表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

堕落愛

あの人は、俺のものじゃなかった、それがひどく憎らしく感じて

歪んでしまった自分を知った。


ほほえみかけられるたびに、揺らいでしまう感情に

ほかの人へ向ける笑顔への嫉妬で、少しづつ狂っていく。


普通じゃないんだって、堕落に生きようとしたのに

変わらない笑顔で、俺に笑いかけないで。

あなたを傷つけない自信がないんだ、愛よりも濃くて

憎しみに近くて、傷つけたくなってしまうから。


お前が傷つくんだぞ、なんて、馬鹿なセリフ。


傷ついてる、あなたの言葉に、行動に微笑みに

体が堕ちていくことのほうが、ずっと楽なのに。

傷つけるか、傷つくかでしか愛せないから

きれいなままの貴方を見るのが、つらくていとしくて。


残酷な人。


もう俺の頭はおかしいんだ、狂っていく俺を

こいつらは、嗤って、わらいながら堕としていく。

沈む藁にしがみつくように、お互いをなくなるまで貪る。

それだけが、救われるおこないのように。


獣のような、思考を放棄して、泣くように叫ぶ。


すがりつきたくない、侮蔑されたくないから

そばにいたいけど、耐えられる気がしない。

守りたいのか、傷つけたいのか、ぐちゃぐちゃになって

どうでもいい、この感情を無くしてしまいたい。


だから、自傷行為を繰り返すように

あの人を避けて、自堕落にずっと遠くにおちる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ