第3話(初戦闘)
ドアを開けるとそこには一人の男が立っていた。
「これでランキングは700万位…どいつもこいつも弱すぎるんだよぉ!!!」
天井に顔を向けながら叫ぶ男の姿は、まさに殺人鬼と呼ぶに相応しかった。
黒峰「あれが先生のようだな。」
浅蜊「冷静すぎねぇ?!」
勉学「ふ、二人とも…は、早く逃げましょう!」
黒峰「その必要はない。こいつは浅蜊より弱い。」
浅蜊「このゲームみたいな状況を信じてない癖に、俺を戦わせること前提かよ!」
先生「お前らああああ!!!何をベラベラと喋ってるんだ!!!俺のランキング上げに協力してくれよぉ!!」
勉学「それってつまり…」
黒峰「死ねと言ってるんだろうな。お前の能力はなんだ?」
先生「筋トレが好きでなぁ、筋肉を増やせる体になったんだよぉ!!」
黒峰「こいつはやはり馬鹿だ。本当に教師になのかすら疑わしい……浅蜊。」
浅蜊「わかったよ〜やればいいんだろ!!やれば!!」
先生が殴りかかった瞬間決着はついた。
浅蜊が2秒とかからず倒したのである。
黒峰「そういえば浅蜊。お前の能力はなんだ?」
浅蜊「この世界を信じ始めたかな?黒峰くぅん。」
黒峰「気持ち悪い呼び方はやめろ。実際に見たから信じるしかないだろう。」
勉学「こ、怖かったです…。」
勉学は足が小刻みに震えていた。
血の海が広がる職員室で話すのではなく、場所を変えたいと思っていたが言い出せない彼であった。
浅蜊「ここ血の匂い酷いし一旦教室戻らねぇ?」
ほっ… 安堵の息が漏れたのは言うまでもなかった。
三人は教室へ帰ってきた。
そこにはまだ生徒が二人残っていた。
二人とも女子生徒であり、怖くて逃げ出せなかったのだろうか。
黒峰「さっきの話の続きだ。」
浅蜊「この子達スルーするの?!そりゃないよ蓮太〜。」
勉学「自己紹介くらいしませんか?良く考えればまだまともにしてないですし。」
黒峰「仕方ないな。そこにいる二人もついでだからしてくれ。」
浅蜊「一番は俺だ!俺は浅蜊健!ランキングはさっきので少し上がって9500位!能力は…」
黒峰「そこまでにしておけ。まだ信用できるやつらだと決まった訳では無い。」
浅蜊「さっきは話の続きとかいってたくせに…。」
黒峰「次。」
勉学「僕は勉学勤です!僕のランキングは995万位です…能力は頭がいいって書いてます。」
黒峰「確かに戦えるものではないな。話してよかったのか?」
勉学「僕はどの道誰かいないと殺されちゃいますので…えへへ。」
女子生徒1「じゃあ次は私がするわ。私の名前は紅美佳ランキングは9499位よ。能力は言えない。」
そう答えた女子生徒は、髪が赤く肩まで届くほどのロングヘアーであり、気は強そうに見えた。
浅蜊「俺よりランキング上かよ!なんか悔しいぃぃぃ!」
女子生徒2「わ、私もいいですか…?」
黒峰「早くしろ。」
女子生徒2「は、はいっ。私は白雪美鈴です。ランキングは…言えません。能力も……ごめんなさい。」
紅とは対照的に気は弱そうな白雪だった。
髪は雪のように白くショートで背は低かった。
黒峰「警戒するのは当然だから問題ない。俺は黒峰蓮太。ランキングと能力は言えない。」
勉学「これでみなさん自己紹介できましたね!」
黒峰「ああ。」
浅蜊「これからどーするー?ゲームだと殺し合いがどんどん各地で起きる展開が多いんだけどー?」
勉学「僕はお二人について行きます!戦えませんけど、きっと役に立ってみせます!」
浅蜊「俺頭悪いから作戦とか立ててね!つとむっち!」
勉学「は、はい!ありがとうございます!」
黒峰「勝手に決めるな。……まあいいか。」
白雪「あ、あの。私達もいいですか…?頼れる人が他にいないので…。」
黒峰「家族や友達はいないのか?」
白雪「私と美佳ちゃんは地方からこっちに来てルームシェアしてるんです。親とは連絡つかなくて…。」
紅「美鈴が言うなら仕方ないけど、私達になにかしたらしばくわよ。」
黒峰「それが頼む態度か…やれやれ。親に会えるまでな。」
白雪「あ、ありがとう…。」
こうして男三人、女二人の五人で行動することになった。
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ランキング表
1位 ???(→)
2位 ???(→)
3位 ???(→)
4位 ???(→)
5位 ???(→)
6位 ???(→)
7位 ???(→)
8位 ???(→)
9位 ???(→)
10位???(→)
9499位 紅美佳
9500位 浅蜊健(↑)
995万位 勉学勤 頭がいい
参加人数1千万人
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