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  作者: 師走
12/15

花森さん曰く、「私が整理されている記憶といったものは、同時に多くのものが存在していて、しかもそれは混ざり合いもせず、流動もしていないの。それはとっても不思議で知的なこと。…帰りましょっか。」と。私は頷いて顔をしゃんと正して歩いた。でも少しでも力を抜けば歪みそうになるし、少しでも口を開ければ笑いそうになる。私は顔を押さえつけながらしゃんしゃんと歩いた。でもその表情をなくしてしまった顔でも、涙は止めることができず、次々とこぼれた。滲んだ世界の花森さんは、こちらを振り向きもせず歩く。

気遣いからきている行動であるのは、確かだ。

とても、美しかった。

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