第21話(京谷という男)
たまにはお昼に投稿しちゃいます(笑)
いつもこれくらい余裕あるといいんですけどね……。
どうやって彼女を止めようか……。なんだ、、?
地面に倒れ込む白雪。
相川「黒峰君さすがね!どうやったの?」
黒峰「何もしていない。白雪が勝手に気を失っただけだ。」
紅は…まだ生きているようである。
黒峰「かなり怪我が酷いな。病院まで連れていくぞ。」
相川「はいはーい!」
何があったのかは二人が目覚めてから聞くことにしよう。
愛知組の二日目が終了した。
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浅蜊「さーて!今日は圭太が聞いたっていう京谷って人のことを調べるぞ~!」
服部「おー!」
影切 佐々木「お、おおー。」
四人はまず、昨日戦った場所へと向かうことにした。
影切「あのぅ……。」
浅蜊「どうしたのー?千歳ちゃん!」
影切「些細なことなんですけど…私のランキングが何故か上がってるんです……。」
浅蜊「上の人が落ちただけじゃないのかなー?俺達誰も倒してないし…」
影切「それが…一人や二人落ちたならわかるんですけど……」
浅蜊「十人?!千歳ちゃんより強い人が確かにそんなに負けるとは思えないなぁ…。」
服部「それって僕がみんなの仲間になったタイミングだよね!」
浅蜊「あ!確かに!ということは……。」
佐々木「殺さなくても敗北を認めさせればランキングは上がるってことでしょうか…?」
浅蜊「それだ!圭太はランキング高かったし、千歳ちゃんが実質勝った扱いになったのかも!」
佐々木「それだとしたら毎回敵を倒さなくても、仲間にできればランキングも上がりますね!」
女性陣の二人に少し笑みがこぼれた。
浅蜊「でもみんな圭太みたいにいくとは限らない。だから気をつけて行こう〜!」
それから少しして……。
影切「い、いかにもってビルがあります……。」
浅蜊「確かにアジトみたいだね〜」
佐々木「ここに京谷って人はいるのでしょうか…?」
服部「入ってみよーぜー!」
浅蜊「おー!」
そんなに時間は経っていない。これなら影切が能力を使える時間内で調べられるだろう。
中は思ったより広かった。
右手にはエレベーター。左手には階段。
浅蜊「予想はしてたけど、エレベーターを使うにはカードキーがいるみたいだね。どこかのゲームでこんなのあったなぁ…。」
服部「ポ〇〇ンだね!僕もやってたよー!」
浅蜊「そうだ!それそれ!悪いやつを倒してカードキーを探すんだよねぇ~」
佐々木「……?何の話かわかりませんが、要するに階段を使うしかないんでしょう?早く行きましょう。」
エレベーターは使えなかったが、このビルが何階建てかは数字を見ればわかった。
浅蜊「十階建てって…登るの疲れそうだね……。」
おいお前ら!どうやってここに入った!!
二階に着いてすぐ怒号が飛ぶ。
浅蜊「どうやってって…鍵とかなかったし普通に……?」
???「見張りがいたはずだ!あいつらはなにやってるんだ!!」
服部「あ、もしかして昨日僕が倒したやつらかも!」
???「ああん?じゃあここが京谷さんのナワバリって知っててきてるんだな?」
服部「そうだね。僕達はその京谷って人を調べに来たんだ!」
???「タダで済むと思うなよ。」
服部「こんなのみんなで相手にしてたら時間の無駄だから、次の階先に行ってていいよー」
浅蜊「おっけー」
まるで友達のように会話を交わし三人は三階へと進んで行った。圭太なら大丈夫だろう。
ここが三階かぁ…。
と言っても二階と間取りはほぼ同じである。
???「招かれざる客のようですね。」
浅蜊「お、お邪魔してまーす!京谷って人いますかー?」
佐々木「そんなストレートに聞いてどうするのよ。ほんとに馬鹿なんですか?」
浅蜊「案外素直に聞けば教えてくれるかも…」
???「京谷さんはこのビルの十階にいますよ。」
佐々木「あなたも馬鹿なんですか?!」
浅蜊「京谷の能力とランキング、目的なんか教えてくれたら俺達帰るんだけど教えてくれない?」
???「いいですよ。京谷さんはランキング1位になるために仲間を集めています。それだけの力が彼にはあるのです。なぜならあの人は10位だからです!」
佐々木「呆れて何も言えません……。」
浅蜊「おお!凄い!でも教えてもよかったの?」
???「問題ありません。彼が負けるとは到底思えませんので。能力の詳細は私も知りませんが、ここにいる仲間達は皆彼に負けています。恐ろしく強かった…!複数の能力を使えるんですから!」
佐々木「能力は一つのはずでは……。」
???「しかし実際彼は複数使っていました。なんて凄い方なんでしょう!あなた達も是非京谷さんと一度戦ってみてください!」
佐々木「少し話し合いをしますのでお待ちください。」
ちょっと!情報は全部知れましたけど!
あんなにすんなりいくもんなんだねぇ〜
よ、余程自信があるんですね……。
今日のところは一旦帰って、黒峰君達と相談しましょ。私達だけで10位に勝てるとは思えないわ。
佐々木「待たせてごめんなさい。京谷さんの素晴らしさを聞いた上で提案なのですが、一旦帰って他の仲間達にこのことを話してもいいかしら?仲間は多い方がそちらとしてもいいと思うのです。」
???「全然構いませんよ!京谷さんは心が広いので!また後日お待ちしてますね!」
やけにすんなり……あ、圭太にも話さないと。
上に行くのをやめ、再び二階を訪れる。
そこには戦っている服部が……いなかった。
服部「このゲーム面白いな!お前ら良い奴じゃん!」
???「君もなかなかいい筋してるよ!ほんとに小学生かい?」
浅蜊「仲良くなっとる……。」
???「これはこれは。話は聞けたかな?私達は仲間を集めているから争う気はないよ。まあもし敵対するというなら容赦はしないけどね。」
浅蜊「とりあえず今日は帰るよ~圭太行くよ〜!」
服部「おうよ!」
敵地に乗り込み怯えていた影切だったが、何も起こらずそっと胸をなで下ろした。
あいつら良い奴というか、まあ悪い奴ではないから蓮太にもそう伝えておこう。
でも何かが変だ……ここって東京だよな…?
疲れたしまあいっか!
???「京谷さん。今日乗り込んできた連中どう思います?」
京谷「あの四人は仲間になれそうだ。俺より弱いからな。問題は他の仲間とやらだな。まあ人数が多ければ多いほど俺は強くなれる。また来る日を待つとしよう。」
東京組二日目終了
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ランキング表
1位 ???(→)
2位 ???(→)
3位 ???(→)
4位 ???(→)
5位 白雪美鈴(→)氷結
6位 風柳風太(→)風を操る。
7位 ???(→)
8位 岸島海斗(→)解体
9位 ???(→)
10位 京谷(→)???
90位高橋正(→)???
290位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う
350位 服部圭太はっとりけいた(→)重力を操る
8300位 紅美佳(↑)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。
9001位 浅蜊健(→)反発
11000位 研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…
247万位 葵(↑)全身から針を出せる
717万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復
参加人数889万人
戦わないものはサポーターになれる。
現在のTOP10の居場所
1位 新潟県
2位 北海道
3位 愛知県
4位 香川県
5位 愛知県
6位 沖縄県
7位 東京都
8位 青森県
9位 静岡県
10位 東京都
1から10は絶望級
11から100は怪物級
101から1000は化け物級
1001から10000は超人級




