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この世の中で  作者: ib
18/71

第18話(10位の情報)

近いうち一日投稿お休み貰うかもしれません…。



一日目の捜索・調査が終わりLINEにて報告会が行われていた。


黒峰 こちらは二人寝ていたせいで何もしていない。浅蜊お前の方はどうだ?


浅蜊 こっちは仲間が一人増えたよ〜!ここに招待しとくねー!!


服部 よろしく頼む。


黒峰 詳しい紹介は浅蜊から聞いておく。ここでは情報交換をしているから、なにかあれば言ってくれ。


服部 わかった!


浅蜊 圭太の話だと京谷って人がナワバリを作っているみたい。もしかしたら上位かも?


黒峰 なるほどな。明日はその人物を探ってみてくれ。今日みたいな無茶はするな。


浅蜊 おっけー!


紅 浅蜊は黒峰に仲間が増えた以外の報告をしたの?


浅蜊 ん?……い…


黒峰 そんなことはどうでもいいだろう。話は既に聞いている。明日はこちらも調査に入る。お互い健闘を祈る。



やっぱりおかしい……。彼には近いうち聞かなくては。能力なのかしらね…?



2日目の朝を迎える。


紅「美鈴朝よ起きなさい!」


白雪「あ、あと少しだけ…むにゃむにゃ。」


紅「燃やして欲しいの?」


白雪「お、起きました!このとおり!!」



二人は支度を済ませ待ち合わせのロビーへと足を運ぶ。そこには黒峰が待っていた。


黒峰「相川はどうした?」


紅「さあ?まだ来てないのね。」


黒峰「起こしてくる。」



コンコンコン。起きろ朝だ。黒峰だ。


物音一つしない。妙だな……?LINEしてみるか。



黒峰 相川今どこにいる?


相川 あ、黒峰君おはようございます!黒峰君のお部屋にいますよ!


黒峰 そうか。……オートロックのはずだが。


相川 愛の前に鍵なんて無意味です!


黒峰 そこで待ってろ。



部屋に行くと相川が枕に顔を擦りつけていた。



相川「黒峰君の匂いがするぅ!!!」


黒峰「何をしている。はやくこい。」


相川「あ、本物の黒峰君だ!はーい!」



いつから居たのか……考えないようにするか……。



黒峰「さて今日から10位について調べ始めるぞ。」


紅「そうね。戦うわけじゃないから二手に分かれましょ。その方が効率的よ。」


黒峰「そうだな。じゃあペアは」


紅「一目瞭然ね…。」



ペアは紅、白雪と黒峰、相川になった。

まあ当然である。


黒峰「俺達は東へ行ってみる。紅達は西の方を頼む。」


紅「わかったわ。」



紅達と分かれてから三十分。

適当に歩き回っているが特に情報はない。


それよりも相川が常に話しかけてくるのであった。


黒峰君の好きな食べ物はー?好きな色はー?好きな女性のタイプは……?きゃーっ!


やれやれ……。


相川「大きいお城ね!素敵!将来はこんな感じのお城に一緒に住みましょ!」


黒峰「住まない。しかしいい発見をしたな。この中に人の気配を感じるな。」


相川「え!さすが黒峰君!わかっちゃうんだもんね!」


黒峰「中へ行くぞ。」



近づくと二人の人影が見えてきた。



黒峰「門番というところか。いよいよ怪しくなってきたな。」


相川「やっちゃう?」


黒峰「まずは紅達と合流だな。二人で倒せるのは間違いないが、一緒にいれば協力して倒した扱いとなりランキングが上がるのかを検証したい。」


相川「はぁい。」


黒峰「学校での順位変動からして戦いに参加した者しか上がらなさそうではあるがな。念の為だ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



紅「美鈴歩き疲れてない?」


白雪「だ、大丈夫だよ美佳ちゃん」


紅「それならいいけど…あそこに公園があるから少し休んで行きましょう。」


白雪「誰か遊んでるね……。」


紅「能力者を見てないかどうかついでに聞いてみましょう。」



こんにちは。この辺りで能力を使って暴れてる人とかいました?


いろんな能力を使える人なんて聞いたことないなぁ。若者が名古屋城に集まってるのは聞いたけど。


そうでしたか。ご協力ありがとうございます。



白雪「場所だけ知ってたみたいだね。」


紅「あれは他にも知ってるわ。聞いてもいないこと話したもの。」



そこへ連絡が入る。


黒峰 名古屋城に来てくれ。そこに複数人いるみたいだ。


紅 あら奇遇ね。今その情報を掴んだところよ。なんでも複数の能力を使うとか。


黒峰 一つの個性や特技がずば抜けたものが能力のはずだが……複数持てるものなのか。


紅 なにか秘密があるかもね。今からそっちへ向かうわ。



スマホをしまう。先程まで視野に入るところで遊んでいた人影がない。



???「お嬢ちゃん達。なにか企んでるよね?俺らのボスを倒したいのかな?」


紅「なんのことかしら。」


???「10位がいるって言えばいいのかな?」


紅「……!」



思わぬことを言われ少し動揺してしまった。


???「やっぱりね。多勢に無勢で申し訳ないけど狩らせて貰うね~。お前ら!」



リーダー格の男がそう言うとパッと見た感じ七、八人もの人がやってきた。



紅「まずいわね…。美鈴私の後ろへ。」


白雪「う、うん。」



まずは敵の能力を見分けなければならない。



???「さすがに女の子二人相手に全員で一斉に行くのは気が引けるから、勝ち抜き方式にしよう!水野お前から行け!」


水野「へーい。能力解放!」



水野と呼ばれた男が叫ぶと大きな針と糸が現れた。


あれで縫い付けてくるのかしら…。身体に穴があくわね。



水野「行くぜぃ!スナイプニードル!!」



ゲームの必殺技かなにかだろうか?針が回転しながらすごい勢いで飛んでくる。


あれを一瞬で溶かすのは無理ね。

そう判断し右へ避ける。


甘い!躱された針に糸を通し引き寄せる。

紅の死角から針が肩に刺さる…!


ぐっ……!!ここまでが能力ってことね、、。


白雪「美佳ちゃん!!」


紅「大丈夫よ。美鈴は落ち着いて見てなさい。」



針は赤い炎では燃やすのに時間がかかる……。

仕方ないっ!


スナイプニードル!!

再び針が飛んでくる。今度は避けずに……。


あなたみたいに言うなら蒼炎ってところね。


ごおおおおおおお!!!


青い炎で針は燃え尽きてしまった。


水野「なっ……!この能力まさかあの人なのか?!」


紅「誰よそれ。」


攻撃手段がなくなった水野を燃やし尽くす。


はぁ…はぁ……!結構堪えるわね…。あと七人ってところかしら。


???「あの能力まさかな〜次は森谷お前が行け!」


森谷「わかりました!」


この窮地美鈴に心配をかけずに切り抜けるっ!!





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ランキング表

1位 ???(→)

2位 ???(→)

3位 ???(→)

4位 ???(→)

5位 ???(→)

6位 風柳風太(→)風を操る。

7位 ???(→)

8位 岸島海斗(→)解体

9位 ???(→)

10位???(→)


90位高橋正(→)???


290位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う


350位 服部圭太はっとりけいた(→)重力を操る


8700位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。

9001位 浅蜊健(→)反発



11000位 研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…



249万位 葵(→)全身から針を出せる


717万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復



参加人数890万人


戦わないものはサポーターになれる。



1から10は絶望級

11から100は怪物級

101から1000は化け物級

1001から10000は超人級


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