第12話(別れと出会い)
学校編クライマックスへと向かいます。
次回は内容短めなので予め伝えさせて頂きます。
投稿は夜予定です。
それぞれがバラバラになり動く中、先に決着が着いたのは保健室だった。
高橋「お前さ〜もしかしてハッタリかましてない?」
勉学「なんのことでしょう?」
高橋「さっき能力がどうのこうの言ってたけど、俺になんの異常もないんだよね。つまりさ~。」
距離を詰めてくる高橋。勉学にはどうすることもできなかった。
ここまでのようですね……。彼女は僕が死んだら悲しむのでしょうか…。それとも間に合わなかった後悔で自分を責めるのでしょうか。
知優さん。こんな僕と付き合ってくれてありがとうございました。
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警戒しただけ損だったな。
こいつの能力は頭がいいだけか。収穫があったとすれば8位の情報を持ってたことくらいだな。
一旦生徒会室へ戻るか。会計のところに誰か来てるかもしれんしな。
高橋は保健室を後にした……。
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佐々木「みんな!ここにいたのね!」
???「誰?」
佐々木「私よー佐々木知優よ!」
???「悪いが嬢ちゃん。人違いだと思うのぉ。」
あれ?口調がみんなと違う……。
焦っていてちゃんと見ていなかった。よく見ると全く知らない高校生が四人いる。
???「あなたは生徒会長の仲間?」
佐々木「ち、違います!むしろ生徒会長の敵です!」
???「それなら拙者達の敵ではなさそうじゃのぉ。」
???「そうと決まったわけでは無いわ。」
佐々木「私急いでるから!」
部屋を出ていこうとする彼女。しかし……
???「待ちなさい。信用できないわ。敵じゃないというなら私達と一緒に行動しなさい。」
佐々木「なんでよ!急いでるの!」
???「あなたが嘘をついて会長に報告しに行く可能性もあるの。危害は加えないから安心して。」
佐々木「うっ…そ、それなら一緒に保健室に来て!私の彼氏が会長と戦ってるのよ!」
???「信じられないわね。」
???「拙者には嘘をついてるようには見えないが…」
???「念には念を。こんな状況だから。」
佐々木「保健室に急がないと!」
???「どうしても行くならあなたを殺さなくては行けないわ。私達も生き残るために必死なの。」
佐々木「そんな…」
???「警戒しながらで良ければ保健室に行く。」
黙っていた男が口を開く。
彼女にとってなにより嬉しい一言だった。
佐々木「本当?!ありがとう!勤待っててね…!」
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罠がないか、敵がいないか慎重に進む四人と一人。
イライラしても仕方が無い。これしか方法がないのよ。勤ならきっと大丈夫。
???「着いたぞ。」
勤!!佐々木が中の様子を確認する前に飛び込む。
そこにはナイフでズタズタに刺された勉学の姿があった。
そ、そんな……。起きて!起きてよ!!
彼女は必死に能力を使う。
もう治ってるでしょ!起きて!起きてってば!!
彼女の能力には一日三回という制約ともう一つ注意書きが書いてあった。
死者は蘇らせることができない。
勉学が動かないということはつまりそういうことなのだ。
???「間に合わなかったみたいだのぉ。」
???「本当のことだったのね…ごめんなさい。」
私が…私が弱いから……。勤は…
涙を流しながら彼を抱きしめる。
悲しみと後悔はもちろんある。
でも、彼に伝えなくては。
今までありがとう。
佐々木が勉学を抱きしめ泣いている間四人組は部屋から出ていた。
誰もが邪魔をしてはいけないと思ったからである。
???「かれこれ三十分は出てこないが大丈夫かのぉ。」
???「乗り越えるには時間が必要よ。」
???「もう少し急げばよかったな。」
???「……。」
四人が会話していると佐々木が保健室から出てきた。
???「もう大丈夫なのか?」
佐々木「えぇ…。私彼に声をかけて気づいたの。」
???「なにを?」
佐々木「一位になれば願い事がなんでも一つ叶う。私はそれで彼を生き返らせるわ!」
???「目標が決まったようね。あなたはいい仲間になれそう。」
???「拙者達は学校を出るつもりだが嬢ちゃんはどうする?」
佐々木「私は仲間達を探しに行くわ。」
???「わかったわ。またどこかで会ったら仲良くしましょ。力になるわ。」
佐々木「ありがとう!」
こうして名前も知らない四人組と分かれた彼女だった。
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浅蜊「いったいなぁ…蓮太!いつまで俺を踏んでるのさ!重いよ!」
黒峰「俺じゃないぞ」
浅蜊「え?」
影切「わ、私です。」
浅蜊「ご、ごめん!重くないよ!ずっと乗っててもいいからね!」
黒峰「もう遅いぞ。」
影切「もういいです。」
落下したとき浅蜊と影切はバランスを崩し今の状況に至る。黒峰は着地をしっかり決めている。
浅蜊「美佳ちゃんと美鈴ちゃんがいない?!」
黒峰「紅達なら上だな。敵の攻撃を避けていた。」
浅蜊「よく見てんなぁ。」
黒峰「それよりもだ。上で爆発音が続けてしないということはこっちに来てるな。」
浅蜊「俺に任せろ!返り討ちにしてやる!」
少しでもさっきの挽回しとかないと…千歳ちゃんに嫌われたままになっちゃう。
副会長「発見!あれ?人数少なくなってるな…まあいいか。」
浅蜊「俺が相手だ!くーっ!一回このセリフ言ってみたかったんだよね〜!」
黒峰「緊張感のないやつめ。」
副会長が浅蜊に向かって一歩踏み出した瞬間。
バタッ……彼は倒れた。
浅蜊「え?」
黒峰「浅蜊お前何かしたか?」
浅蜊「い、いや…」
黒峰が触って確認する。死んでいるようだ。
黒峰「さっきまでピンピンしていたのにな。」
浅蜊「なんでだろう…?ラッキー!」
黒峰「……そういうことにしとくか。紅達のところへもどるぞ。」
階段へ向かう三人。誰か降りてくる。
紅「無事だったのね。」
黒峰「あぁ。」
???「黒峰君!やっと会えた!」
黒峰「すまない。誰だ?」
???「あ、ごめんなさい。いつも陰から見てただけだったから。知らなくても無理ないよね!」
浅蜊「それってストー… ムグッ」
紅が浅蜊の口を塞ぐ。
なんかやばいみたいなの。迂闊なことは口にしない方がいいわ。
りょ、りょーかい。
???「私は相川モルテ。ロシア人のママと日本人のパパとのハーフなの!」
誰が聞いたわけでもないが、彼女は自己紹介をしてくれた。
彼女の言う通り金色の髪が美しく瞳は青色だった。
浅蜊「可愛い名前だね!顔もめっちゃ可愛いよ!」
相川「あなたの評価はどうでもいい!死にたいの?」
浅蜊「めっちゃ笑顔で凄いこと言ってる…。」
黒峰「お前は敵か?味方か?」
相川「もちろん黒峰君の味方よ!」
黒峰「ならお前のランキングと能力を教えろ。」
相川「黒峰君にだけならいいよ!」
浅蜊「えーっ!俺達にも…」
言いかけてやめた。さっきの笑顔にビビる彼であった。
少し時間が経ち……。
黒峰「なるほどな。一緒にくるのは構わん。が、こいつらも仲間だ。仲良くしてやってくれ。」
相川「はーい!皆さんよろしくね!」
浅蜊 紅 白雪 「よ、よろしく。」
影切「よ、よろしくお願いします!」
一見影切に負けず劣らずの美少女に見える。
しかし時折見せる凄まじい殺気。
黒峰以外は内心少し怯えているのであった。
紅「あ、急いで保健室に行きたいんだけど。相川さんいいかしら?」
相川「モルテって呼んでいいよ!もちろん!黒峰君の仲間なら喜んでついて行くよ!」
さっきとはすごい変わりようね……
紅「知優が助けを呼んでいたわ。」
黒峰「わかったすぐ行こう。」
仲間?が増え六人で保健室へ向かう。
保健室に着く前に佐々木を発見、合流し事の全てを聞く。
黒峰「そうか…お前はもう大丈夫なのか?」
佐々木「うん。一年間のお別れに変わりはないけど私頑張る!」
相川「めっちゃ泣ける…私が復讐してあげる!」
佐々木「え…あ、ちょっと!」
声をかけた時には相川の姿はもうなかった。
一分後戻ってきた彼女の手には誰かの生首があった。
相川「こいつ?」
佐々木「ち、違うけど……。そうじゃなくてちょっと待って!?」
相川「なーんだ。」
ニコニコしながら生首を放り投げる。
佐々木「私強くなって自分の手で仇を打ちたいの!」
相川「あ!そうだったのね!早とちりしちゃってごめんなさい!」
やっぱり怒らせちゃダメだね…。
そのようね。
こ、こわい。
隅でコソコソ話す三人。
そんなこと気にせず笑顔で会話する相川。
黒峰「おいそいつは誰なんだ?」
相川「さあ?生徒会室にいたけど?」
会計である。いきなりやってきた相川に殺された可哀想な男であった。
黒峰「佐々木がそう言うからにはここにもう用事はない。会長には生きてて貰わないとな。こいつが殺しかねん。」
浅蜊「そんなに強いんだ……蓮太~モルテちゃんのこと教えてくれてもいいじゃんー!」
黒峰「俺は構わんが殺されても文句は言えんぞ?」
浅蜊「え、、。」
彼はそれ以上質問しなかった。
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ランキング表
1位 ???(→)
2位 ???(→)
3位 ???(→)
4位 ???(→)
5位 ???(→)
6位 ???(→)
7位 ???(→)
8位 岸島海斗(→)解体
9位 ???(→)
10位???(→)
300位 影切千歳(→)影を奪って能力も奪う
8700位 紅美佳(→)炎を操る。自らも燃えてしまうが青い炎も出せる。
9001位 浅蜊健(→)反発
9500位 副会長(死亡)爆破
11000位 研二(↑)触れた敵からダメージを受けた時…
249万位 葵(↑)全身から針を出せる
718万位 佐々木知優(↑)一日三回まで全回復
890万位 勉学勤(死亡)頭が良い
891万位 会計(死亡)一定範囲内の人数がわかる
参加人数891万人
1から10は絶望級
11から100は怪物級
101から1000は化け物級
1001から10000は超人級




