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あ
朝起きるとご飯がある。こんな生活したことがない。花森さんはおはようございますというのでおはようございますと返した。花森さんは嫁みたいだなと思ってぐふふと一人小さく笑った。それから何をしようかと考えた。やっぱりアルバイトかな。そう思ってご飯を食べる。
「おいしい。」
「あ、本当ですか?」
こんなもの久しぶりに食べた。
そこから3週間と経たないうちに私は回転寿司の店のアルバイトを、花森さんは本屋のアルバイトを見つけた。二人とも大学へ行っていたので履歴書には自信があったが、なるほどまずやってみろとはこのことだ。




