第2話(二階へ)
二階に上がるとそこには血の海が広がっていた。
浅蜊「なんだよこれ…」
黒峰「見たところ人が殺されたか怪我をしたか。」
浅蜊「冷静に分析してる場合か!」
黒峰「血は職員室から流れているようだな。行ってみるか。」
浅蜊「い、いくの?!こういう時ってアニメや漫画だと死亡フラグになるんだけど……。」
勉学「待ってくださいよ!」
2人の会話に割って入ったのは勉学だった。
勉学「二人ともランキング表みたんですよね?」
黒峰「見たがあれはTOP10しか載ってなかったぞ」
勉学「僕と同じならあなた方にも電子手帳が配られてるはずです。」
浅蜊「あ、いつの間に!カバンの中にあったぜ!」
勉学「どうやら空にランキング表が浮かび上がったと同時に全員に配られたようです。」
黒峰「電子手帳にそう書いてあるからか。」
2人はそれぞれカバンの中に電子手帳が入ってることを確認した。
電子手帳にはルールが書いてある他、いくつか機能があるようだった。
勉学「僕が調べたところ大切なのはこの3つだと言えます。」
・自分のランキングが載っている
・自分の能力または特技、個性が載っている
・参加人数が載っている
黒峰「なるほどな。」
浅蜊「俺は〜ピッタリ一万位じゃん!これって凄いの?」
勉学「参加人数は一千万人らしいのでかなり上ですね!」
浅蜊「やったぜ!!蓮太お前は??」
黒峰「興味無いな。後でいいだろ。それより職員室に行くぞ。」
勉学「待ってください!先生のランキングがわからない以上2人とも死ぬ可能性があるんですよ!!」
黒峰「問題ない。確率的に浅蜊が勝つ可能性の方が高い。それに俺はまだ信じていない。」
勉学「そこまで言うなら止めませんけど…僕は戦えませんからね!」
引き止めながらも結局ついてくる勉学を入れた3人は職員室のドアを開けた。
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ランキング表
1位 ???
2位 ???
3位 ???
4位 ???
5位 ???
6位 ???
7位 ???
8位 ???
9位 ???
10位???
10000位 浅蜊健
参加人数1千万人
書く量は多かったり少なかったり…(笑)
できるだけ毎日投稿します。
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