロッとしていた。


武道「ちょうど肩が凝っていたんでな。わざわざすまない。」


京谷「い、いや気にすることは無い。お互い万全の状態で戦いたいだろう。」


あんな化け物どうやって倒すんだ?弱点でもあればいいが……。


京谷「二つ目……聖光(セイントライト)!」


辺りを(まばゆ)い光が包み込む……。


武道「目くらましかっ!いいだろうここから攻撃を繋げてこい!」


京谷「そんな甘いものじゃねぇ!これは教会にいたやつからコピーした能力でな。少しでも悪の心があると体の内側から破裂する特別な光らしい。」


武道「なっ!?ぐわああああああ!!!」



……。む?


武道「なんともないが。」


京谷「どういうことだ?!」


モニター組も首を傾げる。


紅「これって…」


花蓮「ええそうよ。武道は自分の肉体を鍛え上げること以外に興味がないのよ。だから効くはずがない。」


武道「本気で来てもいいんだぞ京谷。」


京谷「そ、そうだな。残り三つは出し惜しみせず一気に行かせてもらう!」


武道「来い!」


京谷「身体能力五倍、能力向上五倍、他能力向上二乗!」


単体では使い道がないものでも京谷にとっては最強能力になりえる。

いわゆるバフをかけまくった結果京谷は人間では到達できないところまで強化されていた。


武道「ここまでとは…楽しくなってきたな!」


京谷の速度は目に見えるはずもなく、一撃でも貰えば人間としての原型を(とど)めないほどの威力だろう。普通の人間ならば。


全身の力を拳に集め武道を殴る。この一撃でも勝負は普通終わるはずだが、武道は耐えていた。


京谷「お前……ほんとに人間か?」


武道「当たり前……だ。」


かなりダメージは負っているようである。口からは血が溢れ、足はふらついている。


続け様に攻撃を仕掛ける京谷。攻撃は全て当たっているがどんなにボロボロになっても倒れない。


京谷「何がお前をそこまで支える?」


武道「こんなに強い(おとこ)に出逢えた。他に理由がいるのか?」


京谷「馬鹿なやつだな……ふふっ。」


京谷も楽しんでいた。人間では到底到達できないであろう敵を目の前に決して倒れない武道。


気のせいかもしれないが少しずつ目で追われている気がしていた。



戦闘は長引き、開始してから六時間が経過していた。


紅「決着がつかないで一日経ったらどうなるのかしらね…。」


黒峰「さあな。」


そんなことを心配するくらい決着はつかないように思われた。


ひたすら殴られ蹴られもう立っているのもやっとのはずなのに……彼は決して倒れない。


京谷「もうリタイアしたらどうだ?勝ち目があるとは思えんが…。」


武道「……。」


京谷「もう話す元気もないか、すまなかったな。早いところ楽にしてやる。」


武道「やっと……やっと見えた。」


なにか呟いたとは思ったが特に気にせず突っ込んだ京谷。しかし次の瞬間動きをピタッと止めてしまった。


武道がこちらの動きを目で追ったのである。

たったそれだけ……?いやそれが人間ではありえないことであった。


京谷「お前まさか……」


武道「やっと見えたんだ。俺はまだ強くなれる…ありがとう。」


この後の決着はとても早かった。


京谷も薄々わかっていたが、引く訳にはいかない。

まだ目で追えただけで体が動きについてこれるはずが……お前ならできるよな。


武道「正拳突き!」


特に(ひね)りもないただの正拳突きだが、京谷には神の一撃にさえ思えた。


武道「またどこかで。」


そう言い残し勝者はいなくなった。


お前はどこまで強くなるんだろうな……殺すこともできただろうに…あえて生かしやがって。


俺も帰るか。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



プルルルルルルプルルルルルル。電話がなっている。


京谷「もしもし?」


「京谷君かい?毎日面会に来てくれてありがとう。娘が…彩華が目を覚ましたんだ。」


京谷「本当ですか?!」


「私達よりもまず君の名前を声に出したよ……。会いに来てくれるかい?」


京谷「もちろんです!今から行きます!」


彩華に会える!武道との戦闘で既にボロボロだったが歩けるならなんの問題もない。


マンションを飛び出しタクシーを止める。


京谷「病院まで頼む。」


運転手「病院?そこまでは無理かなぁ。」


京谷「金ならいくらでも払う!早くしてくれ!」


運転手「代金の話じゃないんだよね。」


京谷「そんなに遠くないだろ!」


運転手「だから…私はあの世にしか送ってあげられないのさ。」


京谷「なっ?!…………。」


運転手「ご乗車ありがとうございました。」



彩華「京谷来てくれるかな♪」


父親「直ぐに来ると言っていた。慌てて事故に合わないといいが…」


彩華「京谷は強いから大丈夫よ。しっかりしててそんな不注意もしないし…。」


父親「彼のこと好きなんだね。」


彩華「……うん。」


父親「ここに彼を呼んだのはなにか話したいことがあるのかい?それとも顔が見たいだけかな?」


彩華「どっちも!ってお父さんいつまでいるのよ!そろそろ来るかもしれないから出ていって!!」


父親「ははは。わかったわかった。」


父親が出て行ったあと頬を赤らめ彼女は待った。


ちゃんとあの時言えなかったことを言わなきゃ。



私体が弱くて海外で手術を受けるの。両親も海外で仕事が決まってそのまま外国で暮らすことになる。

だからね京谷。私と一緒に海外へ行って一緒に暮らさない……?



でも私の体は想像以上に弱ってて、お父さんの話だとしばらく寝たきりだったみたい…。


あの時は恥ずかしくて言えなかったけど、長い夢の中で京谷はいつも私に元気と勇気をくれた。


毎日お見舞いに来てくれてたって言ってたし、きっとそのおかげで夢の中でも会えたんだね…。


私も勇気をだして言わなきゃ!

早く京谷来ないかな♪



ブロロロロロロロロロ……。

タクシーはその場を走り去り、京谷は血塗(まみ)れで道路に倒れていた。


早く会いに行かないと……でも体が動かねぇ……声も出ねぇ……。


彩華……彩華……!俺はお前のことが…好きだ。





三日後彼は彩華の父親が出した捜索届けにより発見され死亡が確認された。








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 相川モルテ(→)???

4位 白雪美鈴(→)氷結

5位 牙王(→)死んだ一分後に蘇り身体能力向上

6位 風柳風太(→)風を操る。

7位 轟剣舞(→)剣の達人

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位 ???(→)

11位 武道信玄(↑)能力???



18位 紅神威(→)実体そのものが炎


20位 椋呂京谷(死亡)コピー

21位 雷電電二(→)実体そのものが雷


57位高橋正(死亡)自分が間違っていると思った物を正せる


235位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


530位 服部圭太(→)重力を操る


990位 浅蜊健(→)反発


6515位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。




10500位 伊藤研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…


11000位 宮本伏瀬(死亡)複製


102万位 雨水花蓮(→)索敵


239万位 葵(→)全身から針を出せる


312万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復

313万位 黄泉雫(→)死者蘇生


582万位 四辻(→)特定の空間からの移動を禁止する。


800万位 ???(→)調査


参加人数860万人


戦わないものはサポーターになれる。


現在のTOP10の居場所

1位 新潟県

2位 北海道

3位 東京都

4位 東京都

5位 沖縄県

6位 沖縄県

7位 東京都

8位 青森県

9位 静岡県

10位 東京都


1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級


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