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第一章 Desert Rose 六

 六


 喋ると腹が減るからと必要最低限の会話しかしないまま歩き続けて、早三日。ジゼラの足が思っていたより速かったお陰で、案外早く朽ちかけた案内板が見えた。

 あの案内板は、旅人が迷わないよう町の自警団が善意で設置しているものだ。しかし道標になるほどの数はないので、あまり意味がない。精々見つけて進む方向が間違っていない事を確認し、安心するぐらいだ。

 黙っていろと言うと、ジゼラは何も言わなくなった。野宿すると起きていたがるのだけは困りものだったが、概ね静かだったので、ヴォルフの腹も無駄に減る事はない。むしろ夜は交替で見張りが出来る分、助かっていた。

 今日中に、着くだろうか。蓄えはまだあるとはいえ、そろそろ温かい食事が恋しい。そうでなくともジゼラの顔に疲れが見える。ヴォルフだけなら一週間歩き通しでも平気だが、彼女は休ませてやりたかった。

 コートの袖を引かれる感覚に振り向くと、ジゼラが見上げていた。何か言いたげに口を動かす彼女を見て、ヴォルフは僅かに眉をひそめる。

「……わざわざ聞かなくとも、喋っていいぞ」

「大きなメイスだな。なんでわざわざそんな重そうなのを使っているのだ」

 今更だった。ヴォルフが更に顔をしかめても、ジゼラは動じない。切れ長の目とつり上がった眉の隙間がなくなって真顔より恐ろしい顔になったが、彼はよくこうして渋い顔をする。彼女は見慣れたのかも知れなかった。

「普通のメイスはすぐに壊れる。このぐらいでないと、役に立たんのだ」

 普通はそう簡単に壊れないものなのだが、ジゼラは指摘しなかった。代わりに真顔のまま、ゆっくりと瞬きをする。長い睫毛は、眉と同じ金色をしていた。

「重くないのか? たくさん歩くと疲れるだろう」

「もう慣れた」

 そうかと呟いて、ジゼラはまじまじとメイスを見た。彼女の剣と比べると粗末な武器だ。言い訳でもないが、ヴォルフは高価な武器を使ってもすぐに駄目にしてしまう。昔は流行の両手剣を使っていたが、すぐ折るのでこれに落ち着いた。このぐらいが丁度良いのだ。何より、両手剣にはいい思い出がない。

 苦い思い出が蘇りそうで、ヴォルフはおもむろに腰に提げた皮袋を開け、中から干し肉を取り出した。何か食って忘れてしまうに限る。大して美味くもない代物だが、腹の足しにはなるからこればかり食べている。

 一切れジゼラに差し出すと、彼女は首を横に振って断った。そういえば、臭うから嫌だと言っていた。

「お前のそれは、見事なものだな」

 ジゼラは一瞬目を丸くしたが、すぐに剣の事だと気付いたようで、小さく頷いた。彼女が余計なことまで喋りすぎるのに対し、ヴォルフは言葉が足りない。

「以前いた町に、東の大陸から来た技術者がやっている鍛冶屋があってな。切れるように作ってもらった。最近は、叩き潰すのしかないだろう」

「あれでは駄目なのか」

「あれは重いから私は持てぬ。しかも野蛮だ。駄目だ」

「駄目か」

 野蛮でない武器などないだろうと思ったが、食い下がられるのも面倒で言い返さなかった。代わりに干し肉を噛みちぎる。

「盗られんようにな」

 ひとつ頷き、ジゼラは右手で左の腰を叩いた。この薄汚れた外套の下にあんな見事な剣があるとは、確かに誰も思わないだろう。

 ジゼラが何故一人であんな町にいたのか気はなるものの、聞くのも躊躇していた。ヴォルフも何も話していないし、彼女も何も聞かないから、聞かれたくないのだろうと考えていた。自分の事情はあまり話したくない事ではあるが、言わなければいけないような気もする。

 しかし自分から自分の事を話すのは気が引けた。どう話すかと、干し肉をかじりながら考える。

「その髪は、どうした」

 結局、触れてはいけなさそうな事を聞く。先天的なものでもなさそうだったから、どちらにせよ気にはなっていた。先天的に白髪というのも、なかなか考えにくい事ではあるが。

 ジゼラは暫く黙り込んだ後、振り向かないヴォルフの袖を引いた。彼女は常にコートの背を掴んでいるが、呼ぶ時だけは袖を引く。

「気になるか?」

 振り返って見たジゼラは、何故か目を輝かせていた。嬉しそうなその表情に、ヴォルフは嫌な顔をする。

「……いや、気になるというか」

「興味を持ってくれたのは嬉しいが、私にもよく分からぬのだ。気がついたら真っ白だった。元はブロンドだったのだぞ、それは見事なプラチナブロンドでな」

「自分で言うな。私の返事を聞く気がないのかお前は」

 呆れた声で呟いたが、ジゼラは微かに笑っていた。人の話を聞く気はないようだ。返事は全て自分に都合のいいように、脳内で変換してしまっているのかも知れない。

「あなたが私を気にかけてくれるとは思わなかった。四日もかかってやっと振り向いてくれ」

「ない」

 分かりやすいよう短く否定しても、ジゼラの耳には入っていないようだった。こんな話をする為に言った訳ではなかったのにと、ヴォルフは肩を落とす。

 荒野は今日も、灼熱を保っている。熱すぎて頭の中身が沸いてしまったのではないかと不安になるが、彼女は元々こうだった。助けてやったあの日から、ジゼラとは話が全く噛み合わないままだ。嫌なのは、それに慣れてきている自分自身だった。

「もう、あなたと話していいか?」

 ヴォルフは渋い顔をしつつも、頷いて正面を向いた。彼女とまともに話していたらこちらが疲れてしまう。どうせ会話しようと思っても、的外れな答えしか返ってこない。ジゼラは一人で喋らせておくに限る。

 砂煙の先に群生するサボテンが見えたので、ヴォルフはそちらへ足を向ける。自生する植物が増えてきたから、そろそろ何もない荒野は抜けられるだろう。まだしばらくは暑いだろうが。

「話す事などないぞ」

「私にはある。あなたがどうして旅をしているのか知りたい。あと好みのタイプとか」

 着いてくるという選択をする前に確認する頭はないのかと、ヴォルフは呆れる。単純に同行したかっただけで、旅の理由は関係なかったのかも知れない。それもまた傍迷惑な事だ。

「売られた妹と、『魔術師マジシャン』を探している」

 好みのタイプについては無視した。簡潔な返答をしても食い下がる事なく、ジゼラは大きく瞬きをする。表情に大した変化はないものの、驚いたような仕草だった。

「妹がいるのか。私にも姉が三人いるぞ、今は全員どこにいるのか分からぬが」

 さらりととんでもない事を聞いたような気がしたが、ヴォルフはそうかとだけ言った。突っ込んで話を聞いても、聞きたい事の答えは一つも返ってこないだろう。

「お姉様達は、どうしているだろう」

 さらりと聞くには重い話になりそうで、その独り言には反応しなかった。会って四日の他人の重い話など、好きこのんで聞くものでもない。

 固まって生えたサボテンの側で立ち止まり、ヴォルフは腰につけたナイフを取る。棘の生えた暗緑色の葉を切ると、蓄えられた水分が零れた。ナイフで分厚い皮を剥いて、透明な葉肉だけをジゼラに差し出す。

 ジゼラは剥かれたサボテンを受け取って、短く礼を言った。育ちがいいのか、律儀な事だ。

「まずくはないが、うまくもないな。焼きたい」

「オリーブ油で焼いて、塩を振ると美味いぞ」

 サボテンの葉は歯触りが良い。噛むとしゃく、といい音がして、水分が溢れる。水場の存在が期待出来ないから、見付ける度に水分補給も兼ねてこうして食べている。ただ単純に、ヴォルフの食い意地が張っているからでもあるが。

 サボテンの葉肉ではなく、動物の肉が食いたい。出来れば牛がいい。そうは思っても、荒野で贅沢は言えないのだ。夢でもいいからたらふく食べたいものだ。

「私は焼いたサボテンより、焼きたてのパンが食べたい。ふかふかの」

「着いたら食える。町が無事かどうかは疑わしいが」

 タロットが町に出たと言うから、町人は避難している可能性が高い。誰もいなければいないで勝手に水を使えるからいいが、着いても温かい食事が出来ないのは困る。

 食事もそうだが、気になるのはタロットの所在だ。今も町にいるなら、対抗策がある限りは無害にしてしまいたい。逆に道中で見つけられはしないかと期待していたが、湧いて出るのはアルカナばかりだった。

 ジゼラは残ったサボテンの欠片を口に放り込みながら、首を捻った。ほとんど無表情だが首と眉がよく動くから、辛うじて感情は見える。

「無事? あの町で、何かあったのか?」

「タロットが出たようだ。知らなかったのか」

 サボテンの葉を二枚切り取ってジゼラに渡しながら、ヴォルフは歩き出す。ジゼラは頷いたが、背を向けた彼には見えていなかった。沈黙した事で知らないのだと悟り、ヴォルフは再び口を開く。

「タロットを見た事は、あるか?」

「……ない。お伽話だと思っていた」

 だとしたら、嫌なお伽話だ。

 タロットが現れる頻度は、地域によって違うらしい。砂漠地帯に入ってからほとんど話を聞かなくなったが、人口の多い地域では、タロットという単語を聞かない日はなかった。

 あの化け物達は人間の悪心や邪念を糧とする為、人の多い場所に現れる傾向にある。居住者の少ないこの地域の町に出たというのが意外だったが、旅人がよく立ち寄る町なのかも知れない。或いは、被害が拡大してきているのか。

「タロットとは、どういうものなのだ?」

 返答に困って、ヴォルフは顎に手を当てた。厚い手袋越しにも、滅多に剃らない無精髭の感触が分かる。

 どういうものかと聞かれても、一概にこうとは言い難い。タロットはそれぞれ性質が違うから、一言で表せたとしてもそれが全てではないのだ。全て人間の敵である事には変わりないが。

「口で説明しても、見なければ分からんぞ。二種は封じられているが、あと二十種もいるんだ」

「それはあなたの敵か?」

 敵か否かと問われれば、敵と答えるより他はない。しかしジゼラがどういう意味合いでそう聞いているのか、分からなかった。ヴォルフの怨敵は「魔術師」だけだが、先々で敵となりうるのはそれだけではない。

 タロットは、その全てが人間にとっての害悪だ。具体的に何をするかはそれぞれ違い、良い事をするものは一つもなかった。タロットカードには本来良い意味もあったのだが、悪心が具現化したタロット達にそれはない。

「あれは人に害を為す。鉢合わせれば、敵となろう」

「なら倒そう。あなたの敵は私の敵だ」

 ジゼラの理屈は相変わらずよく分からなかった。ヴォルフの敵でなくとも人にとっては敵だから、ジゼラ自身の敵でもある。しかし言っても無駄だろう。

 子供のような女だ。そういう所を好ましく思うが、心配にもなる。間違っても一人では夜の町を歩かせられない。丸三日行動を共にして、ヴォルフは保護者のような心境になっていた。元々世話焼きなせいもある。

 コンパスを確認しながら暫く進むと、砂の向こうに城壁らしき影が見えた。目指す町だと思われるが、近くに人影がないのが妙だ。近くに町があるなら、賞金稼ぎや商人の姿を見掛けてもおかしくはないのだが。

「町があるな。人はいそうにないが」

「見えるのか? 目がいいのだな」

 ジゼラは感心したように言いながら目を細めたが、見えないようだった。代わりに背後の気配には敏感なようだから、お互い一長一短だ。ヴォルフは目がいい代わりに、長年悪臭を放つアルカナ達を相手にしてきたせいで、鼻があまり利かない。

 近付くにつれて町の全貌はよく見えるようになったが、背の高い城壁に囲まれており、中の様子までは見えなかった。その壁もあまり立派なものではないから、大きな町ではないだろう。

 あの町は無事なのだろうか。不安を抱くと焦燥感に駆られ、自然足早になる。コートを握ったまま着いてくるジゼラの歩みも、どこか焦っていた。

「臭いぞ」

 ジゼラが唐突に呟いたので、ヴォルフは顔をしかめて肩越しに彼女を振り返った。

「仕方ないだろう、三日も湯を浴びていないんだ」

「違う、あなたのにおいは好きだ。空気が臭い」

 と言うことはやっぱり臭うのではないかと思ったが、ジゼラが鼻を鳴らしていたので何も言わなかった。犬のようだ。

「死体の臭いだ。焼いているのかも知れぬ、きな臭いぞ」

 火元が見えなかったから、燃えているのは町の中の何かだろう。アルカナ化を防ぐ為に火葬する事はあるが、こんな乾いた荒野の町中で死体を燃やすのは自殺行為だ。炎が燃え広がって、大規模な火災になりかねない。

 しかし、町中で火の手が上がっているような様子も見受けられなかった。ここまで近付けば、煙と砂の区別ぐらいはつく。

 つまり今何かが燃えているのではなく、燃えカスの臭いなのだろう。そんな臭い、普通は感じ取れない。そんなに大きく燃えていたのだろうか。

「煤がすごいな」

 言われて足下を見ると、地面に黒い粒が点々と散らばっていた。風の強い土地だから、ここまで飛んできたのだろう。

「昨日今日だな。一足遅かったか」

 煤が砂に埋もれずに残っているという事は、落ちてからそう時間は立っていないはずだ。もう少し早く前の町を出ていたら、間に合っていたのかも知れない。

 近付いた城壁の大門は、完全に開け放たれていた。門から垣間見える町中には、家が石造りであるせいか、変わった様子も見られない。しかし何かが燃えたようなきな臭さだけは、ヴォルフも感じ取っていた。

「誰もいないな」

 見る限り民家が多いものの、ジゼラの言う通り人影はなかった。門をくぐって中へ入ると、焦げた臭いが一層濃くなる。

 門から続く通りが荒れている割に、両脇の建物は無事だった。道の所々に炭と化したものが落ちているから、火の手が上がっていた事は確かなのだろう。

「変だな、ここの家は。黒い石だ」

 ジゼラの呟きにはっとして、ヴォルフは石造りの建物に触れた。一撫でした指先に黒い煤が残り、石にはくっきりと指の跡がつく。煤の下からは、石本来の黄土色が覗いた。

「黒い石ではない、煤だ。町中燃えていたのか」

「なら、中は無事だろうか」

「開けるなよ、蒸し焼きにされた死体が出てくるだけだ」

 扉にかけていた手を止め、ジゼラは慌てて先を歩くヴォルフを追いかけた。再びコートを握った手に、力がこもる。ヴォルフは彼女をここまで連れてきてしまった事を後悔した。

 しかし、外で一人で待っていろと言う訳にも行かない。荒廃した町を眺めつつ、ヴォルフは通りをゆっくりと歩いて行く。

「人のいない町とは、静かなものなのだな」

 ジゼラの声は、少し暗かった。廃れた町を見るのは初めてなのだろう。

 行く手に、瓦礫の山が見える。倒壊した家屋を何かが踏み荒らして行ったかのように、石が崩れていた。そちらへ近付いて見ると、一直線に家が崩れているのが分かる。

「『戦車チャリオット』が出たな。もういないようだが」

「戦車?」

 頷いて見せると、ジゼラは細い眉をひそめた。知らないのだろう。ヴォルフも「戦車」を見た事はないが、話には聞いている。

「タロットだ。町を踏み荒らしては、報復の炎で人を焼き尽くすと伝えられている」

「報復なのか?」

「復讐を意味するカードから出来た化け物だからな。世を焼き尽くすまで、止まらないと言うが」

 眉根を寄せて複雑な表情を浮かべ、ジゼラは改めて辺りを見回した。倒壊した家屋の破片に混じって、炭化して真っ黒になった塊が見える。何かが燃えたのか、或いは人か。遠目には分からないが、ひどいものだ。

 タロット達は皆、町一つを単体で破壊し尽くす力を持つ。放置すれば幾つもの町が廃墟となり、尊い人命が奪われる。ヴォルフもわざわざ探そうとはしないものの、見かければ被害者を出さない為に逐一倒すようにしている。面倒だとは言っていられないし、タロットを倒せば食い扶持も稼げる。

 こんな風に荒廃した町を見る度に、胸が痛む。ヴォルフが何かした訳では決してないが、対抗策を持つからこそ、罪悪感に駆られるのだ。到着がもう少し早ければこの町も無事であっただろうかと、そう考えてしまう。

 何を考えていたものか、黙り込んだまま着いてきていたジゼラが唐突に顔を上げ、ヴォルフの袖を引いた。見ると、彼女は眉をつり上げている。

「よし、倒そう」

 ヴォルフの全身から力が抜けた。彼女の発言の全てが理解に苦しむ。

 単純な娘なのだ。荒廃した町を見て正義感に駆られてしまったのだろうが、タロットはジゼラがどうにか出来るようなものではない。少しは恐れを知って欲しかった。

「……何にせよ、出会したら戦わねばならん。気を付けろよ」

「分かった。探そう」

 そうではない。ヴォルフは一気に疲れて肩を落とし、瓦礫の山を乗り越える。

 まだタロットの気配は感じないが、あれらは荒廃した町に潜んでいる事もある。注意しなければならないのは自分で言った通り分かっているものの、今は水が欲しかった。砂漠の町は必ずオアシスを囲むように出来るものだから、水場がない筈もない。

「ヴォルフ」

 町の中心へ向かうヴォルフを、ジゼラが呼び止めた。振り向くと、彼女は瓦礫の山を指差している。

「あちらに何かいる」

 怪訝に片眉を寄せて指差された方を注視したが、ヴォルフの目にも何も見えなかった。何かの気配があったのだろうか。

 ジゼラと顔を見合わせてから、ヴォルフは瓦礫の山へ近付く。タロットがいればすぐに分かるから、人間でなくとも動物ではあるのだろう。腐敗臭もしないので、恐らくアルカナでもない。

 そしてヴォルフが目線の高さまで積み上がった瓦礫を避けた瞬間、崩れる石の向こうから、悲鳴が上がった。


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