第31話(紅の兄)
今日で投稿初めてから1ヶ月になりました!
まさか1度も休むことなく投稿できるとは…(笑)
これから予告なくお休みすることがあるかもしれませんが、ご理解の程よろしくお願いします。
読んでくださる皆様から元気を貰ってこれからも頑張ります(●︎´▽︎`●︎)
三日目。何人かは軽傷を負ったままの戦いになる。
黒峰「どうやら昨日で一回戦が終わったらしい。このトーナメントに何人参加してるのかはわからんがな。」
浅蜊「よーし今日も頑張っていこう!」
紅「今日戦うメンバーは…」
白雪美鈴(↑)助っ人可能人数1人
相川モルテ(↑)助っ人可能人数1人
宮本伏瀬(↓)助っ人可能人数3人
佐々木知優(↓)助っ人可能人数9人
影切千歳(↑)助っ人可能人数2人
黒峰「さて、誰がどこの助っ人に行くか決めるぞ。意見のあるやつから言ってくれ。」
紅「私は美鈴のところへ行くわ。」
相川「私は黒峰君にきてほし…」
影切「く、黒峰君来てくれないかな!」
相川「?!」
黒峰「ああ構わない。俺は影切のところへ行こう。」
浅蜊「モルテちゃんめっちゃ目が怖いよ…俺が代わりに……」
相川「一人でいい!」
浅蜊「ひ、ひゃい!」
花蓮「私と武道は伏瀬のところへ行くわ。剣舞には知優のところへ行かせるわね。」
佐々木「あ、ありがとう!」
浅蜊「えーと俺は……。」
黒峰「たまには休め。」
浅蜊「そんなぁ!」
服部のやつ強がってはいるが、まだ辛いだろう。お前が遊んでやれ。
れ、蓮太……。わかった!
黒峰「そろそろ時間だ。無事を祈る。」
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黒峰「さてと。影切俺になにか言いたいことがありそうだな?」
影切「う、うん。私の能力って自分より下の能力を奪えるのは教えたよね…。」
最近影切の性格?口調?なにかが変わってきている気がする。今は触れないでおくか。
黒峰「ああ。」
影切「わ、私みんなの能力を奪えるか試したことがあるの。ほんとに取るつもりじゃなくて、取ることが可能かどうかだけど……。」
黒峰「順位がわからないやつが仲間内でもいるからか。」
影切「う、うん。それで能力を奪えなかったのは五人もいたの。美鈴ちゃん、相川さん、武道さん、剣舞さん、そして黒峰君…。」
黒峰「ということは消去法で剣舞が7位か。」
影切「それもあるけどっ!どうして黒峰君は順位をみんなに言わないの…?!高い順位を聞いたらみんなもっと安心するんじゃ……。」
黒峰「お話はそこまでだな。対戦相手が来ている。俺が注意を引きつけるから能力を奪ってくれ。」
影切「……う、うん!」
敵もこちらと同じ二人のようだ。
二人の攻撃を…あれは躱しているの?
距離が多少あるのでハッキリとはわからないが、黒峰に攻撃は一発も当たっていない。
今がチャンス!自分に近い方の相手から影を奪い始める。敵は気づくことなく五秒経過。
彼にそっと合図を送る。
黒峰「悪いがこの勝負棄権することを勧める。」
???「何言ってんだこの野郎?」
黒峰「気づいてないのか?俺は能力を消し去る能力を持っている。お前の能力は抹消した。」
???「なっ!?そんな馬鹿な!……使えない?!」
黒峰「まだやるなら命の保証はしないが。」
???「降参だ……。」
アナウンスが流れ敵の順位を確認、そして元の場所へ帰ってきた。
いつか絶対聞いてみせる…!そして黒峰君に私の想いも……。
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花蓮「武道、あなたランキングがバレたかもってどういうこと?」
武道「我々の中にランキングを知ることができる能力者がいるかもしれん。」
伏瀬「そんな人いたっけか?」
武道「能力を使われた感覚があった。剣舞が7位だとバレたかもしれん。まあ仲間だけなら構わないが。」
花蓮「そうね。まだ長く一緒にいる訳ではないけど信用できそう。帰ったらお互いの順位と能力を話し合わないか言ってみましょうか。」
武道「隠してバレるよりかはその方がいいだろう。彼らを仲間と思うのなら。」
花蓮「じゃあサクッと倒して帰るわよ。」
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紅「私がついてない時大丈夫だった?」
白雪「う、うん。黒峰君が一人で倒してくれたから。」
紅「あいつどんな能力だったの?」
白雪「わかんない…」
紅「どういうこと?」
白雪「初めはしばらく戦ってたの。一番帰るのが遅いくらいには長時間…。その後黒峰君が相手と何かを話していたの。そしたら棄権して……。」
紅「謎ね…。帰ったら聞いてみましょうか。」
???「おいおい美佳じゃんか!こりゃ余裕だな〜」
紅「げっ!」
白雪「み、美佳ちゃん?あの人は?」
紅「私の兄よ…。」
紅兄「どうせ俺には勝てないからさ!諦めちゃいなよ〜!」
紅「はいわかりましたとはいかないのよお兄ちゃん?」
紅兄「可愛くない妹だなまったく。サービスで能力を教えてやろう!俺の能力は発熱!体の温度を上昇させることができる!時間をかければなんと火もつくんだぜ?」
紅「あ…」
白雪「……。」
紅兄「え、なに?」
紅「私炎を出して操れるんだけど…上位互換ってやつ?」
紅兄「、、。参りました。」
白雪「お兄ちゃんいたんだね!」
紅「えぇ。今のダメダメ次男と、天才の長男がいるわ。もう一人の兄には当たりたくないわね…。想像がなんとなくつくもの。」
白雪「そっかぁ…。」
アナウンスが流れ元の場所へ転移する。
もしあの兄に凄い能力がついていたら…勝てる人がいないかもしれない……。
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黒峰「これで全員戻ったな。今回は怪我もなくてなによりだ。」
花蓮「私達少し話し合ったんだけど、お互いを信用するためにも能力と順位をそろそろ明かさない?」
浅蜊「お、いいねぇ!相性のいい能力同士で組めたらもっと楽に勝てるよね!」
影切「…。」
黒峰「……ああいいだろう。」
浅蜊「じゃあ俺から…!」
こうして話は進み……
伏瀬「俺の能力は複製。俺と同じ身体能力を持つクローンを生成できる。本体がある程度のダメージを受けると全て消滅する。作り出せる数は大体百ってところだ。人間と同じで致命傷を負うとクローンも力つきる。順位は11000位だ。」
花蓮「私の能力は索敵。一定範囲の敵意を感知できるわ。場所まではわからないけど近くに敵がいることくらいはわかる。あと敵から発見されない空間を作れるわ。発見されないだけで実際はそこにいるから、攻撃されるとダメージはもちろん受ける。
順位は102万位よ。」
武道「俺の能力はまだ発現していない。順位は12位だ。」
浅蜊「え?!どういうこと?!?!」
武道「能力など使わなくてもこの鍛え上げた肉体さえあれば問題ない。」
花蓮「総合格闘技で学生チャンピオンになってるのよ。大人も混ざった大会ですら無敗で世界チャンピオンにまでなってるわ。」
浅蜊「ひ、ひぇー!」
剣舞「では次は拙者だのぉ。ランキングは7位。能力はどんな物でも切れると言ったところかのぉ。」
花蓮「剣舞は刀の達人よ。動きも超人だわ。」
白雪「わ、私は…美佳ちゃん代わりにお願いっ!」
紅「わかったわ。美鈴はランキング5位よ。能力はピンチの時しか使えないからわからないわ。」
嘘はついていないけど…美鈴の過去と二重人格のことは伏せておきましょう、、。
浅蜊「5位だったの?!俺より高い人多過ぎないか…ショック…。」
黒峰「相川あとはお前と俺だけだ。」
相川「はーい!私はランキング3位!」
黒峰以外の全員「……え?」
浅蜊「ちょまって!なんて?」
相川「ランキング3位!」
紅「美鈴より高いって…」
花蓮「じゃあ東京にいる3位ってあなたのこと?!」
剣舞「東京にいる1桁勢がまさかつい先日まで一つの場所にいたとはのぉ。」
佐々木「凄すぎて言葉がでないです……。」
服部「嘘だろ…。」
黒峰以外が驚きすぎてその日はそこで話し合いが終わった。
結局能力聞きそびれたわね。まあいずれわかるでしょう。さすがに相川より黒峰が強いこともないだろうし……。まさかね…。
三日目終了。
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ランキング表
1位 ???(→)
2位 ???(→)
3位 相川モルテ(→)???
4位 ???(→)
5位 白雪美鈴(→)氷結
6位 風柳風太(→)風を操る。
7位 轟剣舞(→)剣の達人
8位 岸島海斗(→)解体
9位 ???(→)
10位 ???(→)
11位 椋呂京谷(→)コピー
12位 武道信玄(→)能力未だ発現せず。
57位高橋正(↑)???
235位 影切千歳(↑)影を奪って能力も奪う
530位 服部圭太(↓)重力を操る
6515位 紅美佳(↑)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。
7009位 浅蜊健(↑)反発
9960位 研二(↑)触れた敵からダメージを受けた時…
11000位 宮本伏瀬(↑)複製
102万位 雨水花蓮(↑)索敵
238万位 葵(↑)全身から針を出せる
312万位 佐々木知優(↑)一日三回まで全回復
800万位 ???(→)調査
参加人数868万人
戦わないものはサポーターになれる。
現在のTOP10の居場所
1位 新潟県
2位 北海道
3位 東京都
4位 沖縄県
5位 東京都
6位 沖縄県
7位 東京都
8位 青森県
9位 静岡県
10位 東京都
1から10は絶望級
11から100は怪物級
101から1000は化け物級
1001から10000は超人級




