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芳香の爆弾

作者: なごやん

クラスで一番の

大人しい女の子

いじめられても何も言わない

一番のいい子

私は

誰もいない

しんとする教室の真ん中で

香水を撒いて歩く


私の爆弾は

柑橘系の香りの爆弾

ひとつひとつ丁寧に

机を蹴飛ばして

引き出しの中にもいい香り


ライターを置いておく

花瓶の花が綺麗な

私の机

ここが着火点

私は走って逃げた


私の爆弾は

芳香の爆弾

私をここに刻みつける

芳香の爆弾


私はいい子

私だけいい子

浮いた私の

違和感を消す爆弾


焼けた教室の

真ん中の席が私の居場所

今は優しい

芳香の爆弾

読んでくださり、ありがとうございます♪

拙い文章失礼しましたm(_ _)m


宮猫

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