第13話(旅立ち)
学校編はここで終わりです。
少し短めの話が続くと思います。
明日の投稿も夜予定です。
戻ったぞ。
生徒会室に戻ってきた高橋。
返事くらいしろよ会計。
会計?
彼は体だけを残し死んでいた。
なっ……副会長と書記は無事なのか?!
資料室へ行くと焼け焦げた死体。
資料室に空いた穴から見えるのは副会長の死体。
俺を残してみんな死んでしまったのか…。
許さん……許さん!!お前ら仇は取ってやるからな。
ここの生徒は皆殺しにしてやる!!!
高橋の孤独な戦いが始まったのであった。
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葵「研二~そろそろかな?」
研二「そろそろだろうな。」
葵「まあまあダメージ受けてたもんねぇ。」
研二「こんな能力嫌なもんだ。痛い思いしなきゃいけないからな。」
葵「ダメージ受けた量相当の毒を付与するって…どんな自虐キャラよ〜笑」
研二「仕方ないだろ!普段から自分を痛めつけて鍛えるからこうなったんだ。」
葵「あの爆発野郎の死に様が拝めないのは残念だけど、研二の休めるところに移動しよっか!」
二人はまた別な場所を探して歩き始めた。
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黒峰「さてこれからどうする。」
浅蜊「もうヘトヘトだし一旦帰らない?」
紅「私達もシャワー浴びたいわ。血の匂いが凄いもの。」
相川「血の匂い私は好きだけどなぁ。」
浅蜊「また笑顔……アハハ」
黒峰「まあ約束通り家までは各自送ってやる。その前に全員LINEを交換しておこう。」
浅蜊「確かに!みんな連絡できたほうが便利だもんね!」
黒峰ってそんなこと言うやつだったかしら?まあいいわ。
七人はそれぞれLINEを交換する。
黒峰「家に帰った後は各々支度していつでも合流できるようにしておけ。」
浅蜊「ラジャ!」
紅「それには賛成なのだけど……私と美鈴以外はみんな家族がいるでしょう?家にいた方が安心なんじゃない?」
黒峰「そうとも限らんから一応な。」
浅蜊「え?」
黒峰「親が味方か決まったわけじゃないという事だ。人間欲望でどう変わるかわからん。」
紅「なるほどね。少しは信用してあげて欲しいけど。」
浅蜊「あー…確かに蓮太の親父は暴れてそうだもんな……笑」
黒峰「親が無事という保証もない。」
浅蜊「あっ……。」
学校ですらこの状況なのだ。
住宅地はもっと酷いかもしれない。
黒峰「じゃあ帰るぞ。とんだ入学式になったもんだ。」
浅蜊「笑えないね…。」
紅「全くだわ。」
たった数時間が何日にも感じた学校生活であった。
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あっ、そういえば6位の情報見たんだったわ……。
みんなに伝え忘れたわね。
LINEで送っておこう。
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ランキング表
1位 ???(→)
2位 ???(→)
3位 ???(→)
4位 ???(→)
5位 ???(→)
6位 風柳風太(→)風を操る。
7位 ???(→)
8位 岸島海斗(→)解体
9位 ???(→)
10位???(→)
90位高橋正(new)???
300位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う
8700位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。
9001位 浅蜊健(→)反発
11000位 研二(→)触れた敵からダメージを受けた時…
249万位 葵(→)全身から針を出せる
718万位 佐々木知優(→)一日三回まで全回復
参加人数891万人
1から10は絶望級
11から100は怪物級
101から1000は化け物級
1001から10000は超人級




