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ダンジョンマスターの贈り物  作者: 穂村満月
第6章.16歳
197/463

197.ポイント交換

 パドマは、夜なべをして、服を作った。ベッドの下には、大量のサイズアウトした服が死蔵されている。それを元に、継ぎ接ぎして作った。シャツを作り、ズボンを作り、モゼッタを作り、ストラを作り、巻きスカートを作り、、、。ルーファスと共に研究した、簡単に着られて、動いても崩れなくて、肌も体型も隠す服をチクチク縫った。ほつれたら目も当てられないので、手間だが、細かく細かく縫った。パットの馬鹿野郎だと思って、ぐさぐさと針を刺した。


 今日は、その服を着て出陣する。お兄ちゃんのペンダントを外し、茶色の腕輪を外し、アクセサリーの類いは身につけない。髪は、服を作って余った端切れで作った紐で、一本に縛る。

 剣も置いて行く。剣鉈も持たない。剣帯からパット人形も外し、フライパンを吊るした。戦闘力に若干の不安を抱いたので、黄色いクマを背負って、ヤマイタチを抱いていく。


 今日は、家を出るとザワリとした。皆パドマの姿に注目しているのは同じだが、その表情は違った。服が違うことはたまにあるが、髪飾りや耳飾りがないことに、皆が注目していた。パットの昨日の所業は、情報共有をして、皆が知っている。その結果、パドマの心がどうなったのかを推し量ろうとしているのだ。聞けばわりと何でも答えてくれるボスだが、直接問うのは遠慮している。綺羅星ペンギンの護衛は、どちらかと言うと、パドマの身体ではなく心を守るための集まりだった。

「おはよう、グラントさん。何かあった?」

「本日は、護衛係として参りました。護衛の働きぶりの確認をするのが目的です。よろしくお願い致します」

「そっか。ありがと」

 パドマは歩きだした。パドマも皆が気を遣ってくれているのには、気が付いていた。グラントがいるのも変だが、約束もしてないのにハワードたちもいるし、かと言って通常の護衛を担当しているメンツもいる。

 そんな中、ただ1人、師匠だけが震えていた。パドマの覚悟がヤバすぎる。パットのことを怒っているのはわかるが、茶色のブレスレットを外せば、予期しない殺人が起きる可能性があるのだ。自分が死ぬことよりも、他人がちょっとケガすることを気に病むパドマを、そこまで追い詰めてしまったことに、師匠は確証を得てしまった。それで誰かが失われようものなら、目も当てられないことになるだろう。どうでもいい師匠の身体が欠損する度に、何度でも飽きずに泣きじゃくっていたのは、それほど昔ではない。

 機能さえ満足すれば使ってくれる、武器も置いてきていた。そこまでして排除したいと願われてしまった自分は、どうしたら許されるだろう。『ごめんね』の蝋板を持って、師匠は震えて泣いていたが、パドマには一瞥もしてもらえなかった。怒っても蔑んでもくれなかった。いることには、気付いていると思うが、それが不安になるほどに、感情の揺らぎが見れなかった。視界にも、入れてもらえていない。見えているハズなのに、見えていないようだった。

 師匠は堪らず、パドマの手をつかんだが、パドマは護衛に助けはいらない、無視しろと指示を出すだけで、受け入れても振り払いもしてくれなかった。抱きしめても、触ってはいけないところに手を伸ばしても、反応がなかった。師匠は項垂れた。

 師匠が手を離すと、パドマはダンジョンに向かって歩いた。



 パドマは、ダンジョンセンターに着くと、まっすぐ景品交換窓口に行った。新しい剣をもらう予定でいる。景品交換窓口の奥に、イレの家の大家さんがいるのを見つけた。

「お姉さん、こんにちはー」

 パドマが手を振ると、窓口に来てくれた。

「こんにちは。あの男は何してるのかしら。嫌な思いはしてない? 大丈夫?」

 大家の視線の先では、イレが床に転がって大爆笑している。性格の悪さにドン引きしてしまうが、育ての親がアレなら、屈折してしまっても仕方がないかもしれない。

「友だちがいない寂しいおじいちゃんが、最近、楽しそうなんだ。特に害はないと思うし、放っておいてあげようよ」

「そう? イジメられてなければ、いいのだけど。今日は、何か欲しい物があるのかしら?」

「うん。片手で扱えるような手頃な剣ってあるかな? オススメの物を見せてもらえる?」

「承知致しました。少々お待ち下さい」

 大家は、職員に戻って礼をして、ヤマイタチを出してきた奥の部屋に入って行った。


 パドマが窓口の前で佇んでいると、地の底から湧いて来たような恨みがましい低音が響いた。

「剣をここで手に入れようたぁ、どういうこった」

 振り返ると、そこにいたのは、武器屋のおっちゃんである。剣をザクザクと10本ほど入れたカゴを背負って立っている。

「あ、おっちゃん、何日かぶり!」

「人に剣の発注を出しておいて、何やってやがんだよ! サンドイッチの剣を作れなんて無茶振りしやがって。武器屋だっつっても、そんなもの作ったことがねぇんだよ。製法から違うとか、大変だったんだぞ」

 大鎚でケガをさせられた師匠が、罰としてイレに寸胴拾いを命じたのだが、拾った寸胴は、全て武器屋に持ち込まれた。そして、それを材料として使い、パドマの剣を作れと師匠が発注を出したのだ。

 寸胴の素材は一種類ではないそうで、縞模様入りの金属を芯材にし、銀ピカの金属ではさんで、さらに黒素材でコーティングして作れなどという条件が積まれ、おっちゃんがとても困っていた。

「いや、だって、納期いつでもいいよ、って言っちゃったしさ。今日、使う剣が欲しかったんだ。別にいいじゃん。気に入れば、両方使うし」

「2本でも3本でも、俺の剣を持ってけばいいだろう。試作全部使ってくれていい」

「ああ、うん。試し斬りは任されるけども。この適当な拵えで使えるのかな?」

 鞘は白鞘のままだが、柄も白鞘に無理矢理鮫皮と柄糸が巻かれてるだけに見える。パドマが自分でやってももう少しマシかな、という代物をプロから渡されたのが、残念な気持ちにさせた。

「使う分には、問題ない。桃色にしなきゃ、使ってくれないんだろ? 本物は今作ってるから、少し待ってくれ」

「いや、もっと地味な色にして欲しいけど。茶色がいいな」

「前は、、、そうか。そうだな。茶色だな。いいだろう。作ってやるよ」

「よろしくー」


 そんな話をしていたら、大家が剣を数本抱えて戻ってきた。

「お待たせいたしました。こちらが、もっとも英雄様に相応しい品です」

 大家が出したのは、ガードの中心に太陽のようなモチーフが付いており、その周囲に火か水か何を模しているのか判断がつかない流線形の何かが付いている剣だった。とても実用品とは思えない、トゲトゲとした代物だ。鞘を抜いたら、透明のブレードが出てきた。

 それを見て、パドマはとても残念な気持ちになった。そんな物の存在は最近まで知らなかったのだが、イレはスゴイ剣だと言っていた気がする。すぐへし折れたし、スゴイの意味が実用品としてではなく、美術品的価値なのかもしれないが、パドマはその剣に関わりたくない。ブレードが半分も出てないところで、鞘に収め直し、大家に返した。

「ごめん、お姉さん。それは見た目が気に入らないから、違うのがいい。性能が良かったとしても、別のがいいな」

「そう? どんなのが好き?」

「んー。見た目が普通で、切れ味が良くて、長さがこの剣くらいのがいいかなぁ? なんで、この剣は赤いんだろうね」

 パドマは、大家が持ってきた剣の一本を指差した。

「ごめんなさい。ナイフが赤いから、色は揃えた方がまとまるかと思ったの。赤は、嫌いだった?」

「ああ、これは、イレさんの趣味だよ。女の子は赤が好きなんだって。おじいちゃん世代は、きっとそうだったんだよ。実際のところは、人それぞれだと思うけどね。

 でも、そっかー。同じ色で揃えた方がいいってのは、一理あるかも。お姉さんのオススメなら、それもいいかもね。抜いてみてもいい?」

「どうぞ」

 許可があったので、手に取って、抜いてみた。拵えだけなら、作り直しもできるかいいか、と思ったのだが、刀身も渋い赤色だった。

 こんな刃物を作るのは、師匠くらいだと思っていたが、他にも製作者がいたようだ。手持ちのナイフも同様なのだから、それはそうなのだろうが。

 握った感覚は悪くはない。振ってみれば、また感想が変わるかもしれないが、パドマの小さな手で握ってなじむものは、希少だ。特注品ばかり使ってきたので、詳しい方ではないのだが、大体は我慢をすれば使える程度なのだ。

 長さは、師匠にもらった剣と同じなような気がする。見た目よりも軽く、扱いやすそうである。刀身が細いのは少々不安であるが、既製品であればこれ以上の物はないかもしれない。

「これ、もらおうかな。ポイントが足りるといいんだけど」

 パドマのポイントは、いつの間にやら一億などとっくに突破して、一億五千万も超えている。剣一振りならば、総ポイントを費やせば足りるだろうが、できたら五千万以内に収まるといいなぁ、と思っている。一億ポイントの使い道は、幼い頃の夢がある。どうでもよくなってきてしまっていて叶えていないのだが、毎日頑張っていた自分に免じて、それは取っておいてあげたいと思っている。

「本当はね、三千万ポイントの剣なんだけど、今朝見たら、一千万ポイントになってたの。お得でしょ?」

「何ポイントでもいいよ。お兄さんが出すし!」

 爆笑の渦から生還したらしいイレが窓口までやってきていた。

「え? 一千万なら、出せるからいいよ。いらないよ」

「お兄さんのカードが壊れたら、どうしてくれるの? 払わせてよー。お願いだよー」

「いや、それが本当なら、なおのこと、自分のポイントを使いたいんだけど」

「パドマは、どれだけ貯めたの?」

「ん? これだけ」

 パドマは、登録証を出して見せた。

「いち、じゅう、ひゃく、せん、、、。なんだ、まだ一億五千万じゃない。あと10倍貯めても100倍貯めても余裕だよ。お兄さんの方が切実だから、お兄さんのを使ってよ!

 パドマが使えそうなオススメと、ペンギン君たちにまけそうなオススメ何かない? そうだ! パドマを全身アクセサリーまみれにしよう。頭から足の先までさ。お揃いをペンギン君たちにもあげてさ。そしたら、少しはポイント減るよね。またしばらくダンジョン通えるようになるよ。迂闊に敵を倒すと、カンストしそうで困ってたんだよ。ぬいぐるみも、もらおうか」

「いやいやいや、いらないよ? ただでさえ、今日は2個も持って来たんだよ? もう持ちきれないし」

「師匠のアクセサリーは、いーっぱい付けてたのに? お兄さんのプレゼントじゃ嫌だから? お兄さんはただ、師匠の嫌がる顔を見たいだけなのに、寂しいな。そっか、そうだよね。師匠のだから良かったんだよね」

 イレは、口元がニヤついているようだった。またロクでもないことを言って、パドマをからかおうとしているのだとわかったが、無視することもできない。パドマは、きっちり否定した。

「違うし! あれは、断るのも面倒になってただけだし! いいよ。全身付けてあげるよ。但し、イレさんの見立てじゃなくて、お姉さんの見立てだからね。イレさんのセンスは、本当に困るから。恥ずかしすぎて、罰ゲームすぎるから」

「ひどいっ。お兄さんだって、やればできる子だもん。赤! 赤いアクセサリーをどどんっと持ってきて、見立てるから! ぎゃふんと言わせてみせるよ」

 カウンター下から出されたアクセサリーから、イレは次々と商品を選び、パドマを飾っていった。ペンダント、イヤーカフ、バングル、リング、ブローチ、ティアラと新しいものを選ぶ度にパドマの頬が引き攣って、青ざめていく。そろそろ涙が浮かびそうだな、とハワードが思った頃、パドマは音を上げた。

「ぎゃふん」

「え? タイミングが違うよね。まだ選び終わってないから」

「もう無理。許して欲しい。こんなに大きな石の指輪を全部の指にはめるとか、有り得ない。剣が握れないし、指が痛い」

 石の色もとりどりだが、地金の色までまちまち過ぎて、見た回数だけため息がこぼれる手になってしまった。大きな石が隣の石とぶつかっているので、常に指は全開にしていないといけないし、ところによっては、指の付け根が裂けそうに痛い。精神的にも肉体的にも苦行をもたらすアクセサリーだった。

「全部の指につけてくれた方が、ポイントが減るでしょう? なんなら、指一本に3つくらいつけて欲しいし、ブーツの中の足の指にもはめようかと思ってるくらいなのに」

「そんな基準で選んでたのか。ポイントが減るからとかじゃなくてさ。オシャレだからとか、似合うからとかで、選んで欲しかった」

「似合うから? な、そんな恥ずかしいことするの?! いや、無理むり無理。そういうのは、苦手だから。お兄さんの特技は、財布だから」

「似合わない物を身につけて歩くウチの気持ちも、少しは考慮してくれないかな。選んでくれなくていいから、アクセサリーの押し付けをやめて欲しい」

「それは、ダメ。お兄さんが困るから。見立てるよ。石屋の息子の本気を見せてやる!

 パドマの肌色からいったら寒色が似合うけど、絶対、赤! パドマは、赤い神様だから。明るくて透明度の高いルベライト色。ペンダントは、ちょっと大きくてもいいよね。他の石は小さめにして、清楚感を、、、なんだこれ、ポイント減らないな! うぅう。透明石なら、重ねても怒らないよね。キラキラ可愛い透明石のアクセサリーも出して」

 ああでもない、こうでもないとイレが見立て終わると、パドマはとても不安そうな顔をしていた。

「変? 変だよね。お姉さん、辛口評価で、イレさんを叩きのめして!」

「そうね。叩きのめしたい気持ちはあるのよ。でもね、素材が良すぎて、叩けないの。装飾過多だと言いたいのに似合うんだもの」

「お兄さんの見立ては、完璧だよ! 他の人には無理でも、パドマ向けに見立てたんだから。可愛いでしょ? お兄さんの見立てたパドマ。見てよ。師匠の悔しそうな顔、最高。頑張った甲斐があったよ」

 満足そうなイレと、装飾過多でキラキラしてるパドマを離れた場所で、震えながら師匠が見ていた。護衛たちはイライラしていたし、武器屋の主人は呆れたような顔で見ていた。

「ルベライトの男物ある? ペンギン君たちにプレゼントしよう。出してだして」

 イレは、パドマの剣とアクセサリーの精算を済ませ、男物のアクセサリーをドンっとパドマに渡した。

「お兄さんが配っても誰も喜ばないから、パドマが見立ててあげて」

「これ、変な効能付いてないよね?」

「何もないよ。ちょっと元気になる気がするとか、嫌なことが起きませんようにとか、そういうお守りだって聞いた気がするけど。お守り程度でも、ダメ?」

「それならいい。みんなに、聞いてくるね」

 パドマは、箱に入ったアクセサリーを持って、まっすぐギデオンのところに行った。

「あのさ。サイズ入るのある? 本当はさ、腕輪をカッコよく付けて欲しかったんだけどさ。入る気がしないよね」

 ギデオンの首も腕も、パドマの胴回りくらいありそうなのだ。男物を持ってきても、入るものがある気がしなかった。ギデオンサイズがあれば全員大丈夫だと思って、パドマは来たのだが、真っ先に来られると思わなかったギデオンは、目を白黒させた。

「指輪なら、もしかしたら?」

「よし、こっちについて来い。お姉さーん、ギデオンが付けられる腕輪ない?」


 綺羅星ペンギンの皆にアクセサリーを配り、余ったアクセサリーは、武器屋のおっちゃんとイレと、職員のお姉さんたちに渡して終了した。師匠は、欲しいアピールもせずに、そっと隅っこに立ったままだった。

「あ、グラントさん、この剣、持ってもらってもいい?」

 パドマが、武器屋のおっちゃんが背負うかごを指さすと、持ち主が首を振って否定した。

「いや、悪いが、嬢ちゃん。これは俺が持って行く。本当に使えるかを、この目で見たい」

「え? おっちゃん潜れるの?」

 いっつも武器屋のカウンターでだらけているのが、パドマの中のおっちゃんの生活のすべてである。正直、武器を鋳造している姿すら、あり得ないと思っている。おっちゃんが火蜥蜴やミミズトカゲと対峙しているところなど想像ができない。男なら誰でも行けると言っていたのだから、行けるのかもしれないが。

「俺だって、アーデルバードっ子だ。行けるに決まってんだろ」

 自信満々に言われても、まだパドマは信じられない。顔も体格も厳ついのに、ダンジョンよりお茶と茶菓子が似合うのである。

「何階層まで?」

「な。いや、それは、、、乙女の秘密だ!」

 急に、武器屋がひよった。聞いてはいけない質問だったようだ。武器屋は武器屋であって、探索者ではないのだから、別に一流である必要はないだろうに、プライドが刺激されるようだ。聞いたのが小娘だったのがよくなかったのかもしれない。パドマは護衛対象が増えたと、グラントに目で合図をした。

「誰が乙女なんだよ」

「俺だ。日々、野郎どもの収入ばっかり気にしてるからな!」

「それが乙女の定義なのか。嫌な乙女だな」

「ちなみに、嬢ちゃんは、乙女の範疇に入ってるか?」

「どうだろうね。誰がいくら稼いでても知ったこっちゃないけど、稼ぎの悪いヤツがたらたらしてるのを見ると、きびきび働けって思ったことはあるね」

 過去を思い返して、パドマは答えた。

触れてはいけないところは、どこでしょう。

真っ先に思ったところは、あそこです。鼻の穴の中。

パドマが怒りそうなところって、他にありますかね?

もうネタ切れしています。


次回は、武器屋のおっちゃんから見たパドマたち。

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