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隣のとなりの朝水さん  作者: 一季 巡


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3/3

真面目なはずの俺の忘れ物

俺には、毎日のように顔を合わせている同年代の女性がいる。

だが、残念ながら恋人ではない。

そう、家が近くの幼馴染というやつだ。

そして、そいつが幼少期、俺にこんな事を言った事がある。

「たかくんは強くてカッコいいね!」

断じてその言葉を引きずっているものではないが、しかし、俺は今でも毎日筋トレを続けている。

今日昼飯を食べてない分夕飯おかわりをした後、正直トレーニングはサボりたい。

ちょっと勉強してからにする。

その後は必ずやろう。

やっべ忘れてた。

夜中何か忘れてる気がしてなかなか寝付けないと思ったら、筋トレをしてない。かと言って、今ここでやると家族を起こす羽目になる。

俺は庭に出た。そこでいい感じにトレーニングを終えた。

これでやっと寝られる。

部屋に戻ってベッドに倒れ込もうとしたその時、落書きされたジャージが視界に入る。

(洗濯出すの忘れてた・・・。)

洗濯機に入れておく。幸い明日は体育がないのでこれで良い。

遅くはなったが、割とスッキリと眠れた日だった。


次の日、学校にて。

「体育あるのかよ・・・。」

授業変更で数学だったはずの1限が体育になっていた。

ジャージは國村から奪い取った。

・・・はずだが、机の上にジャージが置いてあった。見覚えの無い紙片も。

嫌な予感はしたが、見ない訳にはいかず、裏面を見る。

(忘れ物はダメだけど、貸してあげる。次はないからね)

慌てて置いてあったジャージの胸元の名前を確認する。

朝水 那月

「こっちの方が絶対駄目だろ!」

思わず叫んでしまった後、周囲の視線を無視して何事もなかったかの様に着替えを再開する。そして、このようなミスが二度と起きない様に、絶対に朝水とアドレスを交換する事を心に決めた。

ちなみに当然だが、朝水のはちゃんと本人の席に戻しておいて、ジャージは國村のを着た。

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