三年の引退と始まり
初投稿です
下手くそですが、頑張ってかきます
アドバイスお願いします
「ピーーー」
22対25
三年生の引退試合、6月26日兵庫県総合体育大会準々決勝が終わった・・・
最後は三浦崎高校のエースに決められた。
俺の名前は高島 翔、東若草高校二年で男バレに所属している。
三年生達は笑顔だ。
今日の試合は相手エースに制空権をとられ、なかなかスパイクを決めることができなかった。
一セット目は高さに対応できずにあっさりと取られた。
二セット目は繋いでつないでなんとか取ったけど三セット目に力の差を思い知らされた。
結果は二対一。正直に言うと俺のせいで負けた・・・
相手のブロックが高いことはわかっていたのに、正面から打ちにいってブロックされたり、早い攻撃に翻弄されたりもした。
だから、俺は先輩達に謝ろうと思う。
先生には、お前は悪くない、と言われても納得できないし俺の力不足も確実だから謝る。
「集合」
キャプテンの号令が聞こえた。
みんなが集まる、俺は一歩前にでて、
「先輩方本当にすいませんでした。」
と一言言った。
「なんだ、謝ることはないだろ?」
「何言ってんだよ、お前は・・・」
「ほんまなぁ、お前がおらんかったらベスト8までこれんかったわ。」
「顔上げろ、高島。」
って藤川さん、坂田さん、三川さん、キャプテンの川口さんが言ってくれる。
俺は涙を流さないように、必死になった。