第四話 どうする俺?
俺が美春と約束した後俺は美春と一緒に体育館裏で美春が作った弁当を食べていた・・やけに用意がいいなと思って聞いてみた絶対俺が告白を断らないって自信があったらしい一応OKしちゃったけど俺一回断ったんだけどな・・・・・・。
「アーン」
そう言って俺に玉子焼きを食べさせようとする美春に。
「いいよ、自分で食べるから」
美春は少し不機嫌そうな顔になって。
「だめだ、恋人同士なんだから私が食べさせてあげるんだ」
「あーはいはい分かりました」
「じゃあ、アーン」
俺はそれを素直に食べ、こんなところを美春フャンクラブの奴に見られたら、いくら俺でも殺されるな〜ハハハ心の中で俺は考えていた。
「どうだ?おいしいか?」
「うん、おいしいよ」
「そうか、そうか、よかった」
笑顔になった美春を見てやっぱり綺麗なんだよな、本当に俺と付き合っていいのだろうか、俺はそう思ったが聞くのを止めた、まだ付き合ってから一時間と経ってないのに聞くのは何か気が引けるから。
俺が美春の弁当を食べて教室に戻ると俺と美春の事が噂になっていた。
「差間ちょっといいか?」
いきなりそういって来たのは俺が全然知らない人だった見た目はごつごつしてていかにも強そうな感じだった俺は。
「すみませんけどあなた誰ですか?」
「ああ、そうだった言い忘れていた俺は三年の公崎陽平と言うものだ、ちなみに美春ちゃんフャンクラブのリーダーだ」
どうしよ、フャンクラブの人って事は俺が美春に呼ばれた理由聞きに来たんだろうな〜ま、適当に嘘でも言っとくか俺はそう思って。
「俺が生徒会長に呼ばれた理由聞きたいんでしょ?」
「ああ、話が分かるな何で呼ばれたんだ?ま、まさかこ、告白されたんじゃないだろうな」
やっぱそうなるよな〜てか顔が怖いですよそりゃあ分かりますよ学園のアイドルが俺見たいな反射神経がいいだけの普通の高校生に告白したとなったら怒りますよね〜しかもフャンクラ部のリーダーですよ。
「俺、実はよく遅刻しててそれに対して注意受けてたんですよ」
本当に俺は朝が弱いためよく遅刻していた、すると周りの人が盗み聞きをしてたらしく「そうなんだ」とか言う小言が周りから聞こえてきた、公崎さんも納得したらしく怒ってた顔が徐々に笑顔に戻ってきて。
「そうだったのか、それならいいんだそうだよ美春さんがお前見たいのに告白するわけないよな〜奇跡でも起きなきゃありえないよなうんうん早とちりしてごめんな」
そうですよね〜はあ〜奇跡が起きちゃったんですよ、でもそう言ったら絶対殺されると思って俺は苦笑いをしながら。
「アハハ、そうですよ」
そう言って自分の席に座ったその後も色々な人に美春とどんな話をしたか色々聞かれたよそれもうざいほど、どんだけ皆美春に興味あるんだよったく。
〜放課後〜
俺は放課後になると皆が動く前に走りながら教室を出た後ろの方で「っち」「遅かったか」まだ美春と話した内容聞き足りないのかよ、やっぱり走って教室出て正解だったなうんうん。
そのまま素直に帰って家で漫画を読んでいると。
ピンポーン
ん?デジャブか?昨日も漫画を読んでいる時こんな事なかったけ、あ〜あれかいたずらされたんだったな〜。
「まあ、一応出るか」
そうつぶやいて窓を開けると、美春が立ってました〜、何で俺の家知ってんだ?って疑問に思ったけど、あ〜そうだったこいつストーカーだったね・・・・アハハ。
「何のよう?」
「何の用って、私はこう君の恋人だからな、料理を作りに来たんだ」
そうですか〜、てか、美春が俺の家来たの誰かにばれたら俺やべ・・・・・・殺される・・俺よ落ち着くんだまず、ここで話してると見つかる可能性があるからまず家に美春を上げよう。
「分かったから、早く俺の家に上がれよ」
「うん」
嬉しそうに笑うな〜俺はあせってるのに。
家に上げて俺は。
「誰にもつけられてないよな?」
「うんつけられてない、一応私はこう君をつけて身だつけられてたら経験で分かるよ」
堂々と言うね〜そうだよ美春はストーカーなんだからそういうのは分かるかひとまず安心だ。
「よし、私は料理を作るからこう君はテレビでも見ててくれ」
「ああ、分かった」
〜〜約三十分後〜〜
「こう君出来たぞ、今日はこう君が好きな料理二位のハンバーグだ」
そう、俺が好きな料理をランキングにすると、一位は寿司、二位がハンバーグ、三位が麺類です。
「それ、誰に聞いた?」
「覚えてないか?最近私が生徒会会長権限を使って前アンケートをとっただろ?あれで知ったんだ」
「あ〜そういうのあったね、一つ気になったんだけど、どうして生徒会の会長何てなったの?」
「そりゃあもちろん、こう君の事を調べるたに決まってるだろう会長の権限を使ってこう君の事色々調べられたぞ」
「アハハ・・・・そうですか、まあいいや飯食おう」
「うん」
視線がかんじる・・・・・・その視線とはやっぱり美春が俺の事をジーっと見ていたのだ。
「えっと・・何?」
「なんでもないからさあ早く食べて」
「うん」
ハンバーグを一口食べるとかなりおいしかった。
「ど、どうだ」
「かなり、うまぞうん」
「そうかそれならいいんだうんうん」
美春の笑顔を見てやっぱり綺麗だな〜〜そう思って美春を見ていると。
「何だ?」
「いやさ、美春って綺麗だな〜と思って」
そう言ってからかってみると、美春の顔が真っ赤になって。
「あの、そのありがとう」
う〜ん照れてる美春も可愛いでも・・・・ストーカー何だよね、まあもいっか一応付き合ってるんだし。
だべ終わると。
「にゃあ〜」
そう鳴きながらベランダから俺がいつも餌をあげたりして猫が入ってきた、猫の名前はくろ理由は一応色が黒いからだ。
俺がくろをなでたり抱きかかえたりしてると、美春が小さい声で。
「いいな〜」
そう呟いてるのが聞こえたいいな〜ってまさか猫をなでたりしてるのが?
「膝枕ぐらいならしてやるぞ」
言ってみると美春が笑顔になって。
「うん、よろしく頼む」
美春が俺の膝に頭をおいて俺がなでて、五分くらい経って俺が美春に。
「そろそろ、離れてくれないかな?」
「・・・・・・・・」
返事がないただの屍のようだっておい。
「美春さん〜」
「スースー」
寝てるしどうしよ起こそうかな、でも気持ちよさそうに寝てるしどうする俺?
人物紹介
差間幸喜 身長171
体重57
反射神経がいいそのおかげで現在無敗
髪の色 黒 目の色黒
一人暮らしで、中学時代喧嘩ばっかしていたその理由は・・・・・・・・まだ秘密って事でww