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この世の中で  作者: ib
27/71

第27話(トーナメント)

さすがにGWだと見てる方が減りますね…(笑)


休み明けに新しい話がたくさん投稿されてる!って喜んで貰えるよう頑張ります!

9位を狙う相談は進んだが、京谷がなかなか立ち直れず実行とまでは至らなかった。


彼がまた自信を取り戻すまでは動けなかった。

さらにベスト10が複数集まっているため、狙われることも多かった。とは言っても順位が低い連中ばかりだったが……。


敵が攻めてこない日は実験形式の訓練で腕を磨いた。

能力をたくさん使い慣れることで多様な攻めと守りを覚えることができた。何人か訓練に参加していなかったが……。




そうしているうちに12月1日を迎えた。

いよいよあと一ヶ月である。


黒峰「また主催者からの連絡か。暇なのか?」


浅蜊「どんなゲームも自分でやらなきゃつまらないからねぇ〜」


そういうものなのか……。自分でやる……か。


皆さんお元気ですかー?

一年目もあと一ヶ月になりましたね!

1位はまさかの一度も変わらず…んーっつまんない!


もっと争えよ!もっと戦えよ!もっと殺しあえよ!!

願いを叶えたくないのか?


そこでピンときちゃったわけよ!

チャンスが…機会がないんだって!!!


だから1位は強制参加のバトルトーナメントを開いちゃうよ〜!


トーナメント優勝チームは必然的に1位!

個人で参加するも良し、仲間を集めて参加するも良し。まあたくさんいる方が有利かもねー?


ということで一週間後には始めるから、各自電子手帳から参加・不参加を選んでちょーだい!


それじゃあまた〜♪



黒峰「相変わらず口調がバラバラだな。」


浅蜊「もう突っ込まないぞ〜。」


佐々木「チャンスですね……!」


京谷「1位は強制参加か…。」


花蓮「いつまでビビってるの?私達に戦いを挑んできた時の威勢はどこへ行ったのかしら?ふふっ。」


京谷「う、うるせーな!」


黒峰「勝ち進めば1位と当たるのは間違いない。参加すれば死ぬかもしれん。参加不参加は慎重に選べ。」


浅蜊「俺はもちろんでるよ〜!知優ちゃんのために!」


黒峰「むしろ出ない奴を聞いた方が早いか。」



各自話し合った上で参加しないメンバーは京谷の仲間二人だけだった。


黒峰「影切と白雪は参加でいいのか?」


影切「は、はい……。クロミネクンノヤクニタチタイデス。」


黒峰「すまん。最後の方が聞き取れなかった。」


影切「い、いえ!なんでもないんです…。」


頬を赤らめる彼女とそれを睨みつける相川。


黒峰「相川喧嘩はするなよ。」


相川「しないよ……多分……きっと…うん。」


白雪「私は美佳ちゃんと一緒じゃなきゃダメだから……。」


黒峰「…そうか。せっかくたくさん仲間がいるんだ。それぞれ相性のいいペアやチームを見つけてみるのもいいかもな。」


浅蜊「ナイスアイデア!あと一週間…絶対勝とう!」







一週間後


お待たせしました〜!

参加者が出揃いましたのでトーナメント表を掲載致します!


戦う場所は……戦う時間になったら能力で転移させるからそれまでのお楽しみってことで!


あとノリで戦いごとに何人までとか決めちゃった!許してね?あははっ♪


この調子で長々と原稿用紙五十枚は軽く超えそうな量の説明があったため以下略とする。



黒峰「長すぎる。簡潔にまとめて欲しいものだ。」


紅「読むだけで普通なら二十分はかかりそうね……。できるだけ簡単にまとめてみたわ。」


浅蜊「え、凄っ!もう読んだの?!」


紅「普通ならって言ったでしょ。」



トーナメントは個人VS個人という形になっている。


各自助っ人を呼ぶことが可能。


例 A VS B の試合でAはCを、BはDを助っ人に呼べる。


助っ人が戦闘不能、または死んだ場合助っ人がいた場所のトーナメント対戦相手は不戦勝になる。


例 A VS B の試合でCがAの助っ人として参加。BがAとCどちらも倒し勝ち上がり。

C VS D の次の試合はCが参加不可のためDが不戦勝で勝ち上がりとなる。


助っ人の人数は勝負によって決まっている。


仲間と当たった場合棄権して助っ人に専念することができる。


勝てないと思った時は棄権ができる。



紅「こんなところかしら。」


浅蜊「頭が痛くなるね……笑」


黒峰「佐々木の願いを叶えるために佐々木と当たったら棄権することができるな。」


佐々木「ありがとう…。」


花蓮「私達もそうするわ。これだけ人数がいれば間違いなく同士討ちはあるものね。」


佐々木「ありがとう…!」


京谷「俺ともう一人は悪いが棄権はできない。俺にも叶えたい願い事はあるからな。」


黒峰「構わん。だが一緒にいた時間はそこそこあったからな。負けるとしても死ぬ前にリタイアしてこい。」


京谷「お前の方こそな。」



京谷は確かに仲間だが、元々お互い上位を倒すことがメリットで組んでいた。こうなるのは当然だろう。


黒峰達は勉学のため。京谷達は彼女のため。

それぞれが思いを胸に戦いに望む。


浅蜊「参加人数はさすがに多いね〜。戦う日と戦わない日があるみたい〜」


紅「一番最初に戦う人はこの中だと…」


浅蜊「明日対戦予定は俺と、蓮太、信玄、京谷、千歳ちゃんだねぇ。頑張っていこー!」


黒峰「負けてもいいが生きて帰ってこい。」


影切「は、はい……!」


相川「じーーーーっ。」




次の日


電子手帳に助っ人可能人数が掲載された。


浅蜊健(↑)助っ人可能人数2人


黒峰蓮太(↑)助っ人可能人数1人


武道信玄(↑)助っ人可能人数1人


椋呂京谷(↑)助っ人可能人数1人


影切千歳(↑)助っ人可能人数2人



浅蜊「この↑ってなんだろう?」


黒峰「特に気にすることでもないだろ。今日戦わないメンバーで余裕のある奴は助っ人として出てくれ。」


紅「私と美鈴は浅蜊の所へ行くわ。この中だと一番弱いし。」


浅蜊「ありがとう!からの傷つく…。」


武道「私は一人で問題ない。」


黒峰「俺も一人でいい。」


相川「えー!私黒峰君のとこ行きたかったのに〜!」


黒峰「お前は影切のところだ。」


相川「なんであんな女のとこに……。」


黒峰「頼むぞ。」


相川「う、うん!黒峰君がそう言うなら!」


服部「僕も師匠の助っ人に行くぜ!」


影切「し、師匠はやめて……照れます…。」


黒峰「それでは幸運を祈る。」




京谷「あいつらもそろそろか…。二人になっちまったが俺達も絶対勝つぞ。」


???「京谷さん……!頑張りましょう!」



時間が来ると共にそれぞれのメンバーは転移されていった。





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 ???(→)

4位 ???(→)

5位 白雪美鈴(→)氷結

6位 風柳風太(→)風を操る。

7位 ???(→)

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位 ???(↑)

11位 椋呂京谷(↓)コピー

12位 武道信玄(new)???


60位高橋正(→)???


245位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


310位 服部圭太(→)重力を操る


7200位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。

8200位 浅蜊健(→)反発



10010位 研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…




241万位 葵(→)全身から針を出せる


318万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復


800万位 ???(→)調査


参加人数870万人


戦わないものはサポーターになれる。


現在のTOP10の居場所

1位 新潟県

2位 北海道

3位 東京都

4位 沖縄県

5位 東京都

6位 沖縄県

7位 東京都

8位 青森県

9位 静岡県

10位 東京都


1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級

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