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堕落愛
あの人は、俺のものじゃなかった、それがひどく憎らしく感じて
歪んでしまった自分を知った。
ほほえみかけられるたびに、揺らいでしまう感情に
ほかの人へ向ける笑顔への嫉妬で、少しづつ狂っていく。
普通じゃないんだって、堕落に生きようとしたのに
変わらない笑顔で、俺に笑いかけないで。
あなたを傷つけない自信がないんだ、愛よりも濃くて
憎しみに近くて、傷つけたくなってしまうから。
お前が傷つくんだぞ、なんて、馬鹿なセリフ。
傷ついてる、あなたの言葉に、行動に微笑みに
体が堕ちていくことのほうが、ずっと楽なのに。
傷つけるか、傷つくかでしか愛せないから
きれいなままの貴方を見るのが、つらくていとしくて。
残酷な人。
もう俺の頭はおかしいんだ、狂っていく俺を
こいつらは、嗤って、わらいながら堕としていく。
沈む藁にしがみつくように、お互いをなくなるまで貪る。
それだけが、救われるおこないのように。
獣のような、思考を放棄して、泣くように叫ぶ。
すがりつきたくない、侮蔑されたくないから
そばにいたいけど、耐えられる気がしない。
守りたいのか、傷つけたいのか、ぐちゃぐちゃになって
どうでもいい、この感情を無くしてしまいたい。
だから、自傷行為を繰り返すように
あの人を避けて、自堕落にずっと遠くにおちる。




