表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  作者: 師走
15/15

私はいろいろな世界を作り上げた。木を生やしたところと生やさないところ、砂漠も勿論海も川も作った。

「これが神の存在よ。」

「ああ、これが神かあ。」

私は人まで作った。

「この世界の人々に記憶はあるの?」

「あなたが作れば、あるわ。」

私は記憶を作った。

「私のことは知ってるのかな?」

「あなたが教えれば、知っているわ。」

私は自分の存在を解く人や自分の存在を残す彫刻家、また、私の存在を示す作家まで作った。

「これが聖書や聖像と呼ばれるものか。…なるほど私の存在は神格化されるらしい。」

だんだんぞっとしてきた。私たちのいる記憶の世界も、本当は誰かが操っているのではないか…

私は、私の存在を信じないという人も増えていくのをじっと眺めていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ