第七話 悲しい・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜可崎裕也視点〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
突然ですが、俺、可崎裕也は親友の幸喜あだ名でこうが心配です。
その理由はなぜかあいつ昨日生徒会長に呼ばれてから変です、マジで。
いつもは授業中よく寝てるのに今日は起きてるし、何か「憂鬱だ」って何回も呟いてため息を何回もついてる、しかも生徒会室に校内放送で呼ばれるだなんて明らかに変だ。
まあ、その理由俺はだいたい知ってるんだけどね♪。
そう、俺はこうに生徒会長が告白したの知ってます、そしてこうがしぶしぶokしたのも、なぜかって?その理由は簡単俺は生徒会長に色々相談を受けていたからっです。
昼休みが過ぎて、こうは無事に生徒会室まで戻ってきた。
「おい、こう何で呼ばれたんだ?」
大体理由は分かっているけど面白そうだから聞いてみた。
俺が聞いてみると、こうはあせりながら。
「あれだよ、あれ、昨日注意されたじゃんかその説教の続きだよ・・・・アハハハ」
面白いニヤニヤ
すると、こうが話題を変えるように。
「あ、そうだ、俺携帯買う事にしたから」
「え?お、お前今なんて言った?携帯買う・・・は?俺が何回も携帯買えって俺が説得したのに買わなかったのに何でいまさら?」
「え、いや何となくだけど・・・・」
これも生徒会長のおかげだろうか・・・・。
ってか、こうが携帯買ったら、こうのアドレス張に女子のばっかりのるんじゃないのか?
なぜ女子のばっかりのるかと言うと、こうはブッチャケ言ってかなりモテる、本人は自分の顔は普通だと思ってるらしいけどけっこう美形だし、よく「めんどくさい」って言ってるけど、危ない時は守ってくれるとかで、かなりの人気だ、本人は知らないみたいだけどフャンクラブまであるほど、しかもこうは自分がモテてるなんてちっともきずいてない鈍感野郎だ。
「そっか、まあがんばれよ」
こうは「がんばれよ」の意味がわかんなかったみたいだけど、俺は面白そうだからほうっといた。
〜〜〜〜〜放課後〜〜〜〜〜〜
「幸喜君に可崎君の友達って事で私を紹介してくれないかな?」
女子一人が話しかけてきた。
放課後になるとよく幸喜に紹介して、って言う依頼がよく来る。
一応こうに紹介してるけど・・・・・・鈍感だから・・・・・自分に好意をもってるなんて全然きずいてないから、かわいそうなんだよね・・・・・しかも今こうには彼女いるし・・・。
その後家に帰ると、姉が立っていました・・・・・・・・しかもかなり怒ってる。
直感的にこれはやばいそう思った。
「ねえ、幸喜は?」
「来てない・・・・・」
「は?昨日言ってなかったっけ?もし、昨日幸喜に会うの我慢したら、
やべ・・・・死ぬかも・・・・さすがに話題を変えないとヤバイと思ったから、俺は。
「そ、そうだ、こう携帯買うみたいだからメルアド分かったら教えてあえげるからそれで許してください」
俺が土下座で頼むと。
「うん・・・まあいいや、そのかわり絶対メルアド教えろよ、教えなかったら本気で殺すからな・・・・」
「うん・・・・・分かった」
この会話を聞いてて分かると思うけど、姉は俺とこうの扱いが全然ちがうこうの前では、甘えたりしてるけど、俺の前では怒りまくってる・・・・・。
俺は昔姉に「本当にこうの事すきなの?」っと聞いた事があった。
「もちろん、だから、幸喜と私が恋人同士になれるように手助けしなさいよ・・・・・しなかったら殺す」
そう言われ本当に好きなんだな〜〜〜って感心した。
けど・・・・俺は生徒会長の方を手助けしちゃったんだよな(〜−〜:)アハハ・・・・・ばれたら死ぬな・・・・・。
俺はばれないようにうまくやってみせると、心に誓った。
〜〜〜翌日〜〜〜
俺は昨日こうに紹介してって頼まれた女子をこうに紹介した。
こうは表情からして、この女子がこうに好意をもってるなんて全然きずいてる様子いないみたい・・・。
紹介するといつもこうは決まって、「お前本当に女子の友達多いな・・・・」
あきれた顔をして言ってくる、全部はお前のせいなのに・・・・。
俺って本当にいい奴だよな・・・・・そのおかげで彼女がいない・・・・・むしょうに悲しくなる、可崎裕也でした・・・。
くそ〜〜〜〜〜〜〜彼女欲しい〜〜〜〜・・・・・グス悲しい・・・・・・
人物紹介4
堂本和木 身長169
体重51
女装したら普通に女の子に見える。
人物紹介5
崎山義正 身長176
体重63
いじられやく、美春フャンクラブ会員。
この二人はまだ一話にしか出てないんでもう少し出番増やそうと思います・・・・多分。
読んでくれた人ありがとうございます、もしよかったらこれからも読んでください。