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  作者: 師走
13/15

花森さんは今まで以上に元気いっぱいだ。仕事に励んでいる。私と時間が合えばその日の話をする。

「月曜日に行ったらね、お前旦那居たのか?って。いますって答えたわ。」

「ああ、そりゃどうも。」

「なるべく休まないように、だって。」

「うん。」

「だから、過去に遡ろうと思う。」

「え?」

「私はいつにでもいるから。」

「私の記憶は?」

「消さないわ。」

「どうやって?」

花森さんは私の手を取ると一緒にひゅっと消えた。

私は混乱した。上下も左右もないようなところへ入る。

記憶が確定していく、その瞬間を見ている。

花森さんはちょっと目を閉じた。すると、私と花森さん以外の確定された記憶がほどけていく。一本から、無数へ。そして先週の水曜日で止めた。

「いきましょう。」ー気がつけば水曜日だ。私も花森さんも仕事場へ行く。

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