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この世の中で  作者: ib
41/71

第41話(トーナメント七日目)

トーナメント編も中盤~後半へと向かっていきます。

遠い地アメリカ。


???「君はJAPANの連中誰が勝ち上がると思う?」


???「そうだねぇ…有力なのは複数のトップランカーがいるクロミネチーム、圧倒的な戦闘力のガオウチーム、あとなんと言っても彼女は凄いね。」


???「彼女と言うと?」


???「もちろんJAPANでナンバーワンの女さ。能力の底が見ていてもわからないとはね。」


???「私は2位の方が気になるがね。」


???「トーナメントに参加すらしてない奴は興味ないね。話によるとほとんど戦闘すらしてないみたいじゃないか。」


???「本当の強者は実力を隠すと言うからね。2位の彼ともう一人……」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



黒峰「さて。もう七日目、ちょうど一週間になるわけだ。」


紅「そろそろ強者と連続で当たってもおかしくないわ。」


浅蜊「気を引き締めていかなきゃね!」


黒峰「今日は主催者からのメッセージが出ている。今日が終われば残り128人になるそうだ。今までと違い明日からは全員一斉に対戦をしていくらしい。」


紅「ということは助っ人が入れなくなるのね。」


黒峰「そうなるな。その代わり対戦前に相手の順位がわかるようになる。戦う前に棄権も可能になるそうだ。」


佐々木「じゃあ私はどうしたら…?!」


黒峰「話は最後まで聞け。助っ人は無しだが、仲間内でのバトンタッチは可能らしい。」


紅「簡単にまとめてみたわ。」


例︰A VS B

Aが不利になり仲間のCにバトンタッチ。Cが勝てばAの勝ち上がりが決まる。


一度交代した人はその試合中再び出ることは不可能。


紅「他にも記載されていたけどまずはこれだけ覚えておきなさい。」


浅蜊「ありがと美佳ちゃん!」


黒峰「先の事を話す前に目の前のことに集中だな。と言っても今日は全員戦うことになる。」


浅蜊「じゃあ今日って…」


花蓮「助っ人無し、交代も無しの全員一人で戦うことになるわ。」


雷電「俺は助っ人のみ出られるから誰か一人にはついていけるけど…」


花蓮「あらごめんなさい。忘れてたわ。」


黒峰「見てどうこうなる問題でもないが、一応確認しておこう。」


黒峰蓮太(↑)助っ人可能人数1人


浅蜊健(↑)助っ人可能人数1人


白雪美鈴(↑)助っ人可能人数1人


影切千歳(↓)助っ人可能人数5人


佐々木知優(↓)助っ人可能人数20人


相川モルテ(↑)助っ人可能人数1人


轟剣舞(↑)助っ人可能人数1人


武道信玄(↑)助っ人可能人数1人


雨水花蓮(↓)助っ人可能人数20人



黒峰「雷電は佐々木のところへ行ってくれ。」


雷電「構わないが他はどうするんだ?」


黒峰「伏瀬のこともある。花蓮と影切は悪いが転移した直後棄権してくれ。もし5位のグループと当たって能力を使われたらおしまいだ。わかったな?」


花蓮「構わないわ。私はどの道助っ人無しじゃ勝てないもの。」


影切「黒峰君がそういうなら…。大丈夫です。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


浅蜊「勝ってきたよ〜!他のみんなは帰ってきてる?」


紅「ほとんど帰ってきてるわ。棄権も予定通りできて、あと帰ってきてないのは……」


浅蜊「蓮太が最後かぁ。まあ珍しいことでもないけどさ。」


それから二時間後。


黒峰「戻ったぞ。」


浅蜊「蓮太遅かったじゃん!どうしたの?」


黒峰「少し長引いただけだ。知り合いと会っていたものでな。」


浅蜊「知り合い?」


黒峰「余計な詮索(せんさく)はするな。一応全員の勝敗を聞かせてくれ。」


紅「負けたのは千歳と花蓮の二人だけ。ちゃんと棄権してきてるわ。」


黒峰「そうか…それは何よりだ。明日の細かいルールについては今話しておこう。」


バトンタッチは何人でも可能。戦っているところはモニターで見ることができる。


対戦相手が敗北を認めれば交代した人が戦闘可能であっても敗北となる。

逆に交代した人が負けを認めても敗北にならない。



浅蜊「難しくて頭痛くなるよ…。」


紅「グループ同士の総力戦だと思えばまだわかるかしら。」


浅蜊「あ!それなら少しわかるかも!」


黒峰「一番最初の者が殺されるか敗北を認めない限り勝負は終わらない。交代した者がピンチの場合は迷わず敗北を認めることを覚えておけ。」


雷電「質問があるんだけど、敗退した人とか俺みたいな助っ人専門だった人はどうなんの?」


黒峰「全員参加可能だそうだ。」


紅「だから私も圭太も電二もみんな出られるわ。」


影切「だから棄権してこいって言ったんですね…!」


黒峰「仲間内で誰か一人でもトーナメントに残ってれば全員が戦える。願いは勉学が生きていたから保留になったが、悪用されるよりは自分達で叶えたほうがマシだろう。」


浅蜊「そうだね〜!」


黒峰「ということで明日に備えて体を休めておけ。今日は解散だ。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


四辻「牙王様ルールを拝見しましたがこれは…」


牙王「四辻、お前は使えなくなったわけだな。」


四辻「残念ながらそうなります。私の能力で閉じ込めても私は強くありませんから。」


牙王「まあ問題ない。俺一人でも勝てる。」


風柳「ひどいなぁ…。おいらもいるんだから二人で1位の首取ってやろうぜ。」


牙王「ふん…。勝手にしろ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


???「へぇーこれは面白いルールだね。いろんな能力を個別に見られるわけだ!楽しみぃ♪」




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ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 相川モルテ(→)???

4位 白雪美鈴(→)氷結

5位 牙王(→)死んだ一分後に蘇り身体能力向上

6位 風柳風太(→)風を操る。

7位 轟剣舞(→)剣の達人

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位 ???(→)

11位 椋呂京谷(→)コピー

12位 武道信玄(→)能力未だ発現せず。


18位 紅神威(→)実体そのものが炎


21位 雷電電二(→)実体そのものが雷


57位高橋正(→)???


235位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


530位 服部圭太(→)重力を操る


990位 浅蜊健(→)反発


6515位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。




10500位 伊藤研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…


11000位 宮本伏瀬(死亡)複製


102万位 雨水花蓮(→)索敵


239万位 葵(→)全身から針を出せる


312万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復

313万位 黄泉雫(→)死者蘇生


582万位 四辻(→)特定の空間からの移動を禁止する。


800万位 ???(→)調査


参加人数860万人


戦わないものはサポーターになれる。


現在のTOP10の居場所

1位 新潟県

2位 北海道

3位 東京都

4位 東京都

5位 沖縄県

6位 沖縄県

7位 東京都

8位 青森県

9位 静岡県

10位 東京都


1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級

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