表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この世の中で  作者: ib
19/71

第19話(能力の使い方)

明日からまたお仕事、学校が始まるかと思います。

これを読んで少しでも明日頑張ろう!と思って頂けたら嬉しいです(*^^*)



森谷「じゃあ行きますよ~!」


私の身体が持たなくなるから、赤い炎で倒したいけど……。


森谷「どりゃー!!」


紅「なっ…!」



掛け声と共に森谷の身体が岩で覆われていく。


森谷「あなたの能力は炎を操るものだと見ていてわかりましたので。あらかじめ対策を取らせていただきます。」


紅「身体が岩になる能力なのかしら?」


森谷「厳密には違います。範囲内の土を操って石や岩に変えられるものですね。このように。」



例を見せるかの如く彼の周りに石がふわふわ浮いている。


森谷「こんなこともできますよ〜」


浮かび上がらせた石を今度は削ってナイフのような形にする。


紅「なるほどねっ!」


浮かんでいる尖った石を赤い炎で燃やす紅。しかし…


燃えない……まあ予想通りね。


森谷「相性悪いのは目に見えてるんだから諦めてくださいよ~」


紅「そうもいかないのよね。」


飛んでくる石を躱しながら距離を詰める。


試すだけでもっ!


彼を覆っている岩を燃やそうと試みるがやはり燃えない。

赤い炎じゃだめね…。



森谷「そろそろへばってきたかな?」


こまめに尖った石を生成し飛ばしてくる。


キリがないっ!まだ身体に負担をかけても大丈夫そうだしここは……。



青い炎を再び使う。先程燃やせなかった石をも燃やしてしまった。



紅「悪いけど時間が無いの。」



彼を覆っている岩も青い炎で燃やしていく……。

決着はついたようにも見えたが…。


なんで…っ!確かに燃やしたはず……。


彼は無傷であった。



森谷「簡単な話ですよ。岩が燃えてる間に燃えてる岩を切り離します。そしてまた新しい岩を作るだけですから。」


紅「くっ……!」


森谷「仕方ないことです。僕はこの中で二番目に強いですから。負けても恥じることはありませんよ。」


白雪「うぅ……」


紅「美鈴もまずいわね…これ以上心配をかける訳にはっ…。かと言って倒す方法は……」


森谷「決着と行きましょうか!」


紅「美鈴!しっかり見てなさい!私は大丈夫だからっ!」


白雪「うぅ…美佳ちゃん……?」



紅は青い炎を剣の形に変える。


森谷「そんなこともできるんですね!面白いですよ!!」



岩の壁で自分を守りながら、石を浮かべ攻撃を仕掛けてくる。


紅は攻撃を躱さず突っ込んでいく。

そして岩の壁に炎の剣を突き刺す。


森谷「無駄ですよ!燃えたところは切り捨てて再利用すれば……なっ!!!」


紅「私だって馬鹿じゃないのよ。突き刺した剣の先から炎を放出すればあなたに届くでしょう?」


森谷「なるほど……僕の完敗です…。」


彼は悲鳴をあげることなく微笑みを浮かべたまま散っていった。



さすがに炎を使いすぎたわ……。両手が重度の火傷状態ね…。

赤い炎すらしばらく痛いかも、、。



森谷さんがやられたぞ?!あいつやばいやつかもしれない!!

お、俺は降りた!俺も!!


紅の戦いをみて怖気付(おじけづ)いた者達は逃げていった。

残ったのは三人。



紅「あなた達も燃やされたいの?今なら見逃すわよ。」


???「馬鹿言っちゃいけないよ?そんな手負いで戦えるようには見えないし…?笑」



ハッタリは通じないわね……。美鈴のためにも今は無理しても戦わなくちゃね。


???「森谷の優等生ぶりにはうんざりしてたんだよね。お前が二番の訳ないだろって内心どれだけ思ったことか。」



白雪「美佳ちゃん腕が……!」


紅「私はまだ戦えるわ。美鈴は心を落ち着かせてっ!黒峰に連絡はしてくれた?」


白雪「う、うん!」



紅は戦う前白雪に指示をしていた。

黒峰達に連絡してこの公園の場所を伝えて欲しいと。



私は倒せても次の一人が限界。

それまでに彼が来てくれるといいのだけど……。



???「では次は私が行かせていただきます。私は(りん)と申します。」


紅「あら美しい方もいるものね。」


凛「ありがとうございます。でも手加減はせず殺しちゃいますのでお許しを。」


紅「それはこっちのセリフね。」



先に攻撃を仕掛けたのは紅。赤い炎を相手に向かって放つ。


痛いっ、、。赤い炎だけでも火傷した箇所にだいぶ痛みが走るわね…。


彼女は炎を避けなかった。


ビュ!!!何かを振った風圧で炎をかき消したのだ。



紅「それは…フェンシングかしら?」


凛「ご名答。私は幼い頃からフェンシングをしていたの。能力ももちろんフェンシングの腕が上達するものよ。」



凛が遊具に向かって突きを打つ。

すると金属性にも関わらず穴が空いてしまった。


凛「こんな感じよ。」


紅「わざわざ見せてくれてありがとう。続きをしましょうか。」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


黒峰「おい相川。一旦ここではない所へ行く。」


相川「なんでー?」


黒峰「紅達が敵襲を受けているらしい。助けにいくぞ。」


相川「私は黒峰君さえいればいいんだけどなぁ……。黒峰君がそう言うなら行くけど。」


黒峰「連絡してきた公園はここから少し遠い。急ぐぞ。」


間に合うといいが……。







???「誰か気づいてるのかにゃー?電子手帳はやっぱり常に見てた方がいいにゃん♪」







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 ???(→)

4位 ???(→)

5位 ???(→)

6位 風柳風太(→)風を操る。

7位 ???(→)

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位???(→)


90位高橋正(→)???


290位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


350位 服部圭太はっとりけいた(→)重力を操る


8500位 紅美佳(↑)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。

9001位 浅蜊健(→)反発



11000位 研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…


15000位 森谷(死亡)範囲内の土を変化させる


48000位 水野(死亡)巨大な針と糸を出せる


249万位 葵(→)全身から針を出せる


717万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復



参加人数890万人


戦わないものはサポーターになれる。


現在のTOP10の居場所

1位 新潟県

2位 北海道

3位 愛知県

4位 香川県

5位 愛知県

6位 沖縄県

7位 東京都

8位 青森県

9位 静岡県

10位 愛知県


1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ