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この世の中で  作者: ib
42/71

第42話(残り128人)

さあ!トーナメントも残るところあと128人になったわけだ!!

誰が勝ち上がるのか開催した私もワクワクしているよ!


このトーナメントの優勝者はランキング1位を手に入れ、たった二週間順位を守りきるだけで願いが叶う!

なんて素晴らしい!


おっと、つい一人で盛り上がってしまった…それではお待ちかねのトーナメント表がこちら!



黒峰「どこまでもふざけたやつだ。」


紅「まったくね。」


ここまで対戦相手は公表されていたが、トーナメント表は明確に出ていなかった。


黒峰「まずは誰が残っているかおさらいしておく。」


トーナメントを勝ち上がっているのは白雪、黒峰、相川、剣舞、武道、佐々木、浅蜊の七人である。


黒峰「次にトーナメントだが、大きくわけて右と左の二つになるな。明確な願いはなくなったが、誰かを一位にしたいのは変わらない。誰を勝たせるようにする?」


相川「私は黒峰君がいいと思うな〜♪」


白雪「わ、私も黒峰君がいいな。」


影切「私もです…。」


紅「あなた随分人気ね。私も異論はないけど。」


浅蜊「蓮太…モテ期なのか……モテ期なのかー!?」


黒峰「うるさいぞ浅蜊。俺は構わないが、現1位が右と左どちらにいるかは対戦するまでわからん。俺は右側だから左側にいる者でも一応決めておきたい。」


紅「左側にいるのは剣舞、武道、浅蜊ね。」


花蓮「それなら順位的にも剣舞じゃないかしら。」


紅「普通に考えればそうなるわね。でも戦いの最中にどんどん強くなってる浅蜊を私は推すわ。」


浅蜊「美佳ちゃん?!そんなに俺のこと見て……」


紅「まあ伸びしろだけみるなら武道も同じね。」


浅蜊「しょぼん……。」


武道「俺はどちらでも構わんが、まずは今まで通り戦い、残った方を勝ち上がらせればいいだけではないのか?」


黒峰「それもそうだな。そうしよう。」


花蓮「たまに脳筋じゃない部分でるわよねあなた……。」


黒峰「ということで仲間同士で当たった時は今決めた者達に勝ちを譲ってくれ。あとは交代で戦えるから誰が勝ち上がるかは問題では無いはずだ。」


紅「今日の対戦相手をそろそろ見ましょう。」


黒峰蓮太 (↑)対戦相手57位


白雪美鈴(↑)対戦相手120位


相川モルテ(↑)対戦相手312万位


佐々木知優(↓)対戦相手3位


武道信玄(↓)対戦相手11位


轟剣舞(↑)対戦相手25位


浅蜊健(↓)対戦相手45位



黒峰「さてこれを見た上で意見のあるものはいるか?」


佐々木「わ、わわ私3位と当たるって書いてるんですけど?!」


黒峰「それは相川だ。佐々木が棄権すればここで回復に専念できる。」


佐々木「あ!よかった…。」


紅「問題があるのは二人でしょう?浅蜊と武道。」


武道「俺は問題ない、相手は想像ついている。多分京谷であろう。あいつとはもう一度戦ってみたかったから助けは不要だ。」


黒峰「そうか。浅蜊はどうする?」


浅蜊「俺もとりあえずは戦ってみるよ。きつそうなら電二にバトンタッチするからよろしく!」


雷電「おう!まかせておけ!」


紅「黒峰ちょっといいかしら?」


黒峰「どうした?」


紅「こっちへ。」


彼女に連れられ外へ出る。


黒峰「なにかあったのか?」


紅「浅蜊のことで少し聞きたいことがあったんだけど。彼は本当に雷電に勝ったの?」


黒峰「どういう意味だ?」


紅「私には彼の能力で勝てるとは思えない。雷電の能力は聞いただけで実際見てはいないけど私の兄と似たような…私の兄?」


黒峰「兄がいるとは言っていたな。」


紅「気にしないで。夢か何かと記憶が混ざっているのね。とにかく桁外れな能力なのは間違いない。浅蜊の能力が変わりでもしない限り……。」


黒峰「能力の変化……か。」


紅「美鈴も気になることを寝言で言っていたのよ。私が赤と青以外の炎を使っていたと。私にそんな記憶はないから美鈴の夢だとは思うのだけれど。」


黒峰「しかし可能性はあるな。特定の条件で能力が強くなるとかな。」


紅「浅蜊もその可能性があるわね。わざわざ二人きりで話して悪かったわね。」


黒峰「気にするな。俺もこういうことは二人で話したかったからな。」



気になって最後の方盗み聞きしちゃったけど……

「二人きりでこういうことを話したかった。」ってなんの話してたんだろう……気になる。蓮太もついに恋の始まり…?!



黒峰「待たせてすまなかった。そろそろ時間だろう。各自気をつけて行ってこい。」



転移が始まり、それぞれが対戦相手と直面する。


佐々木「やっぱり相川さん…棄権します!」


相川「早く帰って黒峰君の戦いをモニターで見なきゃ!」


武道「やはり京谷だったか。」


京谷「やっぱりお前か…!お前ともう一度戦いたかった……!」


浅蜊「まずは様子見からだよね……。」


剣舞「よろしく頼むのぉ。」


白雪「よ、よろしくお願いします。」


高橋「お前は学校にいたやつだろ?あいつらの仇は俺が取るからな。」


黒峰「全然身に覚えがないがどうでもいいか。さっさとやるぞ。」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 相川モルテ(→)???

4位 白雪美鈴(→)氷結

5位 牙王(→)死んだ一分後に蘇り身体能力向上

6位 風柳風太(→)風を操る。

7位 轟剣舞(→)剣の達人

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位 ???(→)

11位 椋呂京谷(→)コピー

12位 武道信玄(→)能力未だ発現せず。


18位 紅神威(→)実体そのものが炎


21位 雷電電二(→)実体そのものが雷


57位高橋正(→)???


235位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


530位 服部圭太(→)重力を操る


990位 浅蜊健(→)反発


6515位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。




10500位 伊藤研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…


11000位 宮本伏瀬(死亡)複製


102万位 雨水花蓮(→)索敵


239万位 葵(→)全身から針を出せる


312万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復

313万位 黄泉雫(→)死者蘇生


582万位 四辻(→)特定の空間からの移動を禁止する。


800万位 ???(→)調査


参加人数860万人


戦わないものはサポーターになれる。


現在のTOP10の居場所

1位 新潟県

2位 北海道

3位 東京都

4位 東京都

5位 沖縄県

6位 沖縄県

7位 東京都

8位 青森県

9位 静岡県

10位 東京都


1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級

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