第十話 美春とデート
〜〜〜〜〜前回までのあらすじ〜〜〜〜〜
俺、差間幸喜は、デートする事になりました・・・・・。
ついでに裕也の事が憎くなりました♪
今月のお金大丈夫かな。
〜〜〜〜土曜日〜〜〜〜
とうとう土曜日になりました〜〜。
美春のお願いでデートプランは俺が決めることになった。
午後一時俺が駅前に行くと、すでに美春は待っていた、おかしいな今十二時半なのに・・・どんだけ早く来たんだよ。
「よ、待たせちゃったみたいだな」
すると、美春は突然声をかけられたのかのが驚いたみたいで、驚いた顔をして。
「え?あ、いいや私の方が早く来ちゃっただけだから、気にすることはない」
何か慌てた、美春を見ると無性に可愛く見えた。
俺は美春の頭をなでながら。
「美春って可愛いよな〜〜〜」
そう言うと、美春は顔を思いっきり赤くして。
「そ、そんな、こ、事ない」
美春はものすごくどうようしていた、美春を見てものすごくからかいたくなったけど、止めといた。
「よし、じゃあデートしに行くか」
「うん」
そう言って美春は俺の腕に美春の腕を絡めて来た、さすがに俺も照れたけど、デートだからそのまま駅の方まで歩いていった。
俺達は電車に乗って、五個離れた駅に向かった、なぜ五個に離れた駅に向かった理由は簡単だった、まず第一に同じ高校の人には会わないと思ったから、第二に映画館やショッピングモールなどデートにはちょうどいい環境だったからであった。
電車に乗ってる時も美春はご機嫌だった、理由を聞いたら「こう君とデートだから嬉しいわけない」らしい、さすがにそういわれると照れるので話題を変えて話していると、電車は目的の駅に着いた。
「よし、映画でも見るか」
俺がそういうと、美春はコクって頷いて俺に腕を絡めたままついて来た。
「何みたい?」
すると、彼女は看板の方を指指して。
「これ、見てみたい」
彼女が指指したのは恋愛物の映画だった、俺はちょっと意外に思った、何か美春はアクション系の映画が好きなんじゃないのかなと思ていた。
てか、よく記憶を思い出してみたら、美春の部屋に上がったとき恋愛物のDVDが置いてあったなと思い出して、恋愛物が好きだったんだと、確信した。
「美春って恋愛物の映画って好きなの?」
俺は確信していたけど一応聞いてみた。
「えっと、うん好き」
「やっぱり美春の部屋に入った時恋愛物のDVDあったからね」
すると、美春は慌てて。
「え・・・その、なんと言うか私の部屋入ったのか?」
「あたりまえだろ、俺の家で寝てた美春を、美春の部屋まで運んだのは俺なんだから」
「そっか・・・何か見たか?」
う〜〜ん、俺の顔写真が貼ってあった抱き枕を見たなんて言ったら何かめんどくさそうだから、「とりあえず、映画始まっちゃうから見よ」俺はそう言ってごまかした。
〜〜〜〜〜〜約二時間後〜〜〜〜〜〜
「面白かったな」
「うん、面白かった♪」
「そっかならいいんだ」
「この後どうするんだ?」
「えっと・・・言いにくいんだけど、この後まだ考えてないんだよね・・・」
そうなんです、俺デート初めてだから悩んでたら今日になっちゃったんです・・。
すると美春は笑顔になって。
「うん、そうだと思った、だから私が後のプラン決めてあるから安心しろ」
「・・・俺ってそこまで信用ない?・・・・・・」
美春は必死に手を振って。
「ちがうよ、だってこう君の家に行くたびにデートコースの雑誌とか増えてたから、一応考えとこうって思って・・・その」
俺は美春の頭をなでて。
「そっか、ありがとうな」
「うん♪、じゃあカラオケ行こう」
俺は美春に腕を引っ張られながらついていった。
カラオケに着いて最初は一緒に歌った、その後美春が一人で歌った、すげーうまかった、うんマジで。
三時間くらいカラオケで歌った、大体今の時間は六時頃。
美春の両親が俺に会いたいみたいで美春の家に行く事になった。
「ところでさ、こう君私の部屋に入ったんだよね?」
「うん、そうだけど」
「変なもの見なかったか?」
変なもの?やっぱり、俺の顔写真が貼ってあった抱き枕だろうか・・・素直に言うべきか、言わないべきか・・・どうしよ。
「ねえ、見たの?見なかったの」
「えっと、・・・・・・俺の顔写真が貼ってある抱き枕を見た・・・・・・」
「ねえ、私の事嫌わないのか?・・・・そんなの見て」
美春は俺に抱き枕の事を知られたくないみたいで今にも泣きそうな顔をして俺に聞いてきた。
俺はその美春を見て笑顔で。
「そんな事で嫌うなら、今デートしてねえよ」
「そっか、ありがとう、こう君の事大好きだからね」
安心したのか笑顔になって、俺に抱きついてきた。
そのまま、美春の家に着いた、俺に抱きついたままの美春を見て美春のお母さんに、数分からかわれた。
俺は美春のお母さんが作ったご飯を食べて、美春の部屋で、話していると、結構時間が経っていたから、美春に帰るね、って言って帰ろうとすると、美春が俺の手を掴んできた。
「その、何ていうか・・・・・」
美春の顔がどんどん赤くなっていった。
俺は自覚がなかったが、いつのまにか俺が春にキスをしていた、俺は慌てて美春から口を離した、多分俺今かなり顔赤いだろうな・・・・美春は驚いた表情で俺を見て、泣き始めた。
「え、っちょおいどうした、やっぱり、その俺とキスするの嫌だったか?」
美春は涙を流しながらも笑顔になって。
「違うの、嬉しいんだ、こう君からキスしてくれて」
俺はポッケに美春に似合うと思ったから買っといた、指輪があるのお思い出した。
「そっか、美春にプレゼントあるんだ忘れてた」
俺は手をポッケに入れて、美春に指輪を渡した。
「え・・・・・いいの?」
「ああ、前美春に似合うと思って買ったんだ、でも安物だぞいいのか?」
「うん、嬉しい、本当にありがとう」
その笑顔を見て少しドッキとしてしまった。
「あ、ああじゃあ俺帰るな」
俺はそう言って美春の家を慌てて出て、家に着きベットに横になって、俺もしかしたら美春のこと好きになり始めてるのかも知れない、と思ってる自分がいた。
人物紹介
不動 唯 身長160
体重??
性別 女
その他 生徒会副会長
幸喜が美春の事が好きになってきました♪
次回は美春視点で、幸喜とのデートの様子を書こうと思います。