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この世の中で  作者: ib
25/71

第25話(コピー)

久々の戦闘シーンかもしれませんね……

京谷「見つかったってどこでだ?」


黒峰「厳密には出てきたと言うべきだろう。」


京谷「どういうことか説明しろ。」


黒峰「7位はおそらくグループを組んでいる。その中の能力者に居場所がバレない能力を持つやつがいるのだろう。だからあちこち探しても見つからなかったわけだ。」


京谷「隠れていたのにわざわざ出てきたと?」


黒峰「まあそうなるな。主催者が久々に動いた。これを見ろ。」



みなさん元気にしてますか〜?

どうも主催者です。ルールにも慣れてもらえたみたいで嬉しいですねぇ〜。

でも、でもさ?人数減らなさすぎ〜!平和ボケしてんのかお前ら!って言いたいわけよ。


だから残り三ヶ月の間特別に……!ランキング上位十人の居場所を県だけではなく明確に教えちゃいます!

これはどんな能力でも隠せないから気をつけようね♪

それじゃあ仲良く殺しあってね〜!



黒峰「だそうだ。」


浅蜊「その無反応なんか慣れてきちゃったな…。」


京谷「隠れても無駄か。好都合だ。場所が分かるならさっさと狩りに行くぞ。いる場所は?」


黒峰「東京タワーだ。」


紅「あんな目立つ所にいて見つけられないとは、余程凄い能力で隠れてたのかしらね…?」


黒峰「さあな。今日は行くメンバーと作戦を練る。」


京谷「まあ俺達も場所バレてるなら逆に襲撃される可能性もあるもんな。」


浅蜊「二手に分かれるやつだね〜ちょっと憧れてたかも!」


黒峰「京谷達は戦えるメンバーは何人いるんだ?」



黒峰達は黒峰、浅蜊、紅、白雪、影切、佐々木、相川、服部の八人だ。


京谷「んーと…俺入れて八人だ。」


黒峰「それなら丁度いい。お互い四人ずつに分かれて、このビルに残るグループと東京タワーに向かうグループになってくれ。」


京谷「わかった。」



次の日。


東京タワーへ行くメンバー

京谷と他三人 、紅 白雪 佐々木 浅蜊


ビルに残るメンバー

京谷の仲間四人、黒峰 影切 相川 服部



黒峰「常に連絡出来るようにはしておく。気をつけていけ。」


浅蜊「あいよ〜!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



紅「さて着いたけど……。」


佐々木「いかにもって感じですね…。」


京谷「俺がいるから心配するな。」


???「さすが京谷さん!」


京谷「こんな内装してたか?」



一度修学旅行等で来たことがある者がこの中に何人かいた。

しかし、彼らが見た東京タワーとは違っていた。


紅「これも能力かしらね。」


京谷「だろうな。気をつけて行くぞ。」



少し進むと道が二手分かれていた。


紅「まるで来ることを想定されていたかのようね。私達は右へ行くわ。」


京谷「俺らは左ヘ行くぞ。」



右へ進んだ紅達。


佐々木「えっ!あなた達は……。」


???「あら?あなたは……!」


一方左へ進んだ京谷達


???「ほんとに攻めてくるとは…能力とやらも信用できるらしいな。」


京谷「お前が7位か?」


???「手合わせしてみてはどうだろうか。」


京谷「お前らあいつは俺が相手する。他の連中を頼むぞ。」


京谷の仲間「「「はい!俺達に任せてください!」」」



京谷「お手並み拝見と行くか。」


まずは手始めに身体能力を三倍にする能力を使うとするか。五つ保存してあるうちの能力から一つを選ぶ。


ふっ!!

全身に力を入れ能力を発動。

足に力を込め奴に急接近、そして思いっきり殴る!


ヒョイッ。相手は能力を使う素振りもなく普通に躱して見せた。


なっ……?!常人の三倍だぞ…?!


続けて攻撃を仕掛ける。

ヒョイ、ヒョイ、まるで大人が子供と遊んでるかのような動き。


???「こんなものなのか?」


京谷「まだまだこれからだ!」


残り四つ。次はこれにするか!

炎を操り奴が移動できる幅を狭くしていく。


黒峰には悪いが仲間の能力コピーさせてもらった。


???「なるほど。逃げ場がなくなったのかな?」


京谷「楽観視しやがって…!」



炎で球を作り放つ。避けられるのを想定し、数は二十ほどか。


京谷「躱してみろよ?」


火球が飛んでいき敵を捉える。

初めの一つすら躱せなかったのか。呆気ない…。


???「こんなものなのか?」


京谷「なっ……!?」


全弾受けたにも関わらず無傷の男がそこに立っていた。


あと三つ。少し負担かかるが複数同時に発動と行くか!


武器を生成する能力と電撃を帯びる能力を同時に発動っ!これで電撃を帯びる剣を生成!


身体には身体能力三倍をかけて、炎で逃げ場を無くすっ!


京谷「行くぞおらぁ!」


目にも止まらぬ速さで切り込む。しかし紙一重で躱されてしまう。


???「当たれば倒せると思ってるのか?受けてやろう。」


京谷「舐めやがって!」


電撃を帯びる能力は電撃系統の中だと弱い分類だとは思う。だが、しばらく痺れて動けないくらいの威力はある。


敵は親指と人差し指の二本で剣を止めてみせた。

剣は止められたっていい…!電撃さえ流れれば動きが少なくとも鈍るはず……。


???「電気マッサージか?」


京谷「化け物め…!」


あと一つ。奴の能力が未だに分からない……。使いたくはなかったが…!


リミッター解除。最後に残してあった能力だ。

使用した次の日から一週間の間動くと死ぬほどの激痛が(ともな)う。しかし身体能力、個性、能力を十倍まで引き上げる。


これをコピーしたとき、まさに俺専用の能力じゃねえかって思ったな……。今はどうでもいいことか!


先程までに使用した四つの能力を十倍にする。身体能力は三十倍、電撃も人を軽々感電死させられる、炎だって少しでも触れれば溶ける熱さだ。


???「ほう。」


京谷「確信した。お前が7位だな。悪いが死んでもらおう!」



完全に勝ちを確信した一撃……っ!


???「遊びは終わりだ。」


京谷の攻撃は確かに当たった。しかし奴は感電も溶けも切り裂けもしなかった。少しの火傷と切り傷がついただけだった。


そして返しの正拳突き……!

たった一発で京谷は瀕死にまで追い込まれた。


京谷「そ、そんなのありかよ……。」


ダメ元で奴の能力をコピーしてみるが、返ってきた回答はコピーできません。のシステムエラーコマンドだった。


京谷「や、やっぱりお前が7位……完敗だ。最後に名前くらい聞かせろ」


???「いいだろう!だが私は7位ではない。私の名前は武道信玄(ぶどうしんげん)それではトドメとさせて頂こう!」


じゃあ何故コピーできない……?考えても仕方がないことか…彩華にもう一度会いたかったな……。


???「待ちなさい!」


武道「む?」



佐々木「お願い間に合って……!」







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 ???(→)

4位 ???(→)

5位 白雪美鈴(→)氷結

6位 風柳風太(→)風を操る。

7位 ???(→)

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位 椋呂京谷(→)コピー


60位高橋正(→)???


245位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


310位 服部圭太はっとりけいた(→)重力を操る


7200位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。

8200位 浅蜊健(→)反発



10010位 研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…




241万位 葵(→)全身から針を出せる


318万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復


800万位 ???(→)調査


参加人数870万人


戦わないものはサポーターになれる。


現在のTOP10の居場所

1位 新潟県

2位 北海道

3位 東京都

4位 沖縄県

5位 東京都

6位 沖縄県

7位 東京都

8位 青森県

9位 静岡県

10位 東京都


1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級

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